新型コロナウイルスの感染拡大を受け、函館市内などの大学は、オープンキャンパスや学校説明の新しいかたちを模索している。学校を紹介する動画の配信や、インターネット上で進路相談を受け付けるオンライン化が進む一方、従来のオープンキャンパスは規模を縮小して開催。入試担当者は学生集めに工夫を凝らす。 「留学では、語学学習のほかに、現地の友人と街を散策して、ロシアの文化を肌で感じることができます」。 ロシア極東連邦総合大函館校(函館市元町)は、学生が出演して学校行事や留学について紹介する10分間の動画を作成し、6月中旬から動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。動画制作に携わったロシア語科2年の小栗大和さん(20)は「学校の雰囲気を少しでも感じてもらいたい」と話す。