当ブログの「AmazonのサービスでAmazonを超えてみせた食料品販売ECサイト『Instacart』」の記事には、読者の皆さまから大きな反響をいただいた。 これも、Amazonの存在がECサイトの運営者のみならず、実店舗で長年ビジネスを続けてきた企業にとっても脅威になりつつあり、いかにAmazonに対抗するかに関心をもつ人が日本でも増えたという証拠だろう。 米国では、この2月、Amazonの創業の原点であった「書籍」の分野で、Amazonとの競争に挑むECサイトが静かにスタートを切っていた。その名を「Bookish」という。「本好き」という意味だ。以下では、eコマースに周回遅れでやって来たBookishの勝算について考察してみる。 提携企業一覧に名を連ねる大手出版社 Bookishのスローガンは「WE KNOW BOOKS(われわれは本を知っている)」である。 実はBookishには、
Archive BRUTUSが陳腐化しない理由とは? 西田編集長に聞いてみた 2013.2.5 Hatena Bookmark 0 Twitter 0 第3回東京編集キュレーターズは、BRUTUS編集長の西田善太さんをお招きしました。 毎回、新しいテーマを発見し、独自の切り口でライフスタイル提案を続ける特集誌、BRUTUS。その編集の現場、企画の考え方、BRUTUSが大事にしていること、そもそも編集とは、そしてウェブについて――西田さんにたっぷり3時間ほど語ってもらいました。そのエッセンスを以下にまとめます。 「行き着くとこまでいっちゃうとブランドになる」 BRUTUSの企画はどう生まれるか、を説明しましょう。年23回しか発行しないから、やりたいことはたくさんあります。 これは、12月1日に発売した『文芸ブルータス』の中吊り広告です。有川浩、木内昇、舞城王太郎、朝井リョウ、伊坂幸太郎、西村
出版不況と言われ1997年以降毎年売上げが減少しています。 ※出版販売額の推移 1952年~2006年はこちら 特に、雑誌の販売が大変厳しい状況にあり休刊や廃刊が相次いでいます。そんな状況の中、出版社が本以外で得る収益モデルにはどんなものがあるのでしょうか? アメリカの出版雑誌社が取り組んでいる収入源の事例には15通りあるようです。書籍『ミスター・マガジンの「アメリカ雑誌で成功する方法」(サミール フスニ 著)から見てみたいと思います。 ------------------------------------------------------------------------------- 広告収入獲得に努力しても、広告収入には限界がある。そのため、雑誌販売収入や広告収入以外の収入源を求めて可能性を探っている。現在、雑誌社が実施しているスペシャル収入源を挙げると、 1、定期購読者リスト
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