4月16日18時28分頃、熊本県にある阿蘇山の中岳第一火口で噴火が発生しました。有色の噴煙が火口上200mまで上昇し、北西に流れました。噴火に伴う空振は観測されていません。 噴火の規模としてはごく小さく、18時55分の時点で噴火警戒レベル2のまま変更はありません。 阿蘇山が噴火するのは2016年10月8日以来、約2年半ぶりです。 阿蘇山では一昨日の4月14日(日)に、火山性微動の振幅が大きくなるなど火山活動が高まっているとして、噴火警戒レベルが2に引き上げられていました。 今後も中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。地元自