サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
ambrosus.jp
イギリスの大手一般新聞社ガーディアンが2019年1月27日に公開した記事によると、ポーランドの食肉加工工場に内密で作業員としてもぐり込んでいた諜報員が明かしたビデオにより、極度の重病にかかっている牛が解体され、獣医によるチェックも無いまま、もしくはあったとしても不十分なチェックがされるのみで売りに出されていたことが明らかになりました。 ポーランドはEUにおいて最大の食肉輸出国の1つであり、この事件が食の安全基準に再び大きな警鐘を鳴らしています。 録画されたビデオには、自分の足で立つこともままならない病気の牛が作業員によってウインチ(巻上げ機)のロープでくくられ、屠殺場に引きづられていく様子�が生々しく収められています。これはポーランドの首都ワルシャワがあるマゾフシェ県の食肉加工工場での出来事です。 ここでは牛の屠殺(とさつ)は夜に行われていて、現場には獣医の立ち会いもないようです。獣医が立
世界中で食中毒事件や食品の品質偽装、産地偽装、偽造ドラッグ、サプライチェーンにおける詐欺などの問題は後を絶ちません。最近起きた食中毒事件で最も大きなものといえば、2018年10月7日にアメリカで発生したロメインレタスのO157集団感染事件が挙げられます。アメリカ疾病予防管理センターによれば、ワシントンDCとその他16の州で報告された腸管出血性大腸菌O157は合計で62人の感染者を出しました。死亡者は出なかったものの25人が入院し、その内2人が腎臓疾患の一種である「溶血性尿毒症症候群」にかかりました。それとは別にカナダでも同じDNA型のO157が原因となる感染が報告されています。 またロメインレタスによる同様のO157集団感染事件は2018年の春にも起きていて、この時は36州で5人が死亡、210人が感染。さらに2017年にも同様の感染事件が発生しています。 こういった事件が起きた時、悲惨な思
ブロックチェーンは、その話題性のみに止まらず、フードサプライチェーンに幅広く適用可能な汎用技術です。パブリック・ブロックチェーンは中立的で信頼できる調停者の役目を果たし、異なる利害関係者(ステークホルダー)から得たデータを、単一かつ修正や改ざんのされていない情報チェーンに統合する能力があります。このことは食品産業において、産地の証明、隅々に至るトレーサビリティ、そして製品の品質保証さえ可能にします。 AmbrosusのIoTセンサー、もしくはパブリック・ブロックチェーンによるトレーサビリティシステムにご興味のある方はこちらをご覧ください。Ambrosus公式へのお問い合わせ方法(英語)や、当サイト(非公式)への日本語お問い合わせフォームを載せております。もしくはTwitterやAmbrosusの日本語公式テレグラムでも気軽にご相談下さい。Ambrosusについての概要はトップページに載って
牛トレーサビリティ法とは あなたは牛トレーサビリティ法(牛トレサ法)というのを聞いたことがあるだろうか。これはBSE(いわゆる狂牛病)問題が契機となり制定された、牛の個体識別番号を一元管理するための法律である。 この制度では、農場で牛の耳に識別番号が表記されたプラカードのようなタグを取り付けることを義務付けている。その番号をデータベースで管理することによって、加工・製造業者からスーパー、レストランまで、最終的に消費者に届くまでの牛の追跡可能性(トレーサビリティ)を実現しようというものだ。 農家や業者に対してデータをきちんと管理することを義務付け、違反した場合に罰則を適用する事によってそれを守るインセンティブを与えている。 牛のデータがきちんと入力・管理され、改ざんされたりしない限り、ある程度の信頼性をもって牛の産地を確認することが出来る。 あまりご存知ない方も多いかもしれないが、実は立ち食
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Ambrosus(アンブロサス)、仮想通貨AMB(アンバー)とは』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く