多様な人が集まる拠点を作りたい！気仙沼に生まれる新たなシェアスペース「co-ba kesennuma」 2014.02.14 場の発明 場の発明 Junya Mori 気仙沼の風景 東北の震災からもうじき３年が経ちます。宮城県北東端の太平洋沿岸に位置する気仙沼市は、震災により大きな被害を受けた街のひとつ。 復旧から復興へと動き始めている気仙沼で、前へと向かおうとするエネルギーの集積地となるような場所が誕生しようとしています。 場所の名前は「co-ba kesennuma」。昨年、全国展開を始めたコワーキングスペース「co-ba」ブランドのひとつとして、気仙沼にオープン予定となっています。 http://youtu.be/q3E11wqMSA8 co-ba kesennumaのオーナーとなる杉浦恵一さんは、震災後に東北に入り、現在では気仙沼で起業し、家族と暮らしている人物。気仙沼に人の交流拠

気仙沼市長選　菅原氏、再選立候補へ　あす議会で表明 菅原茂氏 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選（４月６日告示、１３日投開票）で、現職の菅原茂氏（５６）が再選を目指して立候補する意思を固めたことが１２日、分かった。１４日開会の市議会２月定例会の冒頭、正式に表明するとみられる。同市長選への出馬の意思を固めたのは、菅原氏が初めて。現時点でほかに出馬の動きはない。 　１２日までに複数の関係者に立候補の意思を伝えた。１４日は議案の提案理由を説明する際に、再選出馬への意欲を明らかにする見込み。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた市の復旧・復興は道半ばで、震災からの復興に向けた関連施策などを公約に掲げるとみられる。 　菅原氏は気仙沼市出身。東京海洋大（旧東京水産大）卒。家業の水産会社を継いだ後、小野寺五典防衛相（衆院宮城６区）の公設第１秘書を経て、前市長の引退に伴う２０１０年４月の市長選で初当選した。

2014年2月12日 19時33分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 米誌に掲載された「世界の珍料理トップ10」を紹介している 1位には、日本のフグの刺身「てっさ」が選ばれた 外国では、フグに猛毒のイメージが持たれている 米リーダーズダイジェスト誌に掲載された、世界の“珍料理トップ10”をご紹介します。 1位　日本：フグの刺身“てっさ” 猛毒を持つとイメージされているフグは外国人にとって“死ぬ覚悟”で挑む食べ物のようです。 2位　カンボジア：クモの天ぷら ガーリックオイルで揚げ、外はカリカリ中は粘りのある旨さです。 3位　カナダ：大草原の牡蠣 料理名の「牡蠣」は使われておらず、牛の睾丸をハーブソテーしたもの。睾丸フェスティバルの人気料理です。 4位　フィリピン：バロット 孵化（ふか）直前のアヒルのゆで卵。サクサクとした骨の食感と、蟹味噌のような濃厚な味わいです。 5位　スコッ

茅ヶ崎漁港で２月８日に恒例の「初摘み 生わかめまつり」が開催された＝写真。 これは２００９年度から茅ヶ崎市漁業協同組合（米山時晴組合長）養殖の茅ヶ崎産わかめブランド「えぼしわかめ」の一斉直売会。ちがさき丸、沖右エ門丸、まごうの丸、一俊丸、渡船えぼし丸の５軒の漁業者が、わかめは１袋（約１kg）５００円などで提供。新発売の「えぼしわかめと相模湾産地魚のしゃぶしゃぶセット」約30個は20分で完売となった。えぼしわかめの味噌汁も無料で来場者にふるまわれた。 当日は大雪だったが、漁師持ち前の大きな声で「歯ごたえがあって旨味を感じる茅ヶ崎のわかめだよ」と笑顔で説明。米山組合長は「悪天にも関わらず、今年も皆さんの期待に応え開催出来て嬉しい」と柔らかい表情で話していた。

