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伊織「昨日公園」 : SSまにあっくす!
あれは4月も終わりに差し掛かろうとしていた頃。私はまだ15歳だった。 やよい「伊織ちゃん! 今のい... あれは4月も終わりに差し掛かろうとしていた頃。私はまだ15歳だった。 やよい「伊織ちゃん! 今のいいですよー!」 伊織「にひひっ! 当然でしょ? このスーパー可愛い伊織ちゃんの手にかかればキャッチボールなんてお手の物よ!」 やよい「これなら始球式も大丈夫かなーって。もっかい行きましょう」 伊織「かかってきなさーい!」 やよい「えい! わわっ! 暴投だ! ゴメン、返してー!」 伊織「もう、どこ投げてんのよ!」 やよい「ごめんなさい……」 伊織「別に怒ってないわよ。もう遅い時間だから帰りましょ。みんな待ってんでしょ?」 やよい「はい! 今日はもやしパーティの日ですから!! 家に帰ってべろちょろ持って行かなきゃ! バイバイ、伊織ちゃん! また明日も練習しようね!」 伊織「そうね。バイバイ、やよい」 やよいと別れて公園を後にする。始球式はいつだったかしら? どこの球団か知らないけど、私を選ぶなんて