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装丁を味わう
coconutsfine.hatenablog.com
最近習慣化できてきたもののなかで、これは習慣化して良かったと思うのが「ものを買うことを面倒臭がらない」ということだ。 ものを買うことは本当に面倒くさい。自分の問題を認識し、それを解決するものを探し、自分の条件に合うものを取捨選択し、残ったものの中から評価をもとに自分にとってベストなものを決める。更にいうと、自分のキャッシュ・フローとターゲットの値動きも考慮に入れて最高のタイミングで「買う」という行為を実行しなければいけない。 僕は学生時代にすごく貧乏だったせいであまりモノを買うという習慣がなかった。基本的に贅沢品は買っていなかったし、自分のニーズに対して、ほとんどの場合「あきらめる」という選択をしてきた。そしていま、社会人二年目に入り、そこそこの給料をもらえるようになって、大抵のものを買うことができるという状況になってきている。その事実がひどく面倒くさい。 生活をしていて、不便だと感じるこ
インターネット上には出身地が存在している。2ch出身だとかアメブロ出身だとか、それぞれの出身地にはカルチャーがあって、多くのユーザーは自分の出身地のカルチャーがすべてだと考えている。 彼らにはそれぞれに特性があり、例えば2ch出身者は「クズな行動を肯定する」「ミスを叩く」みたいな傾向がある気がするし、はてな出身だと「とにかく知識人ぶる」「英語を勉強する方法を勉強する」みたいな傾向があるのかもしれない。原発だとかヒッグス粒子だとか、なにか話題になるたびに前から知っていたふうのそれっぽいtweetしているのをtiwitterでみたりすると「一生懸命調べてつぶやいてるのかなー。はてな出身っぽいなー」とか思ってしまう。実際はよく知らないけど。 「住民」と書かずに「出身」と書いているのだから、当然、出身地に対する現住所が存在している。昔は、それこそmixiだとかの全盛期などは、住み分けられたユーザー
友人とgoogleの自動走行車に関して話していたんだけど、頭の髄までエンジニアの友人に俺の言いたかったことが伝わっていなかった気がするので、ここに書いておく。googleの自動走行車は決してエンジニアの趣味ではなく、googleが狙っている次のビッグビジネスだ。 googleが自動走行車を作ろうとしたきっかけがどのようなものだったかは知らない。創業者達の趣味だったのかもしれないし、google mapでデータを集める際にでてきたサブプロジェクトだったのかもしれないし、親友を交通事故でなくしただとかそういったストーリーが本当にあったのかもしれない。しかし、いまのgoogleはこのプロジェクトの大きな可能性に確実に気づいており、そして、その可能性を現実化することにリソースを割いているはずだ。 その可能性とは究極のO2Oモデルをつくることだ。googleはユーザーに欲しい情報を瞬時に与えることに
非常に光栄なことに、昨日のエントリを読んでくれた(おそらくはblogos経由で)電子書籍出版社の方から、反応のメールをいただいた。そこで、昨日のエントリに加えて、僕が考えている電子書籍ビジネスの今後と、生存をかけた戦略に関して少し書いておきたい。 まず、これから電子書籍ビジネスで生き残ろうと考えたときに、最優先事項は「Amazonと殴り合いをしない」ということだ。GoogleだとかAppleだとか、そういうレベルだったら勝手にやれば良いと思うのだけれど、楽天やsonyや紀伊国屋がAmazonと殴り合いをして、正直勝てる気がしない。あのレベルのユーザー体験の電子書籍ストアを、数年かけてコンテンツを用意して、専用デバイスまで用意して、まさに満を持して攻め込んできたのだから、半年そこら頑張った楽天や、デバイス屋さんのsonyだとかが逃げ切るのも難しいと思う。2016年には世界市場規模7500億円
随分前にwiredのvol.2を読んだんだけど、一番読み応えのあった特集で「読むが変わる」とか言うのがあった。その内容はすでにweb上で公開されているので、一読した方が良い。この特集を読んで、なんとなくだけれど、電子書籍の未来が見えてきた。電子書籍は1時間以内で読める本が月額980円とかで読み放題になると思う。 まず、現代人は本を読まない。僕もほとんど本を読まないし、たまに読んでも小説を読むくらいだ。かといって、文章を読まなくなっているのかというと全くそうではなく、むしろネット上で浴びるほどの文章を読んでいる。ネット上の文章は、読者に読ませることに必死だ。どうやったら読んでもらえるのか、それを追求した結果、簡潔な文章だとか、おもしろおかしい文字装飾だとか、画像をちょいちょい挟んだりだとかをして、ものすごく読みやすくなっている。そういった文章に慣れていると、本を読むのは苦痛だ。多くの本は明ら
