無人島家出問題 (むじんとういえでもんだい) とは、家出した野比のび太が10年間無人島で生活した後、タイムマシンで現代に戻り、タイムふろしきで10年前の姿に戻り家出の事実をもみ消しことにより発生するタイムパラドックスの問題である。 夜遅くに帰宅したのび太は両親からこっぴどく叱られたうえに、ドラえもんからも説教されてしまい、いやになった挙げ句、家出の計画を実行する。これを止めようとするドラえもんだったが、のび太はネズミのおもちゃ(びっくり箱)で気絶させ、四次元ポケットから数種類のひみつ道具を持ち出して、こっそりと家を出ていく。そしてタケコプターで無人島へ向かい、そこで一夜を過ごしたのび太は、翌朝ここで生活することを決意する。 だが、持ち出したドラえもんの道具は役に立たないものばかり(後述)であることが発覚した。島にはヤシの木があったが、木登りができずゆすっても実は落ちてこない。持参したピスト