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会話術
lawyerslives.ldblog.jp
メンタルの問題から、病院通いとなってしまった場合には、そこからは医者の領域であって、アドバイスは有効ではない。耳に痛い小言に加えて、辛口のアドバイスをいくつか集めてみた。温室育ちでは、この業界を乗りきることはできないことは、壊れた弁護士に現れている。 弁護士業務は、基本的に対立構造であり、最低限一人は敵対する関係の人がいることになる。一対一であれば、良いかもしれないが、事件によっては、マスコミ、世論がすべて敵に回ることもあり得る。この場合、味方といえるのは依頼者だけということになる。正に、四面楚歌状態である。弁護士を志す人は、まず、このような状況にも耐えられる覚悟が必要である。できれば、そのような仕事は避けたいと思う人がいるかもしれないが、浮世の義理や何かの拍子にそのような状況に陥ることがあることを日頃覚悟しておくべきである。この場合、依頼者の権利を守るのはあなたしかいないわけであるから、
新人弁護士P弁護士は、某事務所に内定を得、一人前の弁護士になるべく志を高く持ち、溌剌として入所初日を迎えた。 事務所に行くと、早速、ボスから指示がきた。指示は「このような内容の契約を締結したいから、契約書を作成する際のポイントを書いておいて。」というものだった。P弁護士は、「契約書を一から作成するのではなく、まず、ポイントとなる部分を挙げれば良いのですか。」と確認した。そうするとボスは「そうだ。ポイントとなる項目を挙げて。」と返答した。そこで、P弁護士は、張り切って図書館などで調査をし、翌日、ボスに書面を提出した。ところが、ボスは、書面を見るやいなや「契約書を作れと言っただろう。」と前日とは明らかに異なることを声を荒げて述べ、P弁護士を叱責し始めた。P弁護士はボスの言辞に大変驚き、困惑しながらも、ボスの指示に従い、急いで、契約書の作成に着手した。 日数が経過し、ボスと同僚とのやりとりを伺っ
新年あけましておめでとうございます。 さて、昨年開設しました本ブログですが、開設時に用意していたひととおりのネタを掲載しましたので、当面更新を休止させて頂くことにします。 永らくのご愛読、ありがとうございました。 また題材が溜まりましたら更新を再開するかもしれませんので、そのときはよろしくお願い致します。 また、他の事件において、証拠調べ段階にまで及んでいるにもかかわらず、ボスの指示に基づきやむなく書いていた準備書面がどうしても府に落ちないので、O弁護士はボスが争点を理解していないのではないかと疑問に思い、ボスに「争点は○○ですよね。」と確認をした。参考判例も示して、説明をした。するとボスは、「そんな法理論はない!O弁護士の独自の説だ!」とまたもや激情しO弁護士を非難し始めた。ボスが主張を変えないまま、証拠調べが終わった。裁判所からの和解勧告に対し、相手方は、ボスがトンチンカンな主張立証を
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