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会話術
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小川卓です。多くの会社ではウェブサイトのパフォーマンスを評価するために様々な指標を使っているかと思います。代表的なものが売り上げやお問い合わせ数、訪問者数などでしょう。広告の費用対効果を見るためにCPCやCPAを設定しているところもあるでしょう。またキーワードの検索順位を気にされている方もいるかもしれません。 それらのKPIが悪いという話ではないのですが、サイトに訪れるユーザーにとっては関係ない事ばかりです。つまりCPCやCPAが安くなっても、訪問者数が増えてもユーザーにとってのサイトの「利用価値」や「評価」や「共感」が増えるわけではありません。 これらのKPIとは違ったKPIが必要なのではないしょうか? ユーザー軸のKPIとは? 今回KPIとして考えたいのが、ユーザーにとって価値があるサイトだったのか?を知るという事です。KPIという名前がつく以上、計測が出来ることが前提となります。この
小川卓です。ここ数か月様々な観光協会で講演する機会をいただきました。その時に話題に上がったのがゴールとKPI設計。地元の情報をアピールするサイトでは、サイト上に明確なゴールが無いことから、どのように設定すればよいか?を迷うことが多いようです。 そこで今回は観光情報サイトではどのような指標を見ればよいか?それを紹介していきます。今回は愛媛県のサイトを取り上げてみました。 愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】 https://www.iyokannet.jp/ サイトの概要 「いよ観ネット」は愛媛県に関する情報発信を行っている、一般社団法人 愛媛県観光物産協会が運営しているサイトです。サイトでは愛媛の様々な魅力を伝えるためのコンテンツが用意されています。スポットやイベント、観光や宿泊情報など多岐に渡ります。 しかしサイト上では何か商品を購入したり、宿を予約したりといった明確なアクションがあり
小川卓です。数日前にGoogle Optimize公式ブログで「パーソナライゼーション(日本語メニューではカスタマイズ(以下、「カスタマイズ機能)」のリリースがアナウンスされました。 Personalization features now available in Google Optimize https://www.blog.google/products/marketingplatform/analytics/personalization-features-now-available-google-optimize/ 今回はこちらの機能を関単に紹介いたします。なおベータ版ということで今後機能の追加・変更・削除などもあり得ますので、自己責任での利用をお願いいたします。 テストでは無く、特定の層だけに中身を変えたいことってありません? 今回のカスタマイズ機能はまさに上記を実現するため
Googleアナリティクスの新トレーニングコース「Google Analytics for Power User」を受けてみたので、コース内容等を紹介 小川卓です。Google アナリティクスを学ぶ方法の1つとして、Googleが公式で提供しているオンライントレーニングコース、Googleアナリティクスアカデミーがあります。 https://analytics.google.com/analytics/academy/ こちらを利用するとオンラインで無料でGoogle アナリティクスのトレーニングを受けることが出来ます。1週間ほど前に英語版のみですが、今までの「ビギナー」「アドバンス」に加え、より難易度が高い「Google Analytics for Powered User」が追加されましたので、さっそくそのコースを受けてみました。 今回の記事ではその中身を紹介しつつ、興味があればぜひ受
「最近騒がれているGDPR(ジーディーピーアール)とは?」 「ウチの会社のサービスも対象?」 「違反するとどんなペナルティがあるの? 罰金は?」 そんな疑問をマンガでズバリ解説します。 by 湊川あい(マンガ・解説文) GDPRの保護対象 GDPRにおいて、個人データとは、「識別された、または識別され得る自然人に関するすべての情報」と定義されています。 これらのデータを収集、または処理・管理している企業は、EU市民(正確にはEEA市民)の個人情報を保護する責任を負います。 GDPRの目的としては、市民の基本的人権の保護である旨が掲げられています(GDPR第1条)。 GDPR 第4条 定義(1)より引用 「個人データ」とは、識別された自然人又は識別可能な自然人(「データ主体」)に関する情報を意味する。 識別可能な自然人とは、特に、氏名、識別番号、位置データ、オンライン識別子のような識別子を参
小川卓です。皆さんGoogle Data Studio活用していますでしょうか?私もコンサルティングやレポート作成などで大活躍です!しかし使っている中で、一つ困った点がありました。それが複数のデータを一つの表やグラフにまとめることが出来ないということでした。 例えば5つのサイトの訪問者数の折れ線グラフを作るとなると、結果的に5つグラフを作らないといけないなど痒い所に手が届かない感じでした。しかしこちらが、2018年7月のアップデートで対応されました!「混合データ」という機能になりますので、こちらの使い方や事例を紹介いたします。 方法1:混合データソースの作成 複数のデータをまとめる方法は大きく分けて3種類あるので、それぞれを紹介いたします。 まずは混合データを最初に用意する方法を紹介いたします。 「リソース」の中にある「混合データを管理」を選択 データソースを選択しましょう(例えばサイトA
