【解説】「歌会始の儀」　愛子さま、千年経て心に響く“和歌への思い”詠まれる　今年のお題は「和」…4年ぶりにマスクなしで開催 新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が行われ、天皇皇后両陛下などの和歌が詠み上げられた。「歌会始の儀」は、4年ぶりにマスクやアクリル板のない形で行われた。2024年のお題は「和」で、およそ1万5,000首の応募か…

飲み過ぎるとさまざまな問題を起こしかねないお酒。周りに迷惑をかけないためにも、そして変な事件や事故に巻き込まれないためにも、常に冷静な判断ができる状態を保てる程度の量で楽しんでもらいたいところだが、米国のある男性は先日、酒を飲み過ぎて自ら起こした騒ぎが新聞に報じられる結果を招いてしまい、恥を晒してしまったようだ。 米紙ザ・ポスト・アンド・クーリアーや米ニュースサイトのRYOTニュースによると、問題の騒ぎを起こしたのは、大西洋沿岸にあるサウスカロライナ州チャールストンに住む35歳の男性。昨年11月3日、仕事を終えてバーレストランに入った彼は、余程おいしく感じたのか「大量の酒を飲み始めた」という。そして、当たり前のように途中から泥酔状態となって意識が途切れ、自分でも知らないうちに店を出ると、騒ぎとなる奇妙な行動を起こした。 家の方角へ向かった様子の男性は、差し掛かった川でなぜか橋を渡らずに水の

（ＣＮＮ） イタリア当局は２日、同国最南端に位置するランペドゥーサ島を目指していた４隻の船から８００人以上の移民を救出した。イタリア海軍が明らかにした。 ４隻の船はいずれも超満員の状態で、不安定な状態で浮いているところをイタリア海軍と空軍のヘリコプターが発見したという。救助されたのはアフリカ諸国やパキスタン、イラクなどからの移民で、イタリア海軍の船でシチリア島のアウグスタに移送される。 同国沖合では１日にも２００人以上の移民が救助されていた。 ランペドゥーサ島は、地中海にあるイタリアの島の中でアフリカに最も近いため、ＥＵ諸国を目指すアフリカ移民が同島に押し寄せており、島の周辺では移民船の事故が頻発している。 昨年１０月には同島沖で移民船が沈没し、アフリカからの移民３００人以上が死亡。さらにその数日後にも移民船が転覆し、３４人が死亡した。

米カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦を象徴する少女像をめぐり、米国人男性がこのほど米ホワイトハウスのホームぺージ（ＨＰ）の請願コーナーでオバマ大統領に像撤去を求める請願活動を始めた。請願が正式に受理されるには、来年１月１０日までに１０万件の署名が必要だが、１６日の時点で集まったのは２万件余り。達成は容易ではない。（田北真樹子）　「グレンデール市の公園に設置された侮辱的な像の撤去を」と題した請願を始めたのは、米テキサス州在住のトニー・マラーノさん（６４）。反捕鯨団体「シー・シェパード」（ＳＳ）による調査捕鯨への抗議活動で日本が不当におとしめられていると問題意識を持ったのをきっかけに、動画サイト「ユーチューブ」を使い告発を続けている。「テキサス親（おや）父（じ）」のあだ名で知られる。　請願コーナーで取り上げられる案件のほとんどは実現していないとされるが、マラーノさんは産経新聞の取

恒例の東京・築地市場の初セリが5日の日曜日に迫ってきた。ここ数年、上昇を続けてきたクロマグロの最高値は昨年、ついに1億5千万円を突破した。常軌を逸した相場に多くの関係者は眉をひそめ、世間からは驚嘆とともに違和感の声も上がっている。果たして採算は合っているのか。そして今年はどうなるか。すしチェーンの意地の張り合いこれほど注目されるようになる前から、初セリのマグロは一般よりも高かった。この季節、

