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Fisherman’s Memoir 第3章 #3 - Fisherman’s Memoir
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Fisherman’s Memoir 第3章 #3 - Fisherman’s Memoir
若気のいたり 幸伸丸に乗船してから、1年が過ぎようとしていた。 血の気が多く、若い連中が乗り合うマグ... 若気のいたり 幸伸丸に乗船してから、1年が過ぎようとしていた。 血の気が多く、若い連中が乗り合うマグロ漁船は楽しかった。 楽しい日々の中で、僕は僕自身を知らないうちに取り戻していた。 航海の操業が終わり、入港した時の話し。 ごく稀にだが、入港地で親友の乗ったマグロ漁船と 同時に入港することがある。 1991年 春 幸伸丸は、宮城県の塩釜港に入港した。 船は岸壁に着岸し、水揚げの準備をしている時 「ケイジ!」と、岸壁から僕を呼ぶ声がした。 岸壁を見ると、久しぶりの顔が3人あった。 幼馴染みで、中学生の時毎晩のようにバカなことをして遊んだ タイジ、シンイチ、マサカズの三人が、ニコニコとした顔で僕を見ていた。 3人共、中学を卒業するとすぐにマグロ船の漁師になった。 僕が高校生の頃、一人一人とは会って遊んだことはあったが 4人が揃うのは、6〜7年振りだった。 「おおー!久しぶりだなぁー!」と僕は3