ウナギの出荷量が大きく減少しています。それに伴い価格も上がっています。平成12年の日本市場への供給量は16万トンでしたが、平成24年には3.7万トンにまで落ちています。5分の1くらいにまで一気に落ちるのですから、その影響は半端ではありません。うなぎ料理は比較的安価な高級料理、というイメージがついていましたが、高価な高級料理に戻っています。 ここにきて、日本の食文化に欠かせないニホンウナギが6月12日、国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されました。ある意味、予想された展開です。これだけウナギの量が少なくなれば、絶滅に近づくのは時間の問題。早く手を打って、持続可能なウナギ漁の展開を果たすことは重要なこととも思えます。 ではどうすればいいのか。 まずはウナギの消費量を減らすということです。美味しいウナギ料理を食べることができないのは残念ではありますが、ウナギが絶滅してずっと食べれなくなるよりはい