Microsoftは2022年7月12日(米国時間)、SBOM(Software Bill of Materials:ソフトウェア部品表)生成ツール「sbom-tool」をオープンソースとして公開した。 SBOMはソフトウェアを構成する全てのコンポーネントのリストのこと。ソフトウェアサプライチェーンにおける透明性や、依存関係のトレーサビリティー(追跡可能性)を確保するための有効な手段として、世界的に普及が進んでいる。例えば、2021年の米国大統領令「国家のサイバーセキュリティの向上」においても、SBOMは重要な要件として挙げられている。 Microsoftによると、今回のSBOM生成ツールは汎用(はんよう)的で、業務に広く利用されてきた実績がある。WindowsやLinux、macOSなどのプラットフォームで動作し、SPDX(Software Package Data Exchange)形
Microsoftが2022年6月に発表し、まもなく発効予定となっていた、Microsoft Storeでオープンソースソフトウェアの販売を事実上禁止するポリシーを撤回しました。このポリシーについては導入決定が発表されて以降、オープンソースソフトウェアのコミュニティから激しい反発を受けていました。 Permission to Sell FOSS in the Microsoft App Store Restored - Software Freedom Conservancy https://sfconservancy.org/news/2022/jul/18/foss-for-sale-in-ms-app-store/ Microsoft changes its policy against the sale of open source software in the Microsof
「Windows Autopatch」はMicrosoftに“丸投げ”できる更新管理の新たなカタチ:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(128) Microsoftは2022年7月から、Windows 10/11 EnterpriseのE3/E5ライセンスを持つ企業や組織に向けて、WindowsやMicrosoft 365 Apps、Microsoft Edgeなどの更新を管理する新サービス「Windows Autopatch」の一般提供を開始します。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 企業や組織における更新管理はIT部門の大きな負担に MicrosoftはWindowsの品質更新プログラムや機能更新プログラムのクライアントデバイスへの配布方法として、個人ユーザーと同じ「Windows Update」の他に、「Windows Update for
米マイクロソフトは4日、ロシアでの全製品およびサービスの新規販売を停止すると発表した。2016年6月撮影(2022年 ロイター/Lucy Nicholson)
2018年にMicrosoftとアメリカ陸軍の間で契約が締結された「軍用Hololens」が延期後の納期に間に合う見通しが立っていないと報じられました。この一件は最大219億ドル(約2兆5000億円)という大型契約でしたが、開発から3年経過時点における進捗は「戦闘用ゴーグルとしての性能を実証していない」という評です。 Microsoft’s (MSFT) $22 Billion Army Goggles Still Aren’t Combat-Ready - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-01-25/microsoft-s-22-billion-army-goggles-still-aren-t-combat-ready Microsoft's HoloLens still isn't good enough
MicrosoftがChromium版Edgeをリリースして以来2年以上にわたってEdgeを愛用してきたというIT系ニュースサイト・Ars Technicaのライターが、「EdgeやMicrosoft製品を使うよう求めるMicrosoftのやり方が強引になってきている」と苦言を呈しています。 I like Microsoft Edge. But if it doesn’t get less annoying, I’ll switch again | Ars Technica https://arstechnica.com/gadgets/2021/12/edge-is-a-good-browser-but-microsofts-heavy-handed-tactics-make-it-hard-to-love/ Ars Technicaのシニアテクノロジーレポーターのアンドリュー・カニンガ
Google、Facebook、Twitterなど、数多くの企業が違法コンテンツをプラットフォームから削除するためにMicrosoftが開発した画像識別技術「PhotoDNA」を利用しています。PhotoDNAは違法画像にデジタル署名を付与してデータベース化し、インターネット上の画像をこのデータベースと照合するという形で利用します。Microsoftはハッシュ化された違法画像のデータから画像を再構成することはできないと主張していますが、研究者が新たに、PhotoDNAから画像を再構成することに成功したと報告しました。 Inverting PhotoDNA https://www.anishathalye.com/2021/12/20/inverting-photodna/ Microsoft Researchとダートマス大学でデジタル画像分析の研究を行うハニー・ファリド教授は、2009年に
