Ⅱ.2.6.ログ関連ディレクティブ vsftpd のログは、vsftpd 形式または xferlog (wu-ftpd 互換) 形式を選択可能。 両形式を出力させることやログを取らないことも可能であり、デバッグ用の詳細なログの出力も指定できる。 default : YES ログ取得の有無を設定する。 ディレクティブ名は xferlog_enable となっているが、vsftpd 形式ログにも関係する。 YES ログの取得を行う。 ログ形式は xferlog_std_format ディレクティブの設定値で決まる。 ログファイル名は、決定したログ形式に基づいて xferlog_file または vsftpd_log_file ディレクティブが参照される。 NO ログの取得は一切行わない。 他のログ関連ディレクティブは、その設定値に関わらず意味を持たなくなる。 他のパッケージではデフォルト値が
バージョン管理システムと言うとSubversionやCVSが有名だが、近年急速にユーザーを増やしているバージョン管理システムに「Git」 がある。GitはLinuxカーネルの開発リーダーとして知られるLinus Torvalds氏が中心となって、Linuxカーネルの開発に使用する目的で開発した分散型バージョン管理システムである。2005年に開発が開始されて以来さまざまなプロジェクトでの採用が進み、現在ではPerl 5やRuby on Rails、Android、Wine、X.orgなど、有名な大規模プロジェクトで採用されるに至っている。 本記事では、このGitを使用するのに必要な「分散型バージョン管理システム」の基本的な考え方を紹介するとともに、Gitの導入方法や基本的なGitの使い方について解説する。 分散バージョン管理システムとは? GitはLinuxカーネル開発で用いられることを前提
1. 全文検索は、どうして必要なの? 「全文検索」という言葉をご存知の方は多いと思います。 Wikipediaによると、全文検索とは、「複数の文書(ファイル)から特定の文字列を検索すること」です。イメージとしては、UNIXのgrepコマンドに近いかもしれません。grepコマンドでは、ファイルをシリアルに走査して文字列を探すため、データ量に比例した検索時間がかかります。 Oracle Database における、grepコマンドに相当する機能としては、ワイルドカード検索があります。例えば、データベース表から「ウェンディ」という文字列を含む行を探すには、 SELECT xxx FROM <表名> WHERE <列名> LIKE '%ウェンディ%' のように検索を実行します。 中間一致のワイルドカード検索は、grepコマンドと同様、全データをシリアルに走査して文字列を探します。このため、データ
日本では4月に発表された「Red Hat Enterprise Linux 5」は、大規模な基幹システム向けに設計された商用オペレーティングシステムです。大規模ストレージのサポートや最新の仮想化技術の採用など、多くの新機能を搭載しています。 ここではRed Hat Enterprise Linux 5のインストール手順を詳細に説明していきます。 それではRed Hat Enterprise Linux 5のインストール手順を説明します。ここではIntelおよびAMDアーキテクチャのサーバにRed Hat Enterprise Linux 5のCD-ROMを使ってインストールする一般的な方法で進めます。 まずCD-ROMドライブにRed Hat Enterprise Linux 5のCD-ROMを挿入します。インストール対象のサーバの電源ボタンを押し、電源を投入します。CD-ROMブータブル
JavaアプリケーションはJavaソースを(C言語やC++等と同様に)コンパイルし、コンパイルして出来たファイルを実行するもの。 (実際にはJavaで作った全てのプログラムがコンパイル・実行するものだけれども、ここではJavaアプレットやサーブレットと区別する意味で「Javaアプリケーション」と呼んでいる) javacコマンドでコンパイルし、javaコマンドで実行する。 実行は、クラス内のpublic static void main(String[] args)メソッド(あるいは...)から行われる。 JDK1.5から、main()が実行される前にメソッドpremain()を呼ぶこともやろうと思えば出来るようになった。[2007-11-12] コンパイル方法と実行方法 [/2008-12-20] 単一ファイルソースコードの実行 [2018-10-01] 複数ファイルソースコードの実行 [