「人間の行動動機がクリエイティビティでないものはすべて屑だ」とか言っていた人がいて、クリエイティビティな欲求を満たすサービスは作ることはできるのかなということを最近考えていた。結論から書くと「クリエイティビティな欲求を満たすサービスを作るのは現時点ではコストが高くて困難であり、今後だんだんと作りやすくなってくる」ということだ。 まず、サービスというのは人間の潜在的なニーズを探して、それにぶつけるというものだと思うのだけれど、そのニーズが大きければ大きいほどそのサービスの価値や影響力は大きい。そのニーズは自分が欲しいものだとわかりやすいんだけど、他人も欲しいものとかを考えると結構難しい気がする。それだったら、人間だれもがもっている欲求を基本として考えれば良い。 マズローの欲求階層というものがあって、下のピラミッド図で人間の欲求を理論化している。 上から順番に、 自己実現の欲求(self ac
追記 現時点で書類には3%って書いてあるけれど、それは最大の場合で記されているだけで、実際は経済状況によって変わるらしいです。 奨学金ヤバい。学費と生活費のために2回生の頃から月々10万の奨学金をもらっていたのだけれど、それの返済書類をみて寒気がした。 おれの大学は私立でも高額の学費をとるところで、それは諦めているんだけど、その学費を払いつつ生活するには奨学金を貰わないとやっていけない。俺の場合が月々10万。そして溜まりに溜まって3年分360万円。何がやばいって、これが有利子であることで、年間3%の利子がつく。 返済書類には「月々2万でいいよ」みたいなこと書いているけど、360万の3%だと年間10万8000円の利子がつくので、毎月2万円を必死に払ってもたったの1万2000円しか返せてない。それで20年間延々と払わなければいけないらしい。利子だけで124万4592円。あほか。 月々15万くら
最近追い込まれるように英語を勉強をしていて、大学生なのにまるで学生みたいになっている。勉強をしていくうちに「理解」とはなにか「発想」とはなにかみたいなことを再認識してきていて、あらためてここに書いておく。 結論から書くと、「理解とは物事を抽象化すること」で「発想とは物事を具象化すること」だ。抽象化という行為は「多くの具体例から共通部分を抜き出す」という行為である。それを逆にするのが具象化だ。 例えば「バナナ」「りんご」「もも」という具体例を抽象化すると、それぞれの共通部分である「木の上にみのるもの」となりそれを僕らは「果物」と呼んでいる。この抽象化する行為が「理解」であり、抽象化されたものが「知識」として僕らに残る。その「木の上にみのる果実」という知識に、抽象化される過程で捨象されたであろうなにか特有の要素を加えると「果物であるなにか」が生まれる。これが発想なのではないか。 多くの物語で共
最近おれの中で一大ムーブメントを起こしているのが「日常会話の録音」で、これが面白すぎてたまらないから無差別にこの活動を薦めておく。自分の日常会話を録音して、暇なときにラジオのように聴くというだけのとても簡単なものなのだが、これは今後の日本文化に根付いても良いくらいの面白さと可能性を秘めていると思う。今おれの中で「日常会話の録音」がアツい。 やり方をもう少し詳しく書くと、友達と飯を食っている時などにおもむろにiPhoneの録音アプリ(HT Recorder)を立ち上げ、そのまま録音する。そのことは友達に適当に告知しても良いし、おれの場合は友達がおれのことを「会話を録音する変な奴」と認識しているので特に何も告げずに録音したりする。その際にiPhoneを見える位置に向けて録音していることを一応知らせている。そして普通に会話を続けて、適当なところで録音をとめる。あとで聞き返すことも考慮して、時間は
日本人の主食は米とパンとフルグラに三分されると思うのだけど、フルグラ派のおれたちは最近の品薄でじりじりと餓死へ追い詰められている。どこのスーパーにいってもフルグラが置いてなく、ネットで探しても全滅である。あまりにもフルグラが手に入らないので、フルグラを巡って争いが起こることを危惧した俺がカルビーに問い合わせた。いつになったらフルグララインは回復されるのか。 日頃より「フルグラ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 カルビーお客様相談室の"**"と申します。 "**"様は「フルグラ」をお気に召してくださっているのですね。 数あるシリアルの中から、弊社商品をお選びいただき感謝申し上げます。 しかしながら、最近では店頭でお目に留まらなくなったとのことで、 あちこち手を尽くされお探しくださったご様子を伺い心苦しく存じます。 当商品はこの度の震災で製造工場が被災したために生産を一時的に 休止
