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「上遠野浩平論」⑨~魔女の消滅と「可能性」の復活(『ヴァルプルギスの後悔』) - 能書きを書くのが趣味。
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「上遠野浩平論」⑨~魔女の消滅と「可能性」の復活(『ヴァルプルギスの後悔』) - 能書きを書くのが趣味。
上遠野浩平論の第9回です。 本論はこれまで、第5回・第6回では「可能性」を描いた第1期上遠野浩平に... 上遠野浩平論の第9回です。 本論はこれまで、第5回・第6回では「可能性」を描いた第1期上遠野浩平について、第7回・第8回では「運命」を描いた第2期上遠野浩平について、それぞれ論じることで、デビューからゼロ年代にかけての上遠野浩平が、どのような流れの中で自分の文学を展開してきたかを示してきた。 今回はそうした流れの集大成となった作品について論じよう。 論じる作品とは、『ヴァルプルギスの後悔』だ。 作者が「ブギーポップシリーズを終える上で必要な作品」と称したこの作品は、本論がこれまで提示してきた用語で説明するならば、第2期上遠野浩平を終わらせた作品、にあたる。この作品が何に必要だったのかといえば、第3期上遠野浩平に移行するために必要だったのである。 なぜそう言えるのか? 第3期上遠野浩平とは何なのか? 本記事では複雑に絡まりあった作品の構造を紐ほどき、シンプルな形に整理しなおしていく。またそう