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ブックマーク / www.mededge.jp (4)

  • セルフコントロールは老化を推し進める | Medエッジ

    専門を問わずに論文を読んでいると、社会問題を何とか科学にしようとしている人たちの努力に出会う。 主張を科学でとらえる 科学論文としては問題を感じるところもあるが、21世紀に取り組まなければならない問題を科学として確立し、解決を見出そうとする強い意志が感じられる。  自分の意見をそのまま主張するのは科学ではない。  若い世代はフェイスブックやツイッターで自分の主張を述べて満足するのではなく、できれば自分の主張を科学してみる気概が欲しい。 若者を貧困から救う「自己統制」 今回紹介する論文はその点では参考になる。最初は米国科学アカデミー紀要8月13日号に掲載されたノースウェスタン大学からの論文で、タイトルは「社会的貧困層の若者では、自己統制は心理的社会的状況の改善をもたらすがエピジェネティックな老化を早める)」だ。  米国の最大の問題は社会格差と貧困で、成長に対する最も大きなリスクになっている。

    セルフコントロールは老化を推し進める | Medエッジ
  • 小児性愛の傾向がある人に特徴、「福耳ではない」「口の中の天井が深い」「左利き」など、カナダの研究結果 | Medエッジ

    小児性愛の傾向のある人は顔に関係した特徴や左利きの傾向など、発達と関係した特徴があるという研究報告が出ている。  カナダのウィンザー大学を含む研究グループが、国際性研究学会(IASR)の公式誌で性科学分野の有力誌アーカイブズ・オブ・セクシャル・ビヘイビアのオンライン版で2015年6月10日に報告した。 140人を評価 小児性愛は、大人になってからも、子どもに対して過剰な性愛の感情を抱くことを言う。精神的な病気としても位置づけられている。  顔の小さな異常には耳たぶがたれていない、日で言ういわゆる福耳ではないという特徴のほか、耳の形が通常と異なっている、口の中の天井が深くなっているといった特徴も含まれている。胎児期にウイルスやアルコールおよび薬物、栄養不足、母親の産科的な合併症などにさらされると起こる場合が多いという。  このような特徴は男性に多いと説明する。男性の方が母親のおなかにいると

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  • 日本人のルーツ、ゲノム分析が進み、さらなる詳細が明らかに | Medエッジ

    人の起源について、ゲノム分析が進み、これまで以上に複雑な混血モデルの詳細が明らかになってきた。  日の統計数理研究所を含む研究グループが、モルキュラー・バイオロジー・アンド・エボリューション誌2015年3月10日号オンライン版で報告した。 「gwSNP」による解析 日人のルーツに関する仮説が数多く提唱されてきた。主なものに小さな突然変異を起こしたと見る「小進化説」、民族の入れ替わりがあったと見る「置換説」、複数の人種が混ざったと見る「混血説」の3 つがある。このうち最近では、混血モデルが広く採用されている。  このモデルによると、狩猟民族である縄文人は、東南アジアに起源があり、1万年以上前に日列島に住みつき、弥生人(2000年前~3000年前に東アジア大陸から移住してきた農耕民族)と混じったと考えられる。一方、縄文人と弥生人の形態学的違いは、生活様式の変化に伴う微細な進化で説明で

    日本人のルーツ、ゲノム分析が進み、さらなる詳細が明らかに | Medエッジ
  • 福島第一原発のセシウムどれほど海外に到達したか、カナダの研究グループが報告 | Medエッジ

    2011年3月11日の福島第一原発事故では1京~3京ベクレルのセシウムが海洋に放出されたようだ。それまで唯一の原爆被爆国で、第五福竜丸など核実験でも被害者であり続けた日が、核については加害者に変わった瞬間だった。 科学的に影響は追跡対象に この転換が意識にあるせいか、私自身も雑誌を見ていて「Fukushima(フクシマ)」がタイトルにあると気になる。ただ、加害者、被害者といった政治的な問題を離れて、実際には福島原発の未曾有の事故をさまざまな角度から科学的に追跡されている。  今回紹介するカナダのベッドフォード海洋研究所からの論文は、福島からのセシウムが海流に乗ってカナダに到達する過程を調べた論文だ。米国科学アカデミー紀要オンライン版に掲載された。  タイトルは「福島の放射性汚染物が北アメリカ大陸の水域に到達した(Arrival of the Fukushima radioactivity

    福島第一原発のセシウムどれほど海外に到達したか、カナダの研究グループが報告 | Medエッジ
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