GDPRが施行され、日本でもGDPRに対応したプライバシーポリシーを各社が対応し始めています。この記事では、各社のGDPR対応プライバシーポリシーを保存して紹介します。実際、自分たちの企業のGDPR対応済みのプライバシーポリシーを考える際、日本語で書かれた対応済みプライバシーポリシーを研究するところから始めるという方が多いのではないかと考えます。ここでは、GDPRについて具体策を考えている読者を想定して事例を紹介していきます。 ヌーラボプライバシーポリシー ヌーラボプライバシーポリシー Nulab Inc. (『ヌーラボ』と呼びます)は、コンピュータシステム開発 と販売を行うと同時に、技術者養成に尽力して地域社会に貢献しています。ヌーラボの広範なサービス提供に当たり、個人情報の有用性を鑑みて、個人の権利と利益を保護する情報保護の方針を確立し、取締役会メンバーおよび従業員を挙げて、この方針を
※1:ユーザー>アクティブユーザー(最初の数日間が0になっています) ※2:ユーザー>地域>地域 (ユーザー数が0になっています) ※3:集客>サーチコンソール>デバイスのレポート(期間は直帰率・ページ/セッション・トランザクション等も0になっています。表示・クリック等は元々期間的にみられません) ※4:イベント>概要>上位のイベント(期間より前はすべて0になっています) セグメントに関して セグメントに関しては、セッション単位・ユーザー単位共に使えないようです。セグメントを追加すると、全て対象期間のデータは0として表示されます。対象外のデータは問題無く表示されます。 カスタムレポートに関して 細かくは調査していませんが、「ユーザー系」及び「イベント系」の指標が入ってくると数値が表示されなくなります。例えば以下の曜日×時間帯のカスタムレポートではユーザー数が表示されていません。 この期間で
小川卓です。有料版Google アナリティクスである「Google アナリティクス 360」に「Google Analytics Analysis」が追加されました。 Introducing Advanced Analysis in Google Analytics 360 こちらの機能は有料版のみの機能提供となり、新たに3つのレポートが追加されました。それぞれの内容を確認してみましょう。レポートはGoogle アナリティクスのメニュー内にある「分析」からアクセスが可能です。 探索レポート 本レポートでは、自由にディメンション・指標・セグメント・フィルタなどを追加してレポートを作成することができます。「変数」のメニューから追加したい項目を選んで、隣にある「セグメントの比較」「行」「列」「値」などに追加を行います。 それぞれの項目に対して最大4種類の項目を追加することが出来、自由に順番を変え
Webサイトのパフォーマンス計測ツールのLighthouseの3.0がリリースされます。より効果的に使っていくために変更点を確認しておきましょう。 まずはv3の利用方法についての確認です。 利用方法リリースノートを読む限りNode(Module, CLI), Chrome Extension, Chrome DevToolsで利用出来るようになるということでしたが、2018/5/14時点ではNode経由で利用するのが良さそうです。 しばらく待てばChrome ExtensionやChrome DevToolsで使えるので待つというのも手です。 [追記] 2018/5/20にChrome Extensionでv3.0.0-alpha.2が使えることを確認しました。 CLIの利用方法 (推奨)$ npm install -g lighthouse@next $ lighthouse https
消費者のプライバシー保護に対する意識の高い欧州では、ビッグデータ分析によって意図せずに転用される懸念が高まる個人情報に対する規制が強まっています。2018年5月に施行されるGDPR(欧州一般データ保護規則)では、個人情報の取り扱いについて厳しい規制と罰則が定められました。日本企業であっても、EU市民の個人情報を取り扱う場合、規制の対象となります。 GDPRでは営業・マーケティングで取得した個人情報が規制対象に含まれる GDPR(欧州一般データ保護規則)は、2018年5月25日に施行される、欧州市民のプライバシー保護を目的とした規則です。情報化社会において個人情報が高い価値を持つようになる一方で、消費者が意図していない目的で、気づかないうちに個人情報が転用されている懸念が広がってきています。そこで、EUは個人情報を取り扱う企業に対し、個人情報を取り扱うよう、規則や罰則を制定しました。 GDP
