高卒でプロ野球を戦力外 16年後に「公認会計士」になった男の逆転人生:戦力外になった後輩に経験伝えたい(1/6 ページ) 福岡ソフトバンクホークスが2年連続日本一を達成したのち、日米野球では5勝1敗の成績で日本代表が勝利し、2018年のプロ野球シーズンが幕を閉じた。日本シリーズの終了直後に終わった戦力外通告期間では、かつてのスター選手や期待に応えられなかった若手などが来季の契約を結ばない旨を告げられ、人生の岐路に立つこととなった。 他球団での現役続行、指導者への転身、ビジネス界への挑戦――。選択肢はさまざまだが、対象となった選手のうち、若手は11月をめどに選手寮から退去しなければならない。また、先ごろ行われたトライアウトで他球団に拾われた選手以外は、年俸が支給される12月中に次の仕事を見つけない限り、翌年1月からは無収入となってしまう。 プロ野球という華やかな世界の裏側では、こうして毎年の