2007/xx/xx xx:28:50 org.apache.tomcat.util.threads.ThreadPool logFull 致命的: すべてのスレッド (200) が現在稼働中で待機しています。maxThreads (200) を増やすか、そのサーブレットのステータスをチェックしてください これは、Tomcatの持つスレッドプールが最大スレッド数に達してしまったという内容のメッセージだ。Tomcatは、スレッドの生成/破棄のオーバヘッドを削減するため、スレッドプーリングの機能を持っている。スレッドの数が多過ぎるとサーバ上のリソースを消費し過ぎてしまうため、プールには上限値として最大スレッド数を設定できる。 ■Tomcat解剖 それでは、最大スレッド数に達した場合にはどうなってしまうのか。それを理解するためには、Tomcat内部の動作に関する知識が必要となる。図3はTomca
本記事は、HP-UX Developer Edgeに掲載された記事を株式会社アットマーク・アイティおよび本記事の筆者が独自の判断のもとに加筆・修正したものです。 今回は、Javaにおけるヒープ・メモリ管理の詳細を説明します。JVMのヒープ・メモリの中で、新しいオブジェクトと古いオブジェクトがどのように配置されるかを理解することで、ヒープ・メモリが有効に利用されているか否かを判断することができます。また、JVMが出力するガベージ・コレクションのログを解析し、オプションの指定によってヒープ・メモリのサイズを適切にチューニングする方法を紹介します。 Java ヒープ・メモリの構造 Javaにおけるガベージ・コレクションのメカニズムを理解するには、まずヒープ・メモリの構造を知っておく必要があります。 図1は、JVM におけるヒープ・メモリの構造を示したものです。この図が示すように、ヒープ・メモリの
【真夏の夜のミステリー】Tomcatを殺したのは誰だ?:現場から学ぶWebアプリ開発のトラブルハック(6)(1/3 ページ) 本連載は、現場でのエンジニアの経験から得られた、APサーバをベースとしたWebアプリ開発における注意点やノウハウについて解説するハック集である。現在起きているトラブルの解決や、今後の開発の参考として大いに活用していただきたい。(編集部) 【第1章】Tomcatが無応答!? トラフィックの多い大規模サイトでは、その負荷のためにさまざまな問題が発生する。それらの問題を回避するには、性能を考慮して作られたアプリケーションや、ノウハウに基づいたミドルウェアのチューニングが必要となる。 TomcatはServletコンテナとしての長い歴史を持ち、多くの採用実績を持つオープンソースのアプリケーションサーバ(以下、APサーバ)だ。大規模なサイトで採用される事例も出てきており、To
一覧テーブルの一覧 select * from DICT トリガー一覧 select * from USER_TRIGGERS; select * from user_objects where object_type = 'TRIGGER'; 実行sql一覧(dba) select * from v$sql where PARSING_SCHEMA_NAME='スキーマ名'; テーブル一覧 select * from USER_TABLES; カラム一覧 select * from USER_TAB_COLUMNS; オブジェクト一覧 select OBJECT_NAME, OBJECT_TYPE from USER_OBJECTS; データディクショナリ一覧 上記のような各データを持つテーブルの一覧 select * from DICT; テーブルのコメント一覧 select * fr
0. Contents 1.Concept 2.Test Script 3.Run Test 4.Summary 1. Concept コマンドラインにおいてファイルの行数を調べるには wc -l が便利だが、行数のみを変数に代入するには一工夫必要になる。 grep -c でもファイルの行数を数える事ができるので シェルスクリプトで扱う場合の最適な方法を探ってみる。 2. Test Script 100行の行番号だけが書かれたファイルを用意して 比較の為のスクリプトを作成した。 ソースは以下の通り。 Script1 #! /usr/bin/env bash seq 1 100 > test.txt a=$( wc -l test.txt ) b=$( cat test.txt | wc -l ) c=$( wc -l < test.txt ) d=$( grep -c '' test.tx
