Mugi2.0.1 - 教師はどうやって育っていくか（命を絶った新任女性教諭のニュースを読んで）

話が論理的にうまくまとまるか，まったく自信がありません。でも，小学校の教諭を十数年やったことのあるぼくには，人ごととは思えなくて。asahi.com：夢見た教壇２カ月 彼女は命を絶った ２３歳教諭の苦悩 - 社会 今日は，ぼくは教師としてどうやって育っていたか，という話をしようと思います。 どの勤務校でも月に2〜3回ほど，2時間程度の校内研究会をしていました。年度ごとにテーマを決めて書籍を読み合ったり，講師のお話を聞いたりした後，研究授業を数本します。 お役所主催の研修もありました。新採用のときには義務的にいくつかを受けなければなりません。こうした研修も役に立たないことはないのですが，今困っている問題の具体的な解決策を見出せるようなものではありませんでした。在職中，ぼくは日教組（日本教職員組合）の組合員でした。 組合の教育研究活動の一環で，地域ごとに教育実践を発表し合うようなサークルがあり

[ortica]

[h:keyword:http://b.hatena.ne.jp/hotentry/20071011][h:keyword:webmugi]

[webmarksjp]

*text

[ttpooh]

学校にはメンタリングとかの概念が無いんだろうか。基本的に社会的組織としてきわめて未熟故の不具合といのうがいろいろな話から浮かび上がる。私立はちょっとは違うのかな。

[yamakagashi]

>「学習環境を整えるシステムややる気を起こさせる仕掛け」が必要なのです。 やり方と評価の基準を教える。

[no_ri]

これは会社もそうだなあ。いい話だ。

[hyakdaivsgm]

「先生たちに茶を飲んだり，飯食べたりして，ゆっくり話のできる時間をあげてください。」／圧倒的に足りていないのかと

[maangie]

http://teacher.muvc.net/research01/jisatsu.html

[gav]

「整頓できない子は，やる気がないとかズボラとかじゃなくて，ちゃんと教わったことがないから，どういう根拠で何をどこに置いたらよいのか思いつかないだけかもしれません」

[memoclip]

>学校の職員室の横っちょの給湯室あたり

[guldeen]

昔は家庭訪問などで、児童･生徒の親のいろいろな仕事ぶりを見られたものだけど、近年の家庭って既にもうそういう環境じゃないからなー。

[udy]

茶を飲んだり，飯食べたりして，ゆっくり話のできる時間の半分はムダだ。ただ、どの半分がムダかはわからない。であるならば、残り半分の必要な時間のために、それは残されなければならなかったのだ。

[graph]

そうだよなあ、教師って他の人の仕事風景を見られないんだよな…

[yasushiito]

IT系にも言えるね。誰もがコンピュータと一対一で向き合ってるから、誰のどこがすごくて何がダメとかわからない。ググるコツもキーボードショートカットも知らない。それどころか、知ろうとする発想すらなかったり。

[false_alarm]

ノウハウの伝達は、多くの仕事では多かれ少なかれ自然に行われてるのに、教員にはそれがなくなりつつある。何故か。それは誰かが職員室から時間と自由を奪ったから。一部は教員らの自業自得の側面もあるのだろう。

[onigiri_srv]

問題の本質は教師の資質云々ではなく、どうやって育っていくか。/個人的には民間の経験がどうたらというのは完全に的外れに思う

[shidho]

どこかで何かの「ムダを省く」作業が入ったんじゃないかなあと。

[solailo]

暗黙知と形式知。

[ushiwatat]

|先生たちに茶を飲んだり，飯食べたりして，ゆっくり話のできる時間をあげてください。| 教育改革は|お役所の豪勢な会議室じゃなくて，学校の職員室の横っちょの給湯室あたりから始まる|

[j3672]

教師が教師になるために／無駄を省くことによっては、よい教育はできないのだ、という教訓。

[hatayasan]

「たぶん，若い先生たちが切実に知りたいのはそういう「学習環境を整えるシステムややる気を起こさせる仕掛け」じゃないかな。そういうことを身近で教えてくれる人を求めているかもしれない。」