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装丁を味わう
hikaridept.hatenablog.com
カレースターと称している水野仁輔さんの著作、幻の黒船カレーを追えはデタラメ、嘘、捏造だらけの悪質な本です。 日本のカレーのルーツであるイギリスのカレーの歴史を知りたいならば、幻の黒船カレーを追えを買ってはいけません。お金と時間を代償にして手に入るのは、嘘やデマ情報ばかりです。 チキンティッカマサラ以外にも、水野さんの不思議な歴史創造術は存在します。今回はカレーに関するイギリスの料理本の歴史についてです。 イギリスで最初にカレーレシピを掲載した本は、1747年発行のThe Art of Cookery, Made Plain and Easy by Hannah Glasseです。ただし、カレー粉は使用しておらず、小麦粉でとろみをつけることもしていません。 これについては、多くの本に取り上げられており、「幻の黒船カレーを追え」においても正しく記述されています。事実とくい違ってくるのはこれ以降
カレースターと称している水野仁輔さんの著作、幻の黒船カレーを追えを購入、読了しました。 盗作、デタラメ、嘘、捏造だらけの悪質な本です。 カレースターどころか、カレー詐欺師ですね、この人は。 まずは簡単に検証できる嘘、捏造から説明します。 もっと悪質な嘘もありますがそれは順次書いてゆきます。 水野さんは、日本のカレーのルーツを求めて、イギリスに渡ります。そして大英図書館でビートン夫人の家政読本を読んだ、と主張します。 これは嘘です。水野さんはビートン夫人の家政読本を読んでいません。彼が家政読本として記述している内容は、原典を読まずに捏造したもので、実際の本の内容と異なります。 捏造、嘘は複数存在しますが、一つ一つ検証していきます。 ”手にしたミセス・ビートンのレシピには、確かに何品もカレーのレシピが載っていた。レフトオーバーミート、すなわち残り物の肉を使ったカレーというジャンルで。レフトオー
盗作と捏造のカレー詐欺師水野仁輔さんは、「幻の黒船カレーを追え」およびその文庫版「カレーライスはどこから来たのか」において、次のような嘘を捏造し読者を詐欺にかけました。 ”そういえば大英図書館で、地鶏(RED FOWL)を使ったレシピをたくさん目にしてきた。その中には、もちろんチキンカレーもあった。” これは「大英図書館で調べたといえば、どんな嘘をついてもばれない」と思い込んでいる水野仁輔さんが捏造した、数々の嘘のなかの一つです。 前回は1850年から72年までにイギリスで発行された養鶏関連書10冊を検証しました。これらの本には、地鶏=RED FOWLなる概念も言葉も登場しません。 次に、料理本などの本に検討の対象を広げてみましょう。 再びInternet Archiveにアクセスします。 archive.org ここには数百万冊の本(ほとんどが英語)がアーカイブされており、19世紀イギリ
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