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装丁を味わう
kanjisin.hatenadiary.org
津波、噴火……日本列島 地震の2000年史 「歴史学をはじめと研究者が、震災という出来事にどのように向き合おうとするのかを相互に語り、課題を示しあったはじめての記録である」(まえがき) 保立道久氏(中世史)、成田龍一氏(近現代史)、平川新氏(近世史)ら歴史学者ら17人による。 コンパクトな本ながら、重要な指摘が多いが、上記の三人に災害史の北原糸子氏を加えた座談会「災害の歴史から何を学び、どう向き合うか」が出色。ここでは、は宮城歴史資料保全ネットワークを率いて3.11以前から精力的に活動してこられた平川氏の言に注目して紹介しておきたい。。 平川新 「東北電力・女川原発は同じ東北太平洋岸に立地しながらそこまで(福島第一原発のような)深刻な被害は受けませんでした。この差はなぜ生じたのか。ひと言で言えば、貞観地震の被害の実態を伝承や古文書をもとに検討し、実際の被害対策に活かした東北電力、貞観地震の
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