「ラノベ」と「小説」と「純文学」とYシャツと心強さと - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない

少し前の話になりますけど、 公立小学校司書「今年度から ラノベが禁止になった」 - Togetter 元ツイートの大半が消えていて後から見ると何が何やら分からなくなってしまっていますが、とある学校（発言者のプロフィールによると小学校か中学校）の図書室で、性的な雰囲気の表紙イラストの作品が含まれているという理由により？ライトノベル全般が棚から撤去された、という話でした。 これ自体もたいへん興味深い話題ですが、ここでの本題は、このまとめへの反応で用いられている様々な言葉の方です。 「たしかに小説とは別物だけどラノベも読書の入り口になる」 「いつまでもラノベばかりではなく純文学も読むようになってほしい」 「こんなこと言うと怒る人いるけど、私はライトノベルは読書の入り口としても認めてない。入り口は江戸川乱歩とかルブランの推理小説で良い。まずラノベ読んで読書した気になってるのが腹立つ。ラノベの中に後

[noki_e]

心からこの議論の界隈の雑を正したい方なんだろうなあ/一般文芸の一般とオタクが言う一般人の一般はよく似ている

[nekokauinu]

「純文学」を「ラノベっぽくない小説全般」という意味で使っているのが、当のラノベサイトである「小説家になろう」のユーザー。

[megyumi]

「純文学」や「文庫」といった言葉の「誤用」を指摘する、普通に為になる文章。言葉の意味は変わっていくものだから、という反論が予想されますが、辞書的な意味を知っておくことは悪いことではなかろうと思います

[TokiMaki]

これは昔から言っているのだけれど「ライトノベル vs 純文学」の対立構造はそもそも存在し得ず、両者に優劣をつけようとする発想そのものが至極ナンセンスだ。私は小説というものを隔てている《壁》をぶっ壊したい。

[misochige]

あなたがそうだと思うものが「純文学」です。ただし、他人の同意を得られるとは限りません(やはりこれは万能だな)

[ebmgsd1235]

ラノベも純文学も小説の中の一つジャンル。ノンフクションも含めそれを文学と呼ぶためにはスリップ（異種混淆）していなければならない。戯曲や詩はもちろん、新たに歌詞も越境してた。しかしこのブログ名はいい。

[hhasegawa]

ほぼ同意ながら、直木賞をとっても純文学作家とされる例（井伏鱒二はじめ）もあり、絶対的な基準にはならないかと。また、まずもって「詩人」であるねじめ正一がいつも小説家と呼ばれているのに小説中心史観を見る。

[type-100]

絵本は「絵で描かれた（文のみでは成立しない）物語」と言えるので、排除できてるんじゃない？

[kaionji]

それはそれとして純文学っぽいラノベもありそうだけど

[Yagokoro]

直木賞を純文学の賞だと思ってるやつがいるんか…。

[nagatafe]

ラノベ天狗(まともな方)

[uchya_x]

純文学=国語の教科書に載ってるようなもの、という認識。図書室にはそうじゃない本を探しに行くわけで。

[gomunaga]

最近のもやもやがすーっと晴れていく丁寧な解説。/「物書き」等がアマチュアにも用いられやすい事象は、いわゆる絵師や歌い手等など、小説に関わる分かりやすいアマ名称がないからかな。これが結構困るんだなあ。

[snow8-yuki]

SS書き、という表記も見る

[hisatsugu79]

文学だってたかが100年前に坪内逍遥や二葉亭四迷今の口語体に直したのが始まりで、それ以来もずっと文体は変化し続けてるはず。ラノベやライト文芸調の文体が小説の売上の過半数を占める今、区別する方が変だと思う。

[nunnnunn]

雑語り撲滅

[sds-page]

ブクマで生計立てないとブクマ家は名乗れないって事か

[richard_raw]

「『純文学』という言葉には、ラノベ以外の『普通の小説』全般という意味はありません。」よくぞ言ってくれました！（他力本願）

[omi_k]

ラノベ雑語りをするみなさんには一度文学賞メッタ斬りを聴いてみることをオススメしたい　http://blog.jorf.co.jp/radio/

[head]

“「純文学」という言葉には、ラノベ以外の「普通の小説」全般という意味はありません。”

[miruna]

うむ