業界の構造問題は「景気がいいと、全員が同じ所に走ってしまう」点に原因があるという。「これまで景気が良かったため、業界全体で、店舗や機械の供給過剰が起きていた」。店舗の家賃も“バブル状態”。「同じ場所を貸すにも、ゲームセンターに貸すのとそうでない所に貸すのとレートが違った。それでも出店競争していた」という状況だった。  店舗については、タイトーは「2年前から整理を始めていた」。セガやバンダイナムコも店舗の整理・縮小を進めている。  ゲーム機も供給過剰で、オペレーター(ゲームセンター経営者)の経営を圧迫しているという。「メーカーが高価な機械を多く販売してきたが、原価が大きすぎてオペレーターの損益が悪化し、ファイナンスがつかなくなったオペレーターが撤退するという悪いスパイラルに入っている」

ToyolinaToyolina のブックマーク 2009/02/13 13:03

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ゲーセンの「構造不況」 タイトーが置かれた厳しい状況

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