ホワイトスペースという考え方 - コデラノブログ 3

今日のICPFのシンポジウムでは、元FCCのKevin Werbach氏の基調講演で初めて知った概念があった。それは「ホワイトスペース」という考え方である。これは電波の割り当てを、おおざっぱにここからここまでは放送ね、こっからここまでは通信ね、2．4Ghz付近はみんな使えばいいじゃん、という考え方ではなく、さらに効率的な電波利用を促進しようとするものである。 たとえばある地域の放送では、1、3、5チャンネルを使っている。なぜこんなに間を開けるかというと、隣接した地域が2、4、6チャンネルを使うという具合に、櫛形にかみ合うような格好で利用することで、干渉や混信を防ぐためである。 しかし、隣接電波の干渉を受けないような、放送拠点に近い位置では、このように飛び飛びでチャンネルを使ったその間は、なんにもない空白である。この空きスペースを「ホワイトスペース」と呼ぶのだそうである。 さらに近年の無線機

[kenjiro_n]

概念はわかった。しかしこの周波数帯をつかう民生機器というのも微妙に想像しがたい。

[morz]

"肝心の放送局側には、そういうことがわからない。この電波はオレのものだから、誰にも使わせないといった態度でこのプランに臨んでいる"　老害化してゆく旧メディア。電波利用でもお邪魔虫。

[yamkazu]

テレビがネットで見れない理由がここにあるのかな。映像自体の権利とか色々あるけど、根本的に彼らはTV局は自分たちが王様だからなんだな。

[yugui]

使ってないものでお金になるなら売ればいいのにね。

[fuji_hajime]

抑圧が掛かるような出力でもないんだしなぁ。

[otsune]

→だが肝心の放送局側には、そういうことがわからない。この電波はオレのものだから、誰にも使わせないといった態度でこのプランに臨んでいる。

[s-miyashita]

例えば、802.11a/nの5GHz帯も、W56だと既存で使われている電波が利用場所で使われてないかをセンスしてから使うような仕組みが入ってますよね。そういう感じなのかなーと思いました。

[himagine_no9]

これでは、周波数帯の有効利用すら地デジ移行の根拠にならないのではないかと思った。

[w84_yuto]

ICPFシンポジウムで盛り上がった（？）話題

[shidho]

使ってる側が発信している場所と出力と出している方向とアンテナと、全てリアルタイムで登録する仕組みが前提なら、たぶん使えますよ。