Angry Birdsが世界的にムーブメントを起こしていて、Rovioはポップカルチャー新時代の象徴みたいに祭り上げられているのだけれど、そのゲームメーカーRovioが目指しているのが任天堂ではなくDisneyだというから面白い。その理由を今日考えていたのだけれど、これからはキャラクタービジネスの時代になってくるのかなと思った。 エンターテイメント業界を「プラットフォーム」「コンテンツ」「プラットフォーム + コンテンツ」に分けたとき、最近はコンテンツを提供するプラットフォームが昔よりも増えてきて、iOSやAndroid、facebookやらYouTubeまで、いろいろなコンテンツの提供手段が増えた。いちいち水を汲んできて売るよりも水道管を作って利用料をとる方が大きなビジネスができるため、プラットフォーム群雄割拠みたいな時代になり、その中でも世界に大きくアピールできるプラットフォームが増え
一月の終わりごろから諦めたように始めた就活が、一週間ほど前に終わった。震災後は完全にやる気をなくしていて就活から逃避した生活を送っていたので、それまでの貯金で内定がもらえて良かった。就活ではお金を使うとかよく言われているけれど、本当にその通りで、交通費もらえないわ、やたらとカフェ代がいるわで、散々だった。僕は8社ほどエントリーして、そのうち3社だけ選考を進めたのだが、10万以上はかかったと思う。今回は貧乏な就活生でも買っておいた方が良い思った物を書いておく。 肩掛けができる就活かばん 就活カバンを買うときは肩掛けができるベルトがついているものを買ったほうが便利。見知らぬ土地でウロウロする際などに片手がふさがっていると何かと不便だ。 飛行機の機内に持ち込めるサイズのキャリーケース 遠地に面接に行く時などにキャリーケースを使うことがあると思うが、新しく買う場合は「飛行機の機内に持ち込めるかどう
昨日東京で被災して、東京駅で一夜を過ごした。新丸ビルに入っている飲食店の方々がおにぎりやスープ、角煮やパンなどを随時配ってくれて、飲食店以外の店舗も毛布や床のカーペットを剥がしたものを配布して、非常に助かった。あの時のお兄さんお姉さん方本当にありがとう。また、東北大に通う彼女とも一応連絡がとれ、一安心した。そして昨日の東京での難民生活で役に立ったインフラがtwitterだったのだが、そのtwitterが非常事態ということもあって、ものすごく「何か手助けをしたいんだ」ムードが漂っている。一応被災者の当事者目線として、twitterユーザーにやって欲しいことを2つだけ書いておく。 情報の真偽を検討してほしい インターネットというものは、デマだろうが確証がなかろうが、とりあえずすべての情報を共有しておき、各々で必要な情報を見極めてフィルタリングするということが普通なのだけれど、非常事態でtwit
情報のキュレーションってのが最近バズワードになっていて、これからの情報過多の時代では自分にあった情報が自動的に選別されて取得できるようにするべきだよなって、言われている。僕もiPadを買ってからは、以前ほど「アホみたいに早い情報の流れに身をまかせる」みたいなことをしなくなってきていて、キュレーションってやつの必要性を感じているんだけど、自分好みの情報だけをフィルタリングして集めるっていうのは結構難しい。一刻も早くこの分野専門のキラーサービスが現れてほしいんだけど、それは「はてな」が作るべきだと思っている。 はてなっていうのは、国内最大のソーシャルブックマークを持っていて、ユーザーがあっちこっちの有益なwebページを勝手に拾ってタグ付けまでしてくれる。このタグ付けって言うのが情報のフィルタリングにものすごく活用しやすい。例えば僕の場合は、自分の気になる話題を追いかけるときは「はてなブックマー
