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おみそ汁
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6月12 間抜けな行政に、旬の秋刀魚を! 「なぜ、井上さんは、2年間という限られた期間で、これほど多岐にわたる新規事業を打ち出せたのですか?」 その理由は、 → 僕ひとりではなく、みんなで(地域内外で・官民連携で)取り組んだから ということに尽きるのだが、 なぜ、たくさんの人が支えてくれたのか。 それは、決して、僕の能力が優れていたからではない。 仕組みが優れていたことが大きいと思う。 これまでの一般的な行政は、与えられた課題(だけ)に対応するため、 ・ピラミッド型 ・縦割り ・公務員だけ という組織形態だった。 ・ピラミッド型の組織では、例えば、係員が新規事業に取り組むためには、係長、課長補佐、課長、次長、部長、副市長、市長の決裁を仰ぐ必要があるが、それぞれに拒否権があるので、どこかで潰されてしまうことが通例だ。 ・縦割りの組織では、部局の調整に手間取り、部局の壁を越えた本質的な取組は難
4月13 自治体の皆さん、アンテナショップは東京の不動産会社の1番のカモですよ。 東京都心で、自治体の「アンテナショップ」が空前のブームを迎えている。かつては都道府県単位が中心だったが、現在は市町村も開設。地方創生の上乗せ交付金/加速化交付金などを活用して新たに開設した/するところも少なくない。 しかし、自治体のアンテナショップ。 実は、東京の不動産会社からすれば、1番のカモだという。 ◆田舎の自治体は、東京の土地の相場がよく分からない。 ◆町のPRのため、赤字でもかまわない。 ということが大きな理由と考えられる。 この「赤字でもかまわない。」という姿勢は、ときに大きな問題を孕む。 むろん、自治体の事業は、「「赤字」だからダメだ」というわけではない。選挙や福祉、教育などはその典型だろう。民間事業者だけでは供給されないが、社会として必要なものを提供するのが自治体のそもそもの役割。その意味では
10月12 井上貴至のプロフィール 人とお会いする、町に出るのが何より好き! 「地域で活躍する人はそのホームグラウンドが一番輝く」という信念のもと、総務省入省後は、毎週末、私費で全国の現場を訪ね歩いています。キャッチフレーズは、井上貴至(いのうえたかし)は、令和の伊能忠敬(いのうただたか)になる。 一方、地域で活動する人は、その地元や業界しか知らないことが少なくありません。ミツバチ.が花粉を運ぶように、僕が出会った素敵な人や事例を繋げ、新しい花を咲かせたい。地域のミツバチ.がライフワークです。 地域の第一線で活動する方をお招きして、その思い・経験・知恵をみんなで共有し、交流する朝の異業種交流会「地域力おっはークラブ」を主宰。 2015年4月、自ら提案した地方創生人材支援制度の第1号で、総務省から世界一のブリの町・鹿児島県長島町に派遣され、7月には副町長に選任されました。(29歳は史上最年少
8月26 「課題」から考えていないことが、地方創生を進める自治体の1番の「課題」 地方自治体の1番の「課題」は、ずばり「課題」から考えていないこと。 その都度、「課題」を解決するための施策を考え、実行していくのが物事を進める基本だと思いますが、そもそも地方自治体は「課題」から考えていないことが往々にしてあります。 地方自治体が陥りやすい3つの罠とは? ➡ 1.ほしゅ事なかれ病 地方自治体の施策は、ともすれば前例踏襲主義。 先輩たちがやってきたから、ずっとやってきたからという理由で施策をやりがちです。 ところが、その施策を始めた時には、「課題」を解決するために有効な施策でも、時代や環境の変遷とともに、そもそも「課題」が変わったり、なくなったり、あるいは「課題」はそのままでも有効な施策ではなくなってしまうこともあります。 ➡ 2.ほしいほしい病 地方自治体の施策は、ともすれば周りの自治体と比べ