<続 X$BH に関する検証 ~その2~> ペンネーム ちょびひげ 前回は X$BH 表のSTATE列を見ることによって、バッファ上のオブジェクトの 状態が把握できる事を確認した。今回は「単一サーバ」、「単一セッション」 の環境でSELECT、INSERT、UPDATE処理時にデータベース・バッファ上のオブ ジェクトのステータスがどのように変化にするのかを見ていきたい。 検証環境とテーブル構成は以下通りである。 ************************************************************* ◆環境 Linux 2.4.2-2 Oracle9i EE Release 9.2.0.1.0 ◆テーブル構成 SQL> desc test Name Type --------- ------------------ ID1 NUMBER ID2 NUMBE
チャンク・サイズ チャンクとは1つまたは複数のOracleブロックです。LOBを含む表を作成する場合に、LOB用のチャンク・サイズを指定できます。これは、LOB値に対してアクセスまたは変更を行うときに、Oracle Databaseが使用するデータ・サイズに対応します。チャンクの一部はシステム関連の情報を格納し、残りはLOB値を格納します。使用するAPIには、LOBチャンク内で使用され、LOB値を格納している領域の量を戻すファンクションがあります。PL/SQLでは、DBMS_LOB.GETCHUNKSIZEを使用します。OCIでは、OCILobGetChunkSize()を使用します。SecureFilesの場合は、表領域のブロック・サイズの使用可能なデータ領域が戻されます。 サイズの小さいBasicFiles LOBのパフォーマンスに関するガイドライン データベース表内のほとんどのLOB
私の所属するOracleDirectでは電話やインターネットを利用して、各種のお問合せを頂いたお客様に対しまして、お客様の担当されておられるシステムの成約・成功のための各種ご支援をさせていただいております。単にお問合せに対する回答を行うだけでなく、ご要望があれば製品紹介や機能解説のプレゼンテーション、デモ等も電話とインターネット経由を併用して実施いたします。お問合せは無償ですのでOracle製品について確認したいことがございましたらお気軽にご連絡ください。 はじめに テーブルの容量見積については、OTN Japanに以下の資料・ツールが用意されています。 領域サイズの見積もり方法 領域サイズ見積シート ここで解説している見積方法は、資料「領域サイズの見積もり方法」の考え方をやや簡略化して、計算しやすくした方法です。また、指針を出すということを優先し、プラットフォームやバージョンによる違いを
<マテリアライズドビュー検証 まて マテ マテビュー その1> ペンネーム:クリープ 今回から、マテリアライズドビュー(以後マテビュー)について検証します。 マテビューについては、以前のメルマガ「Full Scanを速くしちゃう」で、 既に取り上げてますので、今回はさらに突っ込んだ形で、マテビューの機能 を検証していきます。題して! まて マテ マテビュー!! しばし、お付き合いを・・・ ※マテビューには、レプリケーション的な要素とデータウエアハウス的な 要素がありますが、今回はレプリケーションで使用されるような機能につ いては触れません。レプリケーションについての話を期待された方、あし からず。。。 ■■■■■今回のあらすじ■■■■■ 1)マテビューのおさらい 2)リフレッシュの機能検証 1)マテビューのおさらい それでは、おさらいも兼ねてマテビューについてさらっと確認。 マテビューとは
NTTコムウェア株式会社 プロジェクト管理統括部 技術SE部門 DB技術グループ 坂下 徹 Oracleデータベースの性能対策の重要な機能、「Statspack」や「Oracle Enterprise Manager 10g Diagnostics Pack」(※オプションライセンス)の利用ポイントをお伝えします。使わないと"もったいない"機能です!(Diagnostics Packの有無による違いはここ) - INDEX - ■ 1 はじめに ■ 2 シナリオ概要 ■ 3 Statspackレポートの分析 ・ 3.1 Snapshot ・ 3.2 Load Profile ・ 3.3 Instance Efficiency Percentages ・ 3.4 Top 5 Timed Events ・ 3.5 SQL ordered ・ 3.6 Tablespace IO Stats ・
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