引きこもりにおいては、引きこもっている現状を肯定して欲しいという承認の欲求と、引きこもっている状態から脱出させて欲しいという要求が並存し、相克していると指摘し、社会学者の岸政彦先生の「民族的少数派が、差別的なカテゴリーを否定しながら、それに依拠して運動とアイデンティティを展開せざるを得ない」状況説明も引用して(p.158)、マイノリティは一見矛盾するこうした戦略を採るほかないことが示されており、これなどは考えさせられた。

rrmmjjffrrmmjjff のブックマーク 2009/02/01 22:00

その他

このブックマークにはスターがありません。
最初のスターをつけてみよう!

カルト問題とスピリチュアリティ - 美徳の不幸 part 2

    入試業務は早めに終わったが、せっかく大学に来たし、何せ自宅より余程暖かいので、読書及びお仕事をすることに決定。読みかけだった以下のを読了。研究者仲間の大谷さんがおっしゃるように、「現代宗教研究に...

    \ コメントが サクサク読める アプリです /

    • App Storeからダウンロード
    • Google Playで手に入れよう