2009年06月06日 (1037)長谷部誠 「僕の場合、シンプルに繋いでいくのがサッカーだというイメージがあった。でもこのチームでは、そういうサッカーは目指していないんです。監督がDFの裏に蹴れと言ったら、それを守らなくてはいけない」(ヴォルフスブルグMF) 長谷部の中には,一か八かでロングボールを蹴ることに大きな抵抗があった。(Number#730) ヴォルフスブルグには身長189cmのグラフィッチと192cmのジェコという欧州でもトップクラスの大型2トップが並んでいて、今季は2人で54ゴールを挙げた。 やっているサッカーが魅力的か、どうかは別にして、この2人にロングボールを出せばチャンスに繋がる確率は非常に高い。マガトはそのストロングポイントを最大限に生かすための戦術を指示した。 ただ、長谷部は監督の戦術を受け入れつつも、そこに一工夫加えることを忘れなかった。 「ロングボールとはいえ