フィンランド国境警備隊が公開した、海底ガスパイプライン「バルチックコネクター」の破損箇所から引き揚げられたいかりの写真(2023年10月24日撮影)。(c)Heikki Saukkomaa / Lehtikuva / AFP 【10月25日 AFP】フィンランド警察は24日、同国とエストニアを結ぶ海底ガスパイプラインが損傷した問題について、中国の海運会社が保有する香港船籍の船舶のいかりが接触したことが原因との見解を示した。 「バルチックコネクター(Balticconnector)」と呼ばれるパイプラインからガスが漏れているのが見つかったため、8日に運転が停止されていた。警察はこの日、6トンのいかりが海底を引きずられたことによりできたとみられる線状痕を捉えた写真を公開。いかりはパイプラインに接触後、船舶から外れたもようだ。 リスト・ロヒ(Risto Loh)刑事局長は記者会見で、「いかりはけ