かつお節メーカー、カネサダ鰹節［かつおぶし］商店（西伊豆町）は田子漁港から約５００メートル離れた高台にある。 　薄暗い工場は薫香が充満する。中央には深さ２メートルのかまどが四つ。三枚におろしたカツオをずらりと並べた蒸篭［せいろ］が、４段重ねでたき火の上に置かれている。 　田子地区で継がれる技法「手火山焙乾［てびやまばいかん］」は、火加減が難しい。同商店の山本順也さん（５７）は、まきを細かく動かし、炎を調節する。「強すぎると身が膨れ、割れる。弱すぎて水分の抜けが甘いと後で良いカビが付かず風味が落ちる」 　時折、一番下の段から熱々のカツオを取り出し、素手で握って温度を確かめる。「手のひらの芯まで熱が伝わるか」。仕上がりの基準だ。加熱は４０分から２時間。季節や魚の状態で条件が違うため、時間は定めない。 　火入れが終わった蒸篭は４段積みの頂点に置く。入れ替えは妻初子さん（５８）との共同作業。それぞ

日向市は、県や延岡市北浦町の漁業者らと協力して、特産のへべすをえさに混ぜた「へべすぶり」の育成を進めている。かんきつ類を与えた「フルーツ魚」の試みは全国で始まっているが、県内では初めて。臭みがなく、変色や鮮度落ちも遅いという利点があり、ブランド化をめざす。　延岡市内で１３日に開かれた試食会。刺し身、すし、カルパッチョに調理された「へべすぶり」を行政や漁協関係者らが試食した。「ブリの臭みがなく、刺し身がうまい」「歯ごたえがある」など好評だった。　「へべすぶり」は北浦町にある丸正水産のいけすで育った。出荷前の約２カ月間、２年魚約１千匹にへべすの搾りかすの粉末を０・５％混ぜたえさを食べさせた。脂肪のつきが遅いせいか、普通のブリに比べて重さは１～２割軽いが、売値は通常の１キロ８００円に比べて１００円ほど高い。

新潟県佐渡市の両津湾で、またダイオウイカが水揚げされました。今年に入って3例目です。 14日朝に佐渡市の魚市場に持ち込まれたダイオウイカは、「触腕」と呼ばれる長い足2本が切れずに付いていて、体長約4メートル、重さは約25キロありました。持ち込まれた時には、海水を出す口や胴体が少し動いていたということです。

太刀魚の値段が1週間で最大7倍急騰した。ソウル市農水産食品公社は昨日、可楽市場で太刀魚上等級5㎏一箱の卸売り値が最近5年間、最高値である11万7千ウォンだったと明らかにした。これは去年、7万9千ウォンより49%あがった数値だ。また、太刀魚の中等級の今週の平均卸売値は6万4千ウォンで先週より4倍、下等級は4万6千ウォンで7倍近く暴騰した。しかし、業界では旧正月の連休直後、太刀魚の操業がなく、今週、済州島近くで波浪注意報が発令されて発生した一時的現象だと見ている。

大船渡市大船渡町の野々田ふ頭で13日朝、大船渡湾口防波堤（湾口防）の本体となるケーソンのつり上げ作業が行われた。ふ頭で作られた高さ17㍍、重さ約３５００㌧ものケーソンを国内最大のクレーン船で移動させるという、スケールの大きい作業が繰り広げられ、周囲に震災復旧・復興作業の進展を伝えた。 　大船渡湾口防は東日本大震災津波で倒壊し、国が27年度末までの復旧を目指している。 　その本体部分となるケーソンは、１函あたり高さ17㍍、幅21・６㍍、重さ約３５００㌧。従前に比べ２倍ほどの大きさで６階建てビルに相当する。 　全部で23函を設置する計画で、野々田ふ頭では昨年６月から今年１月にかけ、このうち８函を製作。据え付けに向け、まずは４函を１㌔ほど離れた対岸の赤崎町永浜へ運ぶこととなり、初日の同日、国土交通省東北整備局釜石港湾事務所が報道陣や行政関係者らに作業の様子を公開した。 　ケーソンは、陸上製作を行

東日本大震災の被災地で、復興を目的にした土地区画整理事業や河川堤防の建設工事が、被災した住民の生活を脅かす存在になっている。復興事業の必要性そのものは多くの人に認識されているものの、自宅の立ち退きを迫られている住民から、悲鳴の声が上がっている。 宮城県気仙沼市幸町の土地区画整理事業予定地で暮らす住む金内光枝さん（63）も、復興事業に翻弄されている一人だ。 「市役所から修理して住んで構わないと言われたので、津波で全壊した自宅を1000万円もかけて直した。それが今になって、取り壊してほかへ移ってくださいという。無責任きわまりない話です」 取材に応じた金内さんは憤懣やる方ない様子だ。 １歳３カ月の時にかかったはしかが原因で、両目に視力障害が残った金内さんは、今も文字や色がはっきり見えないという。震災後、やむをえず９カ月も居続けた避難所では、貼り紙の文字が読み取れず、人一倍苦労した。それだけに、「