Google アナリティクスの「データ保持」期間が設定可能に。デフォルト期間が26か月になっているため確認・変更を行いましょう 小川卓です。2018年5月25日よりGoogle アナリティクスの「データ保持」機能が有効になります。こちらの機能は名前の通りGoogle アナリティクスのデータ保持期間を設定することが可能です。デフォルトが26か月となっているため、設定変更を行わないと2018年6月中に2016年2月より前の過去データが削除あるいは見られなくなる可能性があります。設定変更は2018年4月18日現在、既に行うことが出来ます。 本機能と設定の変更方法を紹介いたします。詳しくは公式ヘルプページもあわせてご参照ください。 アナリティクスヘルプ:データの保持 https://support.google.com/analytics/answer/7667196?hl=ja (以下、2018
表示時間が1秒減るとCVRはどれくらい上がる?38万サイトのGoogle アナリティクスデータを活用したGoogleの新機能 小川卓です。前回の記事「Googleアナリティクスの「ページ速度」レポートと「PageSpeed Insights」を活用し、重いページ改善のためのファイルを入手する方法」ではページ速度の見方と、その改善案を列挙してくれるサービスの紹介を行いました。 さて、このようにページ表示速度を実際に減らすことができた場合、コンバージョン率にはどれくらい影響があるのか?今回の記事では、その影響についてみていきましょう。 2018年2月にGoogleは新たに「Speed Scorecard」と「Calculate the Potential Revenue Impact」というサービスの提供を開始しました。それぞれの機能を見ながら、今回の記事名のお題について考えていきましょう。
Googleアナリティクスの「ページ速度」レポートと「PageSpeed Insights」を活用し、重いページ改善のためのファイルを入手する方法 小川卓です。Googleからの発表にあった通り、モバイル検索のの検索順位にページのスピードが影響を与えることが公式にアナウンスされました。以前からデスクトップに関しては要素として利用されていることはアナウンスされていました。しかし日本においてデスクトップでのアクセスで「遅い」ということに悩むケースは比較的少ないのではないでしょうか。 今回はスマートフォンで「特に遅いページ」に関して影響を受ける可能性が高いということがアナウンスされました。ページ表示が遅いページをどのように特定し、改善に活かすかを紹介するのが今回の記事の趣旨になります。 表示に時間がかかるページの特定 Google アナリティクスのページの「行動>サイトの速度>ページ速度」のレポ
今回の記事は、Twitter上で以下の投稿をいただき、執筆したものになります。スマホでのUI/UXデザインのトレンドをまとめていきます。 PCよりのデザイントレンドだった気がしたのでスマホ版もほしかったですー。 / 2017年WEBデザインのトレンドはどうなる?まとめてみた。 (KOBIT)https://t.co/5oahTjeeb1 #NewsPicks — maitokuwahara (@maito) 2017年7月18日 スマートフォンなどの新たなデバイスが普及したことで、Web制作者にはPCで見るサイトの他に、スマートフォンなどの小さな画面を通して見るサイトの構築が必要になってきました。 ユーザビリティを意識したスマートフォンサイトを構築できるかどうかで、ユーザーのサイト滞在時間も大きく変わってきてしまいます。 サイトまでの誘導も大切ですが、ホームページの内容がユーザーに伝わって
UI/UXについて理解を深め、優れたUI/UXを持ったWebサイトを構築するためにお送りする本連載。 前回の記事では、UIとUXの違いについてと、UXを構成する要素として「UXハニカム」についてご紹介しました。 今回は、引き続きUI/UXの基本として、UI/UXとSEOの関係、そして検索を通したユーザー体験の最適化、「SXO」についてご紹介します。 「UI/UXを知り、優れたWebサイトを構築する」連載一覧 ・第一回:良いUI/UXとは何か?Amazonと楽天に見るユーザー体験の違い ・第二回:UIとUXはどう違う?UXの基本と、優れたUXを構成する7つの要素 UI/UXがSEOに及ぼす影響 UI/UXとSEOの関係 ユーザーが使いやすいと感じるWebサイトは検索エンジンから高い評価を受ける傾向にあります。検索エンジンの役割は、検索ユーザーが求めている情報を分かりやすく掲載しているサイトを
KOBITの窪田です。最近、Googleで「リッチ検索結果テストツール」がリリースされました。その情報をまとめつつ、実際に使ってみたレポートを書いていこうと思います。 リッチ検索結果って何? リッチ検索結果とは、通常の検索結果よりも高度な機能を持つ検索結果のことになります。通常は青色のリンクと文字で構成されていますが、リッチ検索結果の場合は、画像やカルーセルなどのよりグラフィカルな表現を検索結果にもたらすことができます。 実例で見てみよう とは言え、実際の画面を見ないとわかりづらいと思うので、実際の例を紹介します。 Logos 引用:Logos 例えば、検索をした時に、右側にナレッジグラフが出てくることがあります。ここでは、ロゴが掲載されていたりしますね。これが「Logos」というリッチ検索結果の一例です。 パンくずリスト 引用:breadcrumb 検索結果にパンくずリストが出てくる形式
