『ザ・ロード』 果てしなく宗教臭い世紀末珍道中。 （2010／アメリカ G 監督：ジョン・ヒルコート 原作：コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』） - 1953ColdSummer

1953ColdSummer : 『ザ・ロード』 果てしなく宗教臭い世紀末珍道中。 （2010／アメリカ G 監督：ジョン・ヒルコート 原作：コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』） 『ノーカントリー』の原作者、コーマック・マッカーシーのピュリッツァー受賞作『ザ・ロード』の映画化。後述するが、非常に退屈で宗教臭く、万人にお勧めし難い作品だとは前もって言っておく。だが、そこで思考停止しては書いている方も読んでいる方も面白くなかろうし、映画感想ブログなんてやくざなブログをやっているなりの矜持というものもあるので、まあ色々書こうと思う。実際、色々含むところがある映画でもあるし。 具体的には説明されない、何らかの理由によって崩壊してしまった世界を、ただ南へ南へと進む父子のロード・ムービー。 南の海の近辺にはまだ食料があるかも知れないとの希望的観測を根拠に、父は子を守り、教え、導くのだが、野党と

[tianbale-battle]

>ほら、何と言うか、世界一のベストセラーを片手に、血をワインに、パンを肉に見立てていただく宗教の匂いがプンプンすると言うか……。

[daddyscar]

この手の『映画秘宝』っぽいダルい感じの批評はもう飽きたなあ。