エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【電遊奇譚:其二十】W.D.ガスターの冗談は伝わらない
私は幽霊を見ようと思って、うちを出た。暗い夜で風が吹いていた。幽霊は見ることができなかった。私の... 私は幽霊を見ようと思って、うちを出た。暗い夜で風が吹いていた。幽霊は見ることができなかった。私の東京の下宿の周りは霊園で、とても広いのだが、枯葉ひとつ落ちていない。ここまで丁寧に掃き清められた霊園で、まさか化けて出る者もいないだろうと思われた。夜道を歩いていると死にかけた蝉が私の顔にぶつかった。とてもびっくりした。それで気が抜けて下宿に戻った。寝床に倒れ込むと、編集者のIから通話がかかってきた。私は半身を起こしてそれを取った。そうするのが精一杯なほど疲れていた。 「藤田さん、夜分にすみません。つぎの企画なのですが」 「ええ」と私は答えた。「なにをやりましょうか」 「『Undertale』は如何ですか」 「いいですね」と私は答えた。「以前プレイしたことがあります。あれは名作ですよ。しかし、あれが出たのは、たしか二年ほど前じゃありませんでしたか」 「日本語版がもうすぐ出るのです。」と彼は答えた
2017/10/27 リンク