1951年12月14日のダレスの東京ユニオンクラブ演説の全文が15日付日経の5面に載っている。が、それよりも大きくこのページを占めたのが「北太平洋の公海漁業に関する国際条約」である。15日の1面もダレス演説を押しのけて1面トップを飾ったのがこのニュースである。李承晩ライン暗示する社説この物語でも触れた日米加3国の漁業条約である。その交渉が妥結し、仮署名された。日経は15日付社説でも「日米加漁

かつて真珠の養殖技術の研究が行われ、実際に養殖も行われていた三浦市の油壺周辺で、「三浦真珠」の復活に向けた動きが始まっている。東京大学三崎臨海実験所（同市三崎町小網代）を中心に地元小学校や漁業協同組合有志、京急油壺マリンパーク（同）が連携。同実験所内に研究所分室を置く真珠製造販売のミキモト（東京都中央区）から技術指導などの後方支援を受け、海洋教育の一環として真珠の養殖に取り組む構想だ。すでに小網代湾で養殖に使うアコヤガイの稚貝を育てており、将来的には観光など地域活性化につながる可能性も秘めている。 同実験所は真珠養殖の技術開発の舞台となった場所で、初代所長の箕作（みつくり）佳吉（かきち）とミキモト創業者の御木本幸吉が共同研究を行ったとされる。御木本が三重県を拠点に真珠養殖を産業に発展させていく一方で、同実験所でも養殖法の研究が行われていた。昭和３０年代には油壺周辺の湾内で民間業者が養殖を

■１着５０万円／３０キロ持ち上げ／時速８キロ　パナソニックが、筋力を機械的にサポートして重い物を持ち上げる「パワードスーツ」を、世界で初めて量産することが２日分かった。平成２７年にも発売する。年間１千体を生産し、価格は１着５０万円程度を想定している。災害救助や原子力発電所内などでの利用を見込んでいる。将来的には、宇宙や深海などの過酷な環境下でも使えるスーツも開発する方針だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇　身体に装着し、人間の筋力を超える力を引き出すパワードスーツは、大学や民間企業などで研究開発が進んでいるが、量産化の例はまだない。パナソニックは、子会社でロボット事業を展開するアクティブリンク（奈良市）が、試作機の製造に成功したことから、２６年内に量産体制を整備する。　試作機は大型化したリチウムイオン電池を搭載し、モーターで動く。１００キロの重量物を持ち上げることができるほか、人間

幸福をもたらしてくれる神さまを1神ずつ参拝して回る「七福神めぐり」。恵比寿（えびす）、大黒天、毘沙門天（びしゃもんてん）、福禄寿、寿老人、布袋（ほてい）、弁財天の7体は日本の正月に欠かせない存在だ。中世の民間信仰から広まったものだが、この中で日本出身は恵比寿さまただ1人。あとは海外から招来した神さまたちだ。■夷、戎、蛭子、恵比寿…みな「えびす」恵比寿は「夷」「戎」「蛭子」などの漢字でも表記され

記事一覧 サバに包丁を入れ豊漁祈願　美浜・日向で「板の魚の儀」 （2014年1月2日午前7時10分） 児童２人がサバを切り分け、１年の豊漁を祈った板の魚の儀＝１日、福井県美浜町日向の稲荷神社 １年の豊漁と海の安全を祈願する正月行事「板の魚（うお）の儀」は１日、福井県美浜町日向（ひるが）の稲荷（いなり）神社であった。地元漁師らが見守る中、児童２人が独特の作法でサバに包丁を入れ「大漁」と叫んだ。 　漁業が盛んな日向で江戸時代から３００年余り続くとされる神事。波に揺れる船上で、刺し身などを振る舞うしぐさを表現する。船上に見立てた境内の長床（ながとこ）と呼ばれる建物内に、漁師ら男衆約４０人が集まった。 　若い衆の役をともに美浜北小６年の石川雄大君と上田智也君が務めた。裃（かみしも）姿の２人は、両腕を真っすぐ広げて歩く独特の動きを披露し、お神酒などを振る舞った。 　男衆から「さあ若い衆」と声がかかり