未購読 ご利用いただくには、購読のお手続きが必要です。 このサイトは朝日新聞デジタルの一部です。朝日新聞デジタルの有料会員（フルプラン）の方は、ログインするだけでお読みいただけます。 GLOBE記者 宮崎勇作 ワット･マハタートナコンパノム 同名の県の県庁所在地で､メコン川を挟んで面するラオスと同じ文化圏にある｡町名の意味は｢山の都｣｡県の人口は約70万｡かつて米軍とタイ軍がベトナム北爆の拠点にした町の一つ｡ すしのルーツはメコン川流域にあるらしい｡GLOBEのSUSHI特集（1月5日号）の取材の準備で､すしの専門書をめくるうちに､握りずしは､コメを使って魚を発酵させた保存食｢なれずし｣から発展したことが分かった｡中国雲南省やタイ､ラオスなどメコン川流域で生まれ､日本に渡ってきたという説が有力らしい｡タイ東北端のラオス国境の町､ナコンパノムを目指した｡ バンコクから約800キロ､車で約8時

伊達な給食、大人にも　宮城県庁で提供 学校給食週間（２４～３０日）に合わせ、宮城県教委は県庁２階の食堂で県内各地の小中学校や給食センターが考案した給食を提供している。日替わりで登場するのは、県教委が初開催した「伊達な給食コンクール」で入賞した７メニュー。２８日は村井嘉浩知事も試食し、工夫を凝らした献立を味わった。 　最優秀賞の県知事賞に選ばれた気仙沼市唐桑中の献立は、地元産のワカメを使ったスープやレモン汁で甘酸っぱく煮た鶏のささ身、地元産リンゴを使ったパイなど。 　考案した同校の栄養職員猪又麻理絵さんは「味だけではなく、見た目や食感などさまざまな感覚で楽しめるよう工夫した」と話した。 　村井知事は「こんな給食を毎日食べられる中学生がうらやましい。調理員や栄養士の方々の日頃の工夫が生かされている」と語った。 　県庁の食堂では２月３日までの平日、毎日１メニューが５０食限定で販売されている。１食

御徒町駅近くの「ラゴーンカンパニー」で販売しているアジアアロワナ「過背金龍」（49万8,000円）（右）とバロットファイアー（2,980円） 写真を拡大 地図を拡大 JR御徒町駅南口近くに2月1日、熱帯魚店「Lagoon company（ラゴーンカンパニー）」がオープンした。 480万円のアロワナ 熱帯魚の中でも古代魚と呼ばれる種類を中心に扱う同店。31本の水槽にアロワナやガーパイク、ピラニア、ポリプテルス、ナマズなどを入れて扱い、それらの生き餌としてのメダカなども販売する。小型水槽やアクセサリーは店頭販売し、大型魚用の水槽は受注販売する。 中でも力を入れてそろえているのがアジアアロワナと呼ばれるもので、体長70センチ程度に成長し、うろこが金色や銀色、赤色、緑色といった色に発色する。絶滅危惧種としてワシントン条約に指定され密輸は禁止されており、正規ルートで輸入された個体にはマイクロチップが

友人宅で焼きネギとマグロの赤身とセリの鍋を食べた。鍋のスープは昆布だし。ポン酢しょうゆで食べる。 焼いたネギは香ばしく、セリはシャキシャキとした歯応えでマグロの赤身は軽やかな味わい。とてもおいしかったのだが、「これはねぎま鍋」という友人の言葉を聞いて、「ねぎま鍋はしょうゆベースのスープじゃなかった？」と疑問を感じた私。でも口に出さなかった。ずいぶん昔に一度食べたことしかなかったので自信がなかったのだ。 翌日「ねぎま鍋」を調べた。江戸時代にはマグロの赤身をしょうゆ漬けにして保存。脂が多いトロは捨てられていた。トロをおいしく食べるために編み出されたのが「ねぎま鍋」。誕生した背景が意外だ。スープはしょうゆベースだった。江戸の郷土料理だものしょうゆ味でしょ、やっぱり。 現在のマグロはおしなべて高価。鍋の具材に使う勇気など持ち合わせていないので、トロの代用品を売り場で探していたら、棚の片隅に「メカジ