CyberNewsは9月9日(米国時間)、「Millions of Microsoft web servers powered by vulnerable legacy software|CyberNews」において、世界中で数百万台に上るMicrosoft IISがサポートされていない脆弱なバージョンのまま運用されていると伝えた。こうしたサーバはサイバー犯罪者にとって格好の標的であるとされており、注意が呼びかけられている。 CyberNewsの研究者らによる主な調査結果は次のとおり。 数百万台に上るMicrosoft IISがサポートされていない脆弱なバージョンのまま運用されている(推定で700万台を超えるMicrosoft IISがレガシーバージョンのまま) 100万台以上のサーバが、昨年、Microsoftによって開発終了となったIISのバージョンを使用している 脆弱なMicroso
現地時間2021年3月2日、Microsoftが技術者向け年次カンファレンス「Microsoft Ignite」の中で、リアルタイム翻訳&文字起こしが可能な会議用スマートスピーカー「Intelligent Speaker」を発表しました。 Microsoft’s new Intelligent Speakers deliver its promised meeting room of the future - The Verge https://www.theverge.com/2021/3/2/22308962/microsoft-intelligent-speaker-teams-translation-transcription-features Microsoft announces AI-powered Teams speakers with titanic transcript
マイクロソフトは、ソフトウェアのバグや脆弱性の検出をファジング(Fuzzing)と呼ばれる手法を用いて自動化するためのフレームワーク「Project OneFuzz」をオープンソースで公開することを発表しました。 Project OneFuzzは、すでにマイクロソフト社内でWindowsやMicrosoft Edgeなどの開発チームによりバグや脆弱性の検出に実際に使われていると説明されています。 「Microsoft announces new Project OneFuzz framework, an open source developer tool to find and fix bugs at scale」から引用します。 Project OneFuzz has already enabled continuous developer-driven fuzzing of Wind
米Microsoftの音声アシスタント「Cortana」の消費者向けアプリおよびサービスの多くが2021年に終了する。Microsoftは8月1日(米国時間)、「Upcoming changes to Cortana」と題したサポートページでCortanaフェードアウトのロードマップを提示した。 同社はCortanaをOfficeやクラウドサービスなどを含むサブスクリプションサービス「Microsoft 365」のためのAIベースデジタルアシスタント体験として再定義することを理由に、Cortanaサードパーティースキルのサポートを9月7日で終了。21年初めにはiOSおよびAndroid向けCortanaアプリのサポートを終了する。
2020-12-26追記 Power AutomateのRPA機能として新たにPower Automate Desktopがリリースされています。 本記事で紹介しているWinAutomationをベースに開発されたクラウドネイティブのRPA機能です。 Power Automate Desktop 紹介記事も書いていますのでよろしければご覧になってください。 【Power Automateの新しいRPA機能】Power Automate Desktopで出来ること(全33機能の紹介) はじめに Microsoft Build 2020の発表の中で、2020年5月MicrosoftがRPAベンダーのSoftomotiveの買収をしたと発表がありました。 Microsoft acquires Softomotive to expand low-code robotic process autom
Microsoft、ソースコード解析ツール「Application Inspector」をOSSとして公開:数百万行のコードを解析可能 Microsoftは、オープンソースでクロスプラットフォームのソースコード解析ツール「Microsoft Application Inspector」を公開した。多種多様なプログラミング言語で記述されたコンポーネントを使用した数百万行のコードを解析できる。コードの時間的な変化はもちろん、特に「危険な」部分がどこなのかを特定できる。 Microsoftは2020年1月16日(米国時間)、オープンソースでクロスプラットフォームのソースコード解析ツール「Microsoft Application Inspector(Application Inspector)」を公開したと発表した。 Microsoftは高品質のソフトウェアとサービスを提供するため、オープンソー
米Microsoftは5月30日 (現地時間)、Windowsゲームの提供に関する2つの発表を行った。1つは、Windows 10のMicrosoftストアでUWP化していないネイティブのWin32ゲームをフルサポートする計画。もう1つはPCゲーム配信プラットフォームSteamを通じて提供するXbox Game Studiosタイトルの拡大だ。 「Win32がゲーム開発者が求めるアプリケーションフォーマットであり、プレイするゲーマーからも求められている」とXbox事業を率いるPhil Spencer氏は述べている。Windows 10のMicrosoftストアは、Windows 10デバイスユーザーがゲームやアプリと出会える場になっているが、同ストアではUWP (Universal Windows Platform)アプリを配布している。UWPは安全性や様々なデバイスを想定した共通のAPI
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く