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無脊椎動物では世界最大級で、深海に生息するダイオウイカが25日、兵庫県新温泉町諸寄沖で生きた状態で見つかった。胴から腕の先まで4メートル13センチあり、最も大きなクラスという。 地元の漁師岡本哲雄さん(63)がサザエを捕っていた際、海中を漂っていたという。 鳥取県立博物館の和田年史学芸員が鑑定した結果、長い触腕がちぎれていたが、それを含めた全長は8~9メートルとみられる。最近、日本海で相次いで発見されているが、「生きた状態は非常に珍しい。はげやすい表皮や腕の先まで残っている」と和田学芸員。現在、諸寄漁港の冷蔵庫で保存し、標本として引き取る施設を探している。 岡本さんは「びっくりしたが、すぐダイオウイカだと思った。初めて見た」。急いでロープで船に縛り付け、近くの諸寄漁港に運んで漁師仲間と岸壁に引き上げた。その際、ちぎれた腕を若い漁師が試食したが、「苦くて塩辛い。うまくはない」と顔をしかめてい
鳥飼漁港(兵庫県洲本市五色町鳥飼浦)にある五色町漁業協同組合の資材置き場に置いているタコつぼの盗難が相次いでいる。今年1月から約1カ月間で500個以上がなくなっていると見られ、洲本署や漁協が警戒を強めている。 漁協によると、漁協が初めて盗難に気が付いたのは1月10日。タコつぼは木箱に入れられ、野積みされていたが、タコつぼをつなぐロープが切断され、一部がなくなっていた。確認すると、漁師3人の各数十個がなかった。2月10日には、現在ノリ漁をしているためタコつぼを使っていなかった1人が自身の約400個なくなっていたことに気付いた。ほか2人のタコつぼ数十個も被害があったという。漁協は数の多さから、3~4回に分けて運び出されたのではないかとみている。 最も被害が大きい漁師は「私個人で40万円ぐらいの損害。商売にならない」と憤る。2月10日に同署に被害を通報し、巡回を強めるように要請した。同署も立ち寄
毎年、9月~翌年5月にかけ、兵庫県の瀬戸内一円に設置されるノリの養殖網に、プレジャーボートやヨットが乗り上げる事故が後を絶たない。生産に大きな損害が出るケースもあり、第五管区海上保安本部(神戸)が注意を呼び掛けている。(長谷部崇) 昨年10月5日夜、尼崎市の60代男性ら2人乗りのヨットが須磨沖を航行中、養殖網に接触。プロペラに絡まり動けなくなった。男性は現場付近にノリの養殖網があることを知らなかったという。 兵庫県によると、2012年、兵庫は国内生産の19%を占め、全国2位のノリ産地。今の季節の瀬戸内は、東は神戸から西は赤穂、南は淡路島まで、広大なノリの養殖区画が延々と続く。 区画の周囲には、黄色や白の灯浮標(ブイ)が100~200メートル間隔で設置されているが、五管本部によると、昨シーズンまでの3年間で計20件の乗り上げ事故が発生。今シーズンもすでに5件起きた。25件のうち、23件がボー
東日本大震災で発生したがれきの広域処理で、宮城県が25日、可燃物について受け入れ要請先を増やさない方針を示した。事実上の要請撤回で、受け入れるかどうかで揺れてきた兵庫県内の自治体に驚きが広がった。神戸市では市長が受け入れに前向きな考えを表明したとほぼ同時に一報が入り、庁内は一時混乱。さらに、これまで兵庫県の受け入れ方針は可燃物に限定していたため、関係者からは「いまさら不燃物で一から議論するのか」と戸惑いが広がった。 「(可燃物の)広域処理要請がなされないことになる」。午後3時、環境省の近畿地方環境事務所から神戸市にメールが届いた。同時刻、矢田立郎市長は定例会見で受け入れ表明を始めていた。 「焼却場を持っているのは基礎的自治体。当然、(焼却処理)能力が高いところが担わなければならない。必要に応じ、タウンミーティングなどで市民にも説明する」 ところが会見後、メールに気付いた市環境局の担当幹部ら
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