焼き魚、寿司…。美味しいけれど「食べにくい」、悩ましいメニューがある。そんな食べにくい和食メニューを美しく食すコツを、マナーのプロ・小倉朋子さんが解説。手順を追ってテクニックを紹介する。 【　寿司　】　軍艦巻きにはガリを使う 寿司屋のカウンターで寿司を食べる時、「これでいいのか？」と食べ方に困る人もいるだろう。寿司をスマートに食べる方法を紹介しよう。 まず、シャリに醤油をつけ過ぎると、米が醤油を吸…

人間に恋したペンギンがいる。松江市の花鳥園「松江フォーゲルパーク」のケープペンギン、さくら（１０）。飼育員の野津剛（のつたけし）さん（４０）に、バレンタインデーの女性顔負けの猛アタックを続けている。決してかなわぬ思いなのに……。　「女心」に気づきもしなかった野津さんが、さくらの熱い視線を初めて意識したのは昨年１２月。「後を追ってるよ」という同僚の一言がきっかけだった。確かにさくらは首をふるわせ、寝そべって交尾に誘う求愛行動をとっていた。　ペンギンプールの囲いの外を歩く野津さんを見つけると、岩場から下りてきてぴったり並走。隣の温室で見かけると猛スピードで追跡。なでられると、気持ちよさそうに目を閉じる。　嫉妬もすごい。野津さんが手にするものは、ウサギなど動物だけでなく、人形や携帯電話でも足をつついて抗議する。ヤキモチが原因で他のペンギンとケンカになるため、人気イベント「ペンギンの散歩」からも外

未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 東日本大震災の津波で壊れた大船渡市の湾口防波堤の復旧工事で１３日から国内最大のクレーン船を使って防波堤の本体部分を設置する作業が始まりました。 大船渡市の湾口防波堤は３年前の津波で大きく壊れ、国土交通省が平成２７年度末までの完成を目指して、復旧工事を進めています。工事では現在、およそ３５００トンほどの重さがあるコンクリート製の「ケーソン」と呼ばれる防波堤の本体部分を海底に設置する作業が進められています。 ケーソンはこれまで巨大な台船の上で作られてきましたが、この台船がほかの工事に回ることになったためケーソンが陸上で作られることになり、その運搬のためにクレーン船が使われることになりました。

「第１回神奈川なでしこブランド」の認定商品がこのほど発表され、市内では「相模灘　湘南しらすの沖漬け」が選ばれた。 なでしこブランドは、社会における女性の活躍を応援しようと神奈川県が新設した制度。県内の事業所や団体で、女性が開発に貢献した商品、サービス44件を認定した。 しらすの沖漬けは、採れたてのしらすを船上（沖）でタレに漬け込み、日持ちの良さと深い味わいを実現したもの。市内岡本で料理教室「鎌倉ダイニング」を主宰する矢野ふき子さん（＝人物風土記で紹介）が開発した。きっかけは３年前、テレビ番組の取材で「漁師の朝ごはんに合うメニューを作ってほしい」とリクエストされたことだった。 生しらすは鮮度が落ちるのが早く、漁師の間では「持つのは１日」が常識。売れ残り廃棄する商品も多いと聞いた矢野さんは、父親が昔、ホタルイカの沖漬けを美味しそうに食べていたことを思い出し、しらすで沖漬けを作ることを思いついた

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県水産海洋技術センターは４月から、マグロやカジキ類の好漁場の探索を始める。先島南方の水域を対象に、マグロやカジキ類の回遊経路やエサとなるハダカイワシの分布状況を調査する。データを蓄積し、魚がたくさん集まる水域の予測システムを構築、漁業者に情報提供する。（仲田佳史） 県周辺の水域は米軍の訓練場に取られ手狭で、久米島西方にある水域など限られた好漁場に県内外の漁船が密集している。漁獲高の減少に加え、燃油価格の高騰で漁業経営の厳しさが増す中、漁業者が効率的に漁獲できるよう支援する。県の「マグロ・カジキ類漁場開発事業」として、２０１４年度予算に３０３６万円を計上。事業期間は１７年度までの４年間を予定する。 対象となる魚種はキハダやメバチ、クロマグロ、メカジキなど。調査では回遊経路を割り出すため大型の魚を釣り上げて、背中に電子タグを埋め込み放流。水深や緯度・経度、水温などのデータを人工衛星を通じて受信

