12日に再稼働した、愛媛県にある伊方原子力発電所3号機は、13日午前6時半、核分裂反応が連続する臨界の状態になりました。 地元では賛否の声 再稼働について、地元の愛媛県伊方町では賛否の声が聞かれました。 20代の女性は「小さい子どもがいて地震などの不安はありますが、原発の安全性に関しては信頼しているので、大丈夫だと思っています」と話していました。 50代の男性は「これまでも町の経済が潤ってきたので今後も期待したいですが、絶対に安全ということはないので、災害などの対策はしっかり取ってもらいたい」と話していました。 一方、70代の女性は「高校生の孫や子どもも町に住んでいるので、何かあったときのことを考えると、はっきり言って怖いです。再稼働についてはどちらかと言えば、反対です」と話していました。 屋内退避施設の確保に課題 伊方原発が立地する愛媛県伊方町では、住民が被ばくを避けるための「屋内退避施