圏央道の西側がつながり、東名・中央・関越を“串刺し”にするルートができあがった。観光・レジャー視点でこの東京縦断ラインを俯瞰すると、神奈川・東京・埼玉・群馬を結ぶルートから新たな広がりが見えてくる。 相模原愛川ICと高尾山ICの間(14.8km)がつながることで、放射状に延びる東名・中央・関越の高速道が東京西部でつながった。 開通日の6月28日、国や自治体、道路関係者などは「富士山と富岡製糸場という、2つの世界遺産を、都心を経由せずにダイレクトに結ぶルートができあがる。南北の移動の活性化につながるはずだ」と期待を寄せる。 また、NEXCO中日本は、伊香保温泉や秩父、富士山、箱根湯本、鎌倉といった観光地への移動が、「同区間の開通によって大幅に所要時間短縮する」とその効果を訴えている。 「都心を避け、圏央道を利用して北関東と神奈川・静岡エリアを結ぶルートで自由気ままな旅を楽しみたいとなると、ク