【バンダアチェ=共同】2004年12月のインドネシア・スマトラ沖地震から9年。巨大津波で16万人以上が犠牲になったアチェ州では、陸に押し流された船や壊れた建物など、津波の猛威を伝える「震災遺構」を観光に活用する動きが広がっている。大災害の教訓と防災の大切さを後世に継承するとともに、観光資源化を図る試みだ。州都バンダアチェには、津波で海岸線から内陸約3キロの地点まで押し流された大型船が残る。大勢

県内沿海部の漁業協同組合（２４組合）のうち、少なくとも約３分の１にあたる組合が再編に向けた検討を始めていることが２日、分かった。漁獲低迷などに伴い単独経営が厳しくなっている上、県が２０１３年度に新設した事業費助成制度が再編機運を後押ししている形だ。２０年近く合併の動きがなかった県内で、今年は複数の合併協議が同時並行で進む可能性もある。 県漁業協同組合連合会（県漁連）や県水産課によると、合併協議に向けて役員レベルで準備に入っている漁協の組み合わせは、現時点で４、５グループあるという。 県漁連は「このうち２グループの計４漁協が先行している」と説明。具体名は明かしていないが、「総会で組合員の了承を得られれば、２グループは本年度内にも地域合併協議会を設立させる段階にある」と話す。合併協議会では諸条件を数年かけて調整し、新漁協発足を目指すことになる。 背景には、漁獲量・魚価の低迷による水揚げ手

記事一覧 餅まいて豊漁祈願「舟祝」　福井市白浜町の正月神事 （2014年1月3日午前7時00分） 餅をまき１年の豊漁を願う住民ら＝２日、福井市白浜町の白浜漁港 一年の豊漁と漁の安全を祈る福井県福井市白浜町の正月神事「舟祝（ふないわい）」が２日、白浜漁港で行われた。小雨がぱらつく曇り空の下、船上から餅が放り投げられ、集まった地元住民ら約５０人が我先にと奪い合った。 　舟祝は、集まってくる人たちを魚に見立て、まき餌代わりに餅をまく行事で、約４００年続くとされる。 　午前９時ごろから、大漁旗が掲げられた漁船に船主や家族らが上がった。お神酒と塩で船を清めた後、大小の餅を威勢の良い掛け声とともに盛大にまいた。 　餅を拾うと縁起が良いとされ、袋を手に待ちかまえていた老若男女は歓声を上げながらもみくちゃになって“争奪戦”を繰り広げた。 　船主の一人、中野健治さん（６６）は「去年は結構釣れた。今年もたくさ

どんがら汁のおいしさを全国へ　石塚さん（鶴岡）が東京のコンテストに出品 2014年01月03日　14:38 タラをさばく石塚亮会長。初開催の「Ｆｉｓｈ―１グランプリ」でどんがら汁を振る舞う＝鶴岡市三瀬 東京都で18日に開かれる魚の祭典「Ｆｉｓｈ―1グランプリＦＩＮＡＬ（ファイナル）」に、庄内の冬の味覚「鱈（たら）のどんがら汁」が出品される。本県代表の「ファイナリスト」を手掛けるのは庄内浜文化伝道師協会の石塚亮会長（61）＝鶴岡市三瀬。「余計な手を加えずに、素材の良さを生かし、食べた人の心に庄内の海が見えるような料理にしたい」と意気込みを語る。 グランプリは社団法人大日本水産会（東京都）などでつくるフィッシュマーケットデザイン協議会が初めて企画。全国の水産物に光を当てて魚の消費拡大を図ることが目的で、「ご当地魚グルメコンテスト」「国産魚ファストフィッシュ商品コンテスト」の2部門で全国から応