12月10 全ての公務員に見てほしい!まちの未来をデザインする市役所(富山県氷見市) 皆さん、市役所ってどんなイメージがあるでしょうか。 まじめ?詰まらない?暗い? そういうイメージを根底から覆してくれるのが、富山県の氷見市役所です。 市民や職員のアイデアが、すぐに形になる場です。 (本川祐治郎・氷見市長自ら案内してくださいました。) 市役所の中は、ホワイトボードがいっぱい。 思いついたことをすぐに文字にして、絵にして、みんなで共有することができます。 テーブルも、ホワイトボード。 「アスクルで買えばぜんぜん安いんですよ。」と本川市長。 こうやって、市長室をどこにするのか、みんなで議論しました。 図面を広げて、こっくりさんみたいに市長室を動かして・・・めちゃくちゃ盛り上がったそうです。 市役所の真ん中には、プレゼンテーション用の広場。 市長等と面会に来られた方がそのまま帰るのでは、もったい
9月8 長野が海になる!❓コワーキングスペースCREEKSが中央通りにオープン 長野駅と善光寺を結ぶ中央通り、長野オリンピックの表彰式が行われたセントラルスクウェア(有料駐車場)の向かいに、9月8日(月)コワーキングスペースCREEKS(クリークス)がオープンしました。 (長野のど真ん中。1日だけの利用もできるので、出張にも便利です。) コワーキングスペースは、オフィスをシェアするだけではなく、そこで働く人々がコミュニケーションを図り、互いに情報や知恵も共有。 異業種の人同士が組んで、一人ではできない仕事も受注することができます。 CREEKSでは、コンシェルジェが常駐。 働く人々のマッチングを促すとともに、講演会や勉強会などのイベントも定期的に開催します。 みんなでわいわいがやがや。コワーキングスペースを創る過程から仲間づくりの始まりです。 不詳私も生まれて初めてインパクトドライバーを片
3月28 石川県小松市に先週オープンした日本で一番!?ダメと言われる公共施設 3月22日(土)にグランドオープンしたサイエンスヒルズこまつ。科学を丸ごと伝えるというコンセプトも、丘からの夜景や眺望も素晴らしいのだが、”ダメ””ダメ””ダメ”の貼り紙が多すぎるのが玉に瑕。施設の中と外で、おそらく100は超えるのではないだろうか。ここまで”ダメ”と言われる施設は、僕が知る限りない。 ”ダメ”の言い方を変えてみたら ”ダメ”と言われると、できることは1つしかない。縮こまって何もしないだけだ。 例えば、「芝生立入禁止」の貼り紙も「芝生をみんなで育てています。優しく見守ってください」と書いたらどうだろうか。ある子どもはスタッフと一緒に水をあげるかもしれないし、ある子どもは芝生のスケッチを始めるかもしれない。 いたずらに”だめ”と言わないことで、できることが広がり、子どもの自由な発想が育まれるのではな
2月9 安部敏樹君「僕がリディラバを始めた理由」 12月18日(火)の第31回地域力おっはークラブ定例会は、一般社団法人リディラバ代表理事の安部敏樹(あべとしき)くん。 安部敏樹くんに話していただくのは、母校大阪星光学院の新入生歓迎会以来2年ぶり。 「Nobless Oblige ~社会を変える学びとは~」 http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/66452728.html あの頃からプレゼンが抜群にうまかったが、今回は更に磨きがかかっていた。つかみから聴衆をぐっと魅了する。 〇「ワカモノ、ヨソモノ、バカモノ」はうそでした。 という1行だけのパワーポイントから、 〇「ワカモノが好きなだけ、ヨソモノ、バカモノはうざいだけ」 と、斬新な回答をだす。 そして、鉄板のマグロ漁師の体験談。 「マグロはどのように捕まえるのか」と、次から次に当て
2月15 誇ろう!育てよう!「豊かな山形の食文化」 『ゴ・エ・ミヨ』2023年版は、ご覧になられましたか?世界15カ国共通の定められた基準のもと「予約の電話から見送りまで」を評価するレストランガイドで、山形市内では、クレド、パ・マル、イル・コキテーノ、プルピエの4店が掲載されています。 山形新幹線つばさ号の停車駅では、さいたま市、宇都宮市、郡山市がそれぞれ1店、福島市は0店ですから、山形市の4店がいかに突出しているかがお分かりになるかと思います。 『ゴ・エ・ミヨ』は、洋食、お寿司、懐石が中心ですが、その他にも、山形市内には、消費額1位のラーメンや唐揚げはもとより、お蕎麦、和菓子、カフェなど多彩で豊かな食文化が根付いています。 私も山形で暮らしはじめてから、食文化に感動して、FacebookやInstagramで「今日のごっつぉ」(#おいしい応援、#世界一食文化が多彩な山形)を投稿しています
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