「竹島の日」の２２日、かつて日本人が竹島（隠岐の島町）で漁をしていた頃の様子を描いた絵本が出版される。著者の元小学校教諭杉原由美子さん（７０）（同）は「竹島が日本人の暮らしと密接に関わっていたと知ってほしい」と話しており、１５日には、勤務していた東京の小学校などで読み聞かせ会を開く。（岸下紅子） 「メチのいた島」（Ａ４変型判、６３ページ）。メチはニホンアシカの地元での呼び名。皮や脂を目的に、かつて竹島で捕獲されてきた。 絵本では、隠岐の島に連れて来られたメチが子どもらの人気者だったこと、竹島がワカメやアワビの優れた漁場だったことなどを描いている。 同町内のイラストレーターが作画し、昨年２月に５００部を自費刊行。県内の小学校や公民館などで読み聞かせを重ねたところ、「竹島に行ってみたい」との声が上がるなど好評で、新たに資料１２ページを追加して本格的に出版することになった。 竹島について、文部科

さかなクンに照会　佐渡で深海巨大ザメ　日本海２例目か 新潟県佐渡市沖で定置網に掛かっているのが見つかったカグラザメ Photo By 共同　 新潟県佐渡市沖の定置網に１３日朝、体長約４メートルの巨大ザメが掛かっているのが見つかった。タレントで東京海洋大客員准教授の「さかなクン」に県が写真を送って照会し、深海に棲息する「カグラザメ」と判明した。 　県によると、カグラザメは太平洋などに分布し、日本海で取れる魚の目録には載っていない。さかなクンは県に「日本海では２０１０年に新潟県糸魚川市で水揚げされて以来２例目。とても珍しい」と伝えたという。 　巨大なため、県は重さを測定できなかったが、糸魚川市で見つかった個体が体長約２・８メートル、重さ２４０キロだったことから、４００キロを超えるとみられる。水揚げ後に死に、研究のため国立科学博物館の筑波研究施設（茨城県つくば市）に送った。 　カグラザメは、無

新潟県佐渡市沖で定置網に掛かっているのが見つかった、深海に生息するカグラザメ＝１３日、新潟県佐渡市（同県提供） 新潟県佐渡市沖の定置網に１３日朝、体長約４メートルの巨大ザメが掛かっているのが見つかった。タレントで東京海洋大客員准教授の「さかなクン」に、県が写真を送って照会し、太平洋などの深海に生息する「カグラザメ」と判明した。　新潟県によると、日本海の魚の目録には記載がなく、２０１０年に同県糸魚川市で水揚げされて以来、日本海では２例目とみられる。　さかなクンは取材に対し、冬季特有の風や潮流のため、佐渡島沿岸に着いたと推測。「専門家は日本海での生息を確認しておらず、学術的な意味も大きい。ギョギョギョな大発見です」と興奮気味に話した。

集客難に陥っていた県の境港水産物直売センター（境港市昭和町）が、地元の山陰旋網(まきあみ)漁協（組合員２０人）に売却され、４月２０日に再オープンする。これまで出来なかった鮮魚の下処理、魚の加工品や野菜の販売などを行って「市民の台所」として売り込むほか、飲食店も入れて観光客にアピール。現在の３倍以上となる年間３０万人の来客を目指す。（立山光一郎） 同センターは、小売店や飲食業者向けに魚介類を販売する仲卸施設として県が１９８３年に開設した。鉄骨平屋１９００平方メートルの建物に仲買人たちが出店。境港で水揚げされた新鮮な魚介類を市民や観光客にも販売し、十数年前のピーク時には年間２０万人以上が訪れていた。 しかし、近年は年間約８万人と低迷。一般家庭の魚離れに加え、本来は業者向けの施設のため原則として魚をさばくなどの調理が出来ず、飲食店が入れないなどの制約があり、飲食店を併設した民間の直売センターや大