遅ればせながら2011年の予想をしておく。なんか無責任に予想を言い合うのが流行っているみたいだし。僕が予想しているのは以下の3つだ。 国内webサービスの大虐殺 まず本命がこれ。具体的にははてなブックマークとかLDRが死んでいくと思う。理由はスマートフォンの普及。スマートフォンには世界規模のアプリ配布システムができあがっていて、日本人でもガンガン英語のアプリを使いまくる。webアプリでは英語圏のアプリを使う人なんて少数だっただろうけど、スマートフォン自体が英語圏中心のエコシステムなので、キラーアプリを使おうと思ったら自然と英語圏のアプリ(でも日本のシステムで入手できる)に手が伸びる。そして母数の問題なんだろうけど、英語圏のwebサービス対応のアプリほど良いものが多い。iPhoneでRSSリーダーを使うとしたらLDRよりもGoogleReaderになってしまう。 さらに言うと、その先のスマー
Googleがせっせとスキャンした世界中の本から、適当な単語がどのくらいその時期に使われているかをチャート化するサービスがリリースされたのだけれど、これがおもしろい。英語のみなので日本の文化については調べられないのだけれど、世界に影響を与えている単語がどのように普及して行ったのかを簡単に見ることができる。 Google Ngram Viewer 任天堂で調べると、任天堂は1985頃から世界の本に書かれるようになってきたことがわかる。 「war」という単語は世界大戦中に顕著に使われていて、それに引きずられるようにわずかに「peace」という単語が使われていることがわかる。また、人間はpeaceよりもwarの方に関心があることも見える。 java関連の書籍が書かれ始めたのは1992年のことで、最近ではjava関連の書籍が減っていることもわかる。 microsoft vs google vs y
話をするときにわざわざわかりにくい言葉を使ったり専門用語を使ったりする人たちは、周囲の人の苛立ちを一切合切自分が請け負うことで世界から戦争をなくそうと思っている人ばかりだと思うので、そういう人たちにノーベル平和賞を与えるべきだと考えているおれたちですけれども、語彙のレベルってのはその会話だの文章だのの載っているメディアのリアルタイム性に依存するということをもう少しみなさん考えた方が良い。 いまの時代、少しぐらいわからない言葉があったってググれば良いのだし、ググる時間が読み手に十分に与えられているメディア、つまりブログとかメールとかであればどんどん不可思議な言葉を使っていも良いと思う。逆にチャットとか、さらには会話や講義みたいなリアルタイム性の高いメディアで言葉を発するときは十分に語彙のレベルに注意して、相手にわかりやすい最適な言葉を選ぶべき。twitterは少し微妙なところで、独り言だとし
原作のファンであったので割と毎週楽しみにしていたのだが、ついに完結し、おれの楽しみがひとつ減った。初回を観たときは、ストーリーがかなり削られていて「原作レイプになるのかな」と思っていたが、完結してみれば、原作ファンも舌を巻くほどのクオリティの高さで、最終的にすべてがつながっていく様はもしかしたら原作を超えているのかもしれない。超えているのかもしれないと書いたが、すでにある原作のアイデアをブラッシュアップして臨んでいるのだから、超えていて当然でもある。 基本的には一話完結の平行世界ループもので原作通りなのだが、アニメでは世界観を崩さずにオリジナルストーリーが加えられており、そのオリジナルストーリーも「ひとつのエピソードを選択肢分岐で多角的に演出する」というこの作品の醍醐味を忠実に守っていて、素晴らしい仕事をする人たちもいるものだなあと感心した。独特の台詞回しはおそらく脚本家が書いているものな
iPadを買ってから一ヶ月が経った。iPadの購入が伸びた一ヶ月はものすごく長かったのに、購入後の一ヶ月は本当にあっという間だった。ここらでだいたいiPadのことが理解できてきたので感想を記しておく。 まず大前提として、iPadは「コンテンツ消費特化型デバイス」だということだ。iPadは音楽や動画やテキストといったコンテンツを消費するためのデバイスとしては最高峰の使いやすさを持っている。それこそコンテンツが身近に感じられ、さながらコンテンツをそのまま手の中に持っているような感覚をうける。iPadの携帯性や機動力も重要で、本当にいつでもどこでも音楽や動画を視聴することができ、例えば音楽を聞くためにわざわざPCを立ち上げる必要のないので、食事中やストレッチ中など、いままでは音楽に無縁だった場面で音楽を聞くことなどをするようになった。 また、InstapaperがWebを新聞や本に昇華させた。I
