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2013年12月12345678910111213141516171819202122232425262728293031 去る2013年11月28日付で、文化庁から次のような承認証が送られてきました。 「文化財保護法第53条の規定に基づく公開承認施設であることを証する/承認の期間は平成25年11月28日から平成30年11月27日までとする」と書いてあります。この「公開承認施設」とはどのような施設のことを指しているのでしょうか? 国宝を含めた重要文化財は、広く皆さんに親しんでいただく機会を出来る限り確保したいところですが、材質上脆弱なものが多いため公開したら壊れてしまった、ではお話になりません。したがって、重要文化財の展示を計画する施設は、基本的にその都度文化庁長官に対して「わたしたちは文化財を適切に取り扱います、大丈夫です!しかもこれだけの人に観てもらえますよ!」ということを示して、許可
2013年05月12345678910111213141516171819202122232425262728293031 「展覧会で絵を展示するとき、高さはどうやって決めるのですか?」というご質問をいただくことがあります。 私たちはそれを、絵の中心が床からどれだけの高さになるか、ということを考えて決めるようにしています。そして、多くの展覧会ではこの高さを145cmか、150cmとしています。これは、作品を鑑賞される皆さんの平均的な目の高さから導き出されたものです。 ただし、事前に混雑が予想されるような展覧会だと、作品の前に二重、三重に人が立っている状況でも見やすくするために、普段より少し高め、例えば160?くらいの高さで展示することもあります。このようにして展覧会ごとに高さを決め、それを基準に作品の展示が行われます。しかし、ある展覧会に出品されるすべての作品を同じ高さで展示すればよい、と
2012年03月12345678910111213141516171819202122232425262728293031 現在、当館で開催中の「フランス物語 ふたたび」では、オーギュスト・ロダン(1840-1917)の《歩く人》を展示しています。 今回は、主としてブロンズ鋳造という側面からこの作品をご紹介しましょう。 ↑ オーギュスト・ロダン 《歩く人》 1900年 ロダンの作品の多くは、彼自身が制作した石膏像(石膏原型)をもとに、そこから金属に移し替えた「ブロンズ鋳造作品」です。 その工程をごく簡単に説明しますと、まず、石膏原型から雌型(外型)と呼ばれる凸凹逆の型を取り、これに溶けた金属が流れ込む隙間ができるように中型(中子)を作って組み合わせます。ここに高温で溶かした銅合金を流し込み、冷えて固まったら型を壊してブロンズ像を取り出します。これに細部を調整を行った後に、パティナと呼ばれる
2009年06月123456789101112131415161718192021222324252627282930 来年のあいちトリエンナーレ2010を盛り上げるために、もっと多くの方に現代美術作品に触れてもらい(残念ながら文字通り手で触れてはいけませんが)、関心を持ってもらおう、ということで、愛知県の本庁舎と県議会に作品設置を行いました。 美術好きの方にはこれからトリエンナーレのプレイベントが目白押しで楽しんでいただけることだと思いますので、今回は「美術?なにそれおもしろいの?」くらいの、関心をあまりお持ちでない方に向けて、こんな面白いものがあるんですよ、という形でご紹介できるよう、あまり美術とは縁がない庁舎と議会という場所に設置することになったわけです。 本庁舎は西側の入口に岡本敦生+野田裕示の『地殻―潜むかたち1』という御影石の彫刻を、愛知県議会はロビーに先月芸文センターで大好評
2009年03月12345678910111213141516171819202122232425262728293031 美術館に展示されている作品のそばには、作品の作者やタイトルなどが表示されています。この表示をキャプションと呼んでいます。(図録などに載る図版の横にある表示もキャプションと呼びます。) 美術館によって、また企画展によってキャプションの形や大きさ、表示されている内容は異なります。愛知県美術館所蔵作品展示室で使用しているキャプションは約15×15cmの正方形。上半分は日本語による表記、下半分は英語による表記で、1作家名、2作家の生没年と生没地、3作品名、4制作年、5技法材質、6その他(寄贈者のお名前、木村定三コレクション、寄託作品など)を表示しています。 実は、以前のキャプションはもっと小型で、表示されている情報も少なかったのですが、年齢や居住地、職業などより幅の広いお客様
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 今後こちらのブログはバックナンバーとなります。 新しい愛知県美術館のブログはこちらをご覧ください。 御迷惑おかけしますが、ブックマークの変更をお願いします。 引続き、愛知県美術館をよろしくお願いします。 愛知県美術館 新ブログ→ http://blog.aac.pref.aichi.jp/apmoa/ 12月も半ば過ぎ、すっかり冬を迎えました。冷たい空気が肌を刺し、外へ出るのがためらわれるような寒い日が続きますね。そんな中、18日に閉幕を迎えた全館コレクション展にはたくさんの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました! 次回の展覧会は年が明けた来年の1月3日(火)から、「ゴッホとゴーギャン」展が始まります。こちらの準備も着々と進んでいます、みなさま、どうぞお楽しみに。 さて、年末が近づいてそろそろ大掃除の準備を…なんて考えてい
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