金子修介の雑記 "Essay":『青いソラ白い雲』を編集中……悩み…… - livedoor Blog（ブログ）

今、『青いソラ白い雲』の編集中だ。 10日間で撮った低予算映画ではあるが、楽しく明るいモノになったと確信している。 もともとは「犬と人間の絆を感動的に描くハートフルムービー」というオーダーだったけど、その犬を震災犬にしてストーリーを組み立てたら、そのキャッチフレーズとはちょと違って来てしまった。 森星（ひかり）演じる主人公リエは、震災の時にはアメリカにいた。 線量計を持って帰って来たら旅行業の父親は逮捕、家はヤクザが占領、ボランティアをしているボーイフレンドに震災犬を押し付けられ、放射能あふれるトーキョーの街に放り出された…… ある種「不思議な国のアリス」パターンの物語と言える。 テレビだったら即刻削除されてしまうようなセリフが出て来る。 例えば「こんな放射能だらけの没落した国にいつまでいても仕方無いだろ」とか。 現場でも「メルトダウンでタイヘン」とか、アドリブを交えて撮っていった。 そう

[katin]

最後の「TEPCOひかりのCMなんかいいんじゃないの」というクダリが面白い

[navix]

「このセリフが「被災者の神経を逆撫でしている」と言う人は、自分が被災者だってことを忘れている。／日本人みんな、原発放射能漏れの被災者なんですよ」

[shidehira]

舞台挨拶がもしあれば最後の文章のゼッケンをつけて登壇するというのは