大学生の部屋は無限にエントロピーを増大し続けているもので、例外なく足の踏み場がない。僕の部屋もそうだったのだが、原因を追求していき、改善することにより、部屋を綺麗に保つことに成功した。そのことについて報告しておく。 まず、大学生の部屋が散らかる原因として、大学からもらう書類にあると思う。授業のレジュメやら連絡事項の書類やら、やたらと紙類が貯まる。これらは流動的なものであるので置き場が定まっていないものが多い。ある授業のみで使うレジュメだとか、期日までは見なくていもいい書類だとかである。これらの置き場のない書類が床や机に散らばっていくことによって部屋がだんだんと汚くなっていく。一枚の紙が落ちているだけで、いろいろな物が床に置かれて行く。 これを解決する方法として考えたのが、曜日ごとのファイルをつくることだ。大学生は基本的に曜日を基準にして動いている。曜日ごとに大学に持っていく物が変わり、それ
デスクワーク派の人間とばかり付き合ってきたおれたちは、体育会系の上司の扱い方を知らない。今までの常識で会話をするととんでもない方向に飛んでいき、精神を病むこと必至である。今日はおれの人生経験が足りないばかりに割と悪夢な感じだったので、後学のために今日の反省点と対処法を列挙しておく。 絶対に口答えをしない。それがいくら間違っていても、時間のロスだと感じても、一旦は相手の言うとおりにする。そして対象に間違いを気づかせるように誘導する。対象に提言をしても聞いてもらえないばかりか、理不尽にキレられるだけであるので、結局はそれが一番の早道。 女の子と仲良くしない。特に目の前で女の子と盛り上がっていたりすると確実にとばっちりがくる。 コミュニティ内で愚痴を言わない。どんなに信頼している相手であっても愚痴は伝わる危険性がある。その代わり、コミュニティ外での愚痴はむしろ積極的に言うべき。ストレス発散もある
こんな想像をしたことがある。RSSリーダーで読みたい記事を選別し、それがそのまま新聞として印刷されたものが翌日の朝刊としてやってくる。紙メディアの方が読みやすい長文の記事などを印刷された形で朝食を食べながら読むことができる。これは結構ニーズの高いサービスだとずいぶん前にtwitterでぼやいていたことがあったのだけれど、紙メディアに置き換わるiPadが登場した今、このサービスが実現している。それがInstapaperだ。 Instapaper このサービスはネットで後で読みたい記事があればブックマークレットを使い保存する。その際に面倒なタグ付けなどがないので、ページの移動などもなく完全にワンクリックのみで保存できる。そしてInstapaperのサイトに行けばこれまでに保存したページをリストアップしてあるので、暇なときに読むことができるのだ。これが、iPadと連携すると素晴らしい。 iPad
iPadのWi-Fiモデル32Gを買った。iPadが発表されてまだボロクソに叩かれていた時期から購入を決意していたため、本当に待ちわびていた。今のうちにファーストインプレッションを書いておく。 意外と小さい。B5のノートくらいで、持ち運びたくなるサイズ。最初は家でのみ使うもので外に持ち出したりなどしないだろうと考えていたのだが、マクドナルドとかスタバとかには持って行きたくなる。電車内ではちょっと出しにくいサイズ。 やはり重い。まだ手に持って使うにはキツイ重さ。「膝だとか机だとかに置いて使うのを想定してるんだ!」とか鼻の穴を膨らませて罵倒してくる輩がいると思うけれども、机などに置いて使うと蛍光灯が写り込んで見づらくなる。光の反射か重さかのどちらかを改善して欲しい。まあ二年も経てば軽くなってるんだろうけど。 キーボードと文字入力が使いづらい。キーボードは大きくて反応が速いので入力しやすいのだけ
iPhoneにfacebookが載ったらどうなるのか。appleから見ればiPhoneがソーシャル化され、facebook側から見ればfacebookがユビキタス化される。ソフトバンク携帯にtwitterが載り、アンドロイドにも遅かれ早かれfacebookが載るだろう。これからユビキタスとソーシャルが融合していき、そこに今現在のトレンドが合流し、未来につながっていく。僕が予測できるぎりぎりの範囲までそう考えていくと、僕は「買い物共有サービス」の覇権争いが今後生まれるのではないのかと思っている。 買い物共有サービスというとBlippyやSwipelyが水面下で注目を集めている。これらのサービスはクレジットカードで買ったものをfacebookやtwitterで共有できるもので、クレジット文化の強いアメリカであれば買い物情報のほぼすべてをオンラインで共有することができる。そこに日本のはてなが「は
