蜀(しょく)の宰相・諸葛亮(しょかつりょう)が書いたと言われてきた『将苑(しょうえん)』という兵法書があります。現代では、後人が諸葛亮に仮託して書いた偽書であるとされています。偽書であるとすれば、きっと諸葛亮のことをよく知っている諸葛亮マニアが書いたのでしょう。 劉備(りゅうび)が息子の劉禅(りゅうぜん)にオススメした兵法書『六韜(りくとう)』に似た雰囲気でなかなか面白い兵法書です。本日は、この『将苑』から、人物鑑定7つの方法をご紹介いたします。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラ