対談 金守珍＆前田日明

北にも南にも日本にも、対等に発言 していくそれが在日コリアンの役目。 演劇界の風雲児、金守珍氏。 在日コリアンの格闘家、前田日明氏。 熱き血をたぎらせて、それぞれの分野で先頭を走ってきた二人の、初顔合わせが実現。時に司会の朴慶南さんが口を挟むすきのないほど、激しい対談となった。だが、その底に流れるのは、民族に対する同じ思いだ。在日としての生き方、南北問題、そして喧嘩道。熱い男たちの三時間のバトルは、実に多くの問題提起を含む、豊かなものであった。 ◆ 強さをアイデンティティに 金●●前田さんは、梁石日さんの『血と骨』を読んで感激されたとか。 前田●あれを読んでいると、自分と重なるんです。登場人物が、自分の親戚一人一人とだぶっていく。 朴●●確か梁さんとは、不思議な縁があるんですよね。『血と骨』の中で、梁石日さんを思わせる人が生まれた時、お父さんが儒学者を探し出して名前を付けてもらうという下り

[akihiko810]

演劇界の風雲児、金守珍氏。 在日コリアンの格闘家、前田日明氏。>前田●父親の一族を全部集めると、たぶん前科100犯くらいになりますよ。懲役で言うと、100年を越える（笑）。

[opemu]

凄く熱い対談。

[kmiura]

外国に長く住んでいる日本人にしても、桁外れに生命力にあふれている人をよく見る。もともとそうなんじゃなくて、そうなってしまうんだろうな。

[lost_and_found]

"自分たちは、次の世代に何を伝えていくか""在日はある意味で、北にも南にも食い物にされてきた。"

[hisamichi]

heimin　「痛いニュース」の読者に読ませたい >級友の半分は北に行き、そのうち3分の2は音信不通です。みんな小学校から一緒の連中で、特にワルが全部送られた。