電力需給がひっ迫している本州方面に融通する影響で、北海道電力の管内では29日、電力供給の余力を示す「予備率」が5%を下回る可能性があるとして、北海道電力ネットワークは新たに設けた「電力需給ひっ迫準備情報」を初めて出し、家庭や企業に対して節電の準備を進めるよう求めています。 北海道電力によりますと、厳しい暑さの影響で29日、東京電力、東北電力を含めた管内の電力供給の余力を示す「予備率」が5%を下回る可能性があるということです。 このため、北海道電力の子会社で送配電事業を手がける北電ネットワークは、道内に「電力需給ひっ迫準備情報」を出しました。 準備情報はことし5月に新たに設けられた制度で、発表されるのはこれが初めてです。 北電は家庭や企業に対して無理のない範囲で節電の準備を進めるよう求めています。 【電力需給ひっ迫準備情報とは】 「電力需給ひっ迫準備情報」は電力需給がひっ迫する事態に備えて少