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比喩を剥ぎとる - コスタリカ307
『失われた時を求めて』を本歌取りした小説 三島由紀夫の『豊饒の海』には『失われた時を求めて』のパロ... 『失われた時を求めて』を本歌取りした小説 三島由紀夫の『豊饒の海』には『失われた時を求めて』のパロディ・シーンが数多く登場する。本稿ではまずその場面を拾い上げ、次にパロディの狙いについて考えていく。 例えば『春の雪』で清顕が聡子とともに雪の中を人力車で走る場面は、『スワンの恋』においてスワンとオデットが馬車に乗るシーンを置き換えたものである。どちらの小説においても、男の側は自分が恋に落ちていることを自覚していなかったのだが、その場面になってようやく女に夢中になっていることにはたと気がつく。 また『暁の寺』で主人公の本多繁邦が隣室の女性達のセックスを盗み見る場面は、『時』において主人公が女色を盗み見たり、シャルリュス男爵の男色行為を隣室で盗み聞きするシーンに触発されて書かれたものだろう。 本多は覗き穴の隙間をあけるために、書棚から十冊の洋書を抜き出した。 どこにも頭をぶつけぬように、覗き穴へ