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TGS2024
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●夢のリサイクル燃料:バイオコークス 開発したのは近畿大学 マイクロエネルギー研究室 准教授:井田民男 鉄鉱石から鉄を作り出す製鉄に不可欠な燃料、 国内で3000万t使用されている石炭コークスの代わりとして使える代替燃料 バイオコークスはお茶カスから使い古しの鉛筆まで、 あらゆる植物性の廃棄物から作ることが可能 CO²排出量が少ないため資源の枯渇、価格の高騰、 そして環境問題といった石炭コークスが 抱える問題を全て解決する夢の燃料 お茶カスを粉砕した粉末:バイオマスと呼ばれる原料を筒の中にセット 原料が入った筒にジャッキで4tの圧力をかけること20分 さらに180℃の電気炉で加熱、 そして扇風機で冷すこと40分…で完成する たったこれだけの工程で製造されたバイオコークスはコンクリートより硬い 植物の基本成分はセルロース、リグニン、ヘミセルロース それに熱や圧力を加えると、 3つを繋げていた
フィリピンのセブ市では下水が整備しておらず、 一般家庭から出る下水の多くは、 廃棄物の最終処分場にそのまま捨てられるか、 一部は川や海に垂れ流しにされている 汚泥の放置による水質汚染が原因で人々の健康にも悪影響が出た 2014年8月、日本の開発協力により、汚泥脱水装置が導入された 横浜市の汚泥処理に取り組んできた中小企業アムコンが開発 セブ市から出るほぼ全ての汚泥を処理できる 沈殿槽から送られてきた汚泥は、ごみを取り除き、タンクに貯められる そしてタンクの汚泥の中にある浮遊物を固めるポリマーを投入 そして汚泥脱水機でポリマーで固めた固形物と液体を分離させる さらに固形物を圧縮し、水分を取り除いていく 固形物はトラックの荷台に直接 積み込み、 セブ市の農業組合に肥料として配られる キレイになった水は、隣の貯水池へ その貯水池でさらに水質を処理され、河川へ放流される (117)
未来世紀ジパングで紹介 ゴミ問題に直面する世界から注文が殺到している ●ゴミをエネルギーに変える油化装置 ・株式会社ブレスト:神奈川県平塚市 2001年 創業のベンチャー企業 開発したのがプラスチックを石油に戻す油化装置 1、プラスチックゴミを420℃以上に熱すると溶けて気化する 2、そのガスを水で冷やし、液体に戻す事で石油が出来る 3、抽出した油を精製すると、軽油、ガソリンなどに分ける事で燃料になる 1キロのプラスチックが1リットルの油になる技術 しかし日本ではプラスチックゴミの5割以上を焼却する 取り組んでも採算が合わないと他の企業は撤退していった ところがブレストは装置の小型化に成功 プラスチックゴミを焼却しない海外向けに展開を始めている (659)
夢の扉+で紹介 ●日立製作所:鈴木朋子には子供のために実現させたい夢がある 世界の電力の4割は石炭から作られている 安くて埋蔵量が豊富、安定して確保できるため 石炭を燃やすと排出されるのがCO₂ 少ない石炭で大量に発電できれば排出するCO₂を減らせる 磯子火力発電所では硬い石炭をパウダー状に細かく砕いて燃やしている 発電効率はあがり、以前よりCO₂排出量は17%も削減された この技術をアメリカ、中国、インドでも使用すれば 年間13.5億トンのCO₂が減らせる そして、さらにCO₂排出量を13%も減らす 次世代型石炭火力発電の開発が進められている 鈴木が開発しているのは触媒(化学反応を促進させる物質) 石炭を熱して出るガスに水蒸気を混ぜて触媒:TK143に通す するとCO₂と水素に分離 CO₂は回収し水素を燃やして一つ目のタービンを回す さらにその排熱で水蒸気を作り2つ目のタービンを回す こ
夢の扉+で紹介 ●エネルギー変換効率59%の波力発電 永久不滅の波が日本のエネルギー問題を解決する 海に囲まれた日本、その波のエネルギーを電力に換算すると3億kW これをたった3%でも活用できれば原発30基分に相当する 海に波力発電装置を浮かべて太陽光や風力と並ぶ第3の自然エネルギーに ・三井造船 技術開発部:中野訓雄 最大の課題は波の運動をどれだけ電力に変換できるか? というエネルギー変換効率 波の上下運動を回転に変える方法に取り組んだ ところがその変換効率は、それまで17%が限界で実用化には不向きとされてきた そこで中野は世界でも例のない制御技術を開発 波の動きに少し遅れて浮体が上下、 これは波の力を最大限に受け止めているから 結果、最大59%という驚異的なエネルギー変換効率を叩き出した 2014年、神津島で波力発電の実証実験がスタートする 中野が思い描く未来は波力発電を中心にエネルギ
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