例えばあなたの理想の人物像があるとする。スポーツ万能、容姿端麗、何事にも優れた才能を発揮し、それにおごることなく常に前向きに努力するような人物像を思い浮かべるのだろうが、僕の知人たちは全員そんな人物だと思ってくれて良い。僕ももちろんそれに近い人物で、毎日知人たちとおしゃれなパーティーを開いている。 そんな知人たちの中のひとりがこの春に恋をした。仮にAくんとする。僕らのグループは基本的に女に縁が無く、万が一にでも彼女ができようものならば「団体行動を乱すな!!」と罵倒される。Aくんはその中でも最後の砦と目されるほど女に関しては安全牌で、Aくんがいるからこそみんな安心して世の中の男女情報に振り回されることなく孤高を邁進していた。そんなさなかでのAくんの恋愛相談である。うざい。 Aくんは3月末頃から兆候を見せ始めていた。mixiに「女の子とデートに行ってきた」だの「もっと優しくできたはずだったのに
大学生は時間があるけど金がないでおなじみでして、本を読む時間は腐るほどあるのだけれど本を買う金がないということで、今時の大学生はみんなこぞって本を読まずにtwitterばかりしている。僕も「銃・病原菌・鉄」という読みたい本があったのだけれど、ハードカバー上下巻を揃えると4000円にもなり、すでに二冊も大版の本を買ってしまった今月はちょっとお財布の都合上買うことができない。BOOKOFFと大学の図書館もさがしてみたけれど、まったく読める気配がなかったので、もう諦めてtwitterでぶつぶつとつぶやいていた。 すると、すぐさまこんな反応が返ってきた なんと @chiaki25 さん(id:chiaki25)がわざわざ本を送ってくれるらしい。すごすぎるtwitter。@chiaki25 さんに感謝しつつ、住所をDすると翌日には送ってくれて、本日僕の元に届いた。それだけでも頭があがらない僕であるけ
とにかくヘドウィグ・アンド・アングリーインチを観てから感想を述べて欲しい。独自の解釈でも、直感的な感想でも良い。そしてそれをネット上に残して欲しい。僕が残らず読むので。 僕が尊敬している女性がいる。彼女はいろいろな種類のバイトをして貯めたお金で世界中を見て回るというようなアクティブな人で、ものすごく目を開いて生きている人だ。その人に一番好きな映画を聞いたら「とにかくヘドウィグを見なさい。そして感想を伝えなさい」と言われ、その足で借りて帰った。感想は「この映画は魂を揺さぶる」 もともとブロードウェーでロングヒットだった作品を、キャストそのままで映画化したのがこの映画だ。それゆえに、雰囲気が抜群にでていて、細かい演技のひとつひとつがこの映画の完成度を高めている。主人公ヘドウィグの半生をロックミュージックの曲で回想するようにして全体が進行して行き、その歌詞のひとつひとつがこの映画の哲学となる。以
Blippyっていう、クレジットカードの買物情報を共有する素敵なサービスがアメリカで人気を博そうとしていて、僕の中ではこれが流行ったら世界が変わると思ってる。もしこれが流行って、なおかつビジネスモデルが確立されたのならば、お金の流れを把握しているだけで儲かるビジネスができるということだ。知り合いが買ったものならば欲しいと思うし、買物情報が垂れ流しであれば、推薦システムによるアフィリエイトもやりたい放題だ。必ずしも買物情報を公開している必要もなくて、その人の買い物データを把握さえさせてくれれば、そこには膨大な個人情報があるので個人向け広告の時代に突入すれば価値になる。 ぼくはこれをtwitterに是非やってほしいと思っている。twitterは地球の神経システムをつくるというミッションに向かって驀進中なのだが、地球の鼓動を知るためにはお金の流れを把握するべきだと思う。twitterがやってくれ
情報化社会の真っ只中でサバイバル中のおれたちですので、情報が氾濫しすぎていて自分の欲しい情報に辿り着けない。twitterとかで情報は大量に入ってきても、自分の欲しい情報をフィルタリングするすべがまだないので、気になる話題がなかなか追えない。さっさと頭イイ連中がアンビエントストリームとかいうやつを作り出してほしいおねがいします。 基本的におれが気になる話題を追うためにやっている方法は単純で、「はてブのタグをRSSで購読する」だけだ。これは基本的な方法だと思っていたのだけれど、購読者数をみるに、あまりやっているやつがいないらしく、すこぶるマイノリティである。たとえばtwitterが気になるならtwitterのタグをRSSで購読する。するとあら不思議、twitterの話題の第一人者に簡単になれる。ちなみにはてブのタグは下のURLから探せる。 http://b.hatena.ne.jp/t おれ
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