視点3:流入元の変化も確認してみよう 流入元の内訳や新たに増えた流入元がないか。こちらもチェックしてみるとよいでしょう。まずは、大きな分類(チャネル単位)での流入の内訳です(2017年1月1日~2017年12月15日)。 特にオーガニックの流入が伸びていることがわかります。全体の流入比率で見ても、58.4% (2016年) ⇒ 69.7% (2017年)とシェアが増えていました。 また検索エンジン・ソーシャルを除いた流入元を見ることで、どういったサイトにリンクを貼っていただき流入に繋がっているかを確認できます。こちら上位15件になります(2017年1月1日~2017年12月15日)。 解析系のブログやサイト、ニュースサイト、ブックマークサービス等が入っていることがわかります(アクセス解析に携わっている方であればなじみ深いものが多いかと)。 視点4:記事単位の評価を行う 記事ごとの評価も行っ
企業のマーケティング担当者の中には、ソーシャルメディアの運用・活用に悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。 どうすれば自社のアカウントに人を集められるのか?どうすれば効果的なプロモーションが行えるのか? 答えはそれぞれのプロジェクトによって異なりますが、他の成功した事例を知ることは、答えを導くのに大いに役立つのではないでしょうか。 そこで今回は、先日開催させていただいたマーケティング事例ナイトvol.10にて弊社代表の窪田がお話しした、ソーシャルメディアに関する興味深い海外の事例・実験についてご紹介したいと思います。 悩んでいる方をはじめ、ソーシャルメディアの運用に関わっている方はぜひ参考にしてみてください。 ※「マーケティング事例ナイトvol.10」全体のイベントレポートは以下の記事でご紹介しています。 人は何故ソーシャルメディアでシェアするのか?参考になる2つの実験 ラブマティカリー
精読やページ内到達計測に便利!特定の要素が表示された事をGoogle Tag Manager × Google アナリティクスで計測 スクロール率の計測は便利なのですが、「記事の最後まで読み終わった」などを計測したい場合は、記事の長さによって見るべきスクロール率が変わってきてしまいます。そこで「記事の最後にあるバナーなどが表示された時」にその状態を取得・計測する方法が便利です。 「ページ下部のソーシャルボタンが表示された」「ランディングページで特定の文章や画像が表示された」「商品詳細で口コミの部分まで見てくれた」など利用シーンは多彩です。では、さっそく設定方法を確認してみましょう(以下方法は、Google Tag Managerを利用してGoogle アナリティクスでデータを計測していることが前提です)。 Google Tag Managerで計測のための変数を有効にする Google T
UI/UXについて理解を深め、優れたUI/UXを持ったWebサイトを構築するためにお送りする本連載。 前回記事では、UIに優れたサイトを構築するにあたり必要な概念として、レイアウト・配色・フォントの原則を紹介しました。 今回も、引き続きデザインに関する方法論として、フラットデザインやレスポンシブデザイン等の流行のデザイン手法を紹介していきます。 「UI/UXを知り、優れたWebサイトを構築する」連載一覧 1.UI/UXの基本(全三回) ・第一回:良いUI/UXとは何か?Amazonと楽天に見るユーザー体験の違い 2.UXに優れたサイトを構築するために検討するべき事項(全四回) ・第四回:優れたUXを設計するための戦略:ペルソナ法とストーリーボード 3.UIの要素や方法論の解説 ・第八回:優れたUI設計のためのレイアウト・配色・フォントの原則 デザイン方法論 UIデザインは、技術の進化やWe
GoogleTagManagerだけで完結。サイト埋め込みのYouTube再生行動をGoogle アナリティクスで取得する方法 Google Tag Managerを利用すると、簡単に自社サイトに埋め込んでいるYouTube動画の再生状況をGoogle アナリティクスで取得できます。再生や停止された回数、どこまで動画を見たのかなどをレポートで見ることが可能です。 それではさっそく、設定方法を確認してみましょう(以下方法は、Google Tag Managerを利用してGoogle アナリティクスでデータを計測していることが前提です)。 Google Tag Managerで計測のための変数を有効にするGoogle Tag Managerにログインし、計測をしたいコンテナを選択。その後に「変数」のメニューにアクセスしましょう。 「組み込み変数」のすぐ下にある、赤い「追加」ボタンを押すと、変数
Google Data Studioを利用している方の多くは、Google アナリティクス用のダッシュボードとして利用していることが多いのではないでしょうか?KOBITで紹介した過去のGoogle Data StudioでもGoogle アナリティクスを例に紹介しています。 しかしGoogle Data Studioの利活用はGoogle アナリティクスにはとどまりません。他のデータを取得する方法を紹介します。取得方法は主に2つに分かれ「1)Google Data Studioでデフォルトで用意されている機能を利用する」そして「2)外部デベロッパーが提供しているプラグインを導入してデータを取得する」です。 Google Data Studioに取り込みができるデータソース 1)デフォルトの機能を使って取得できる主なデータソース(2017年10月時点) Adwords BigQuery Go
訪れたのはAさんという人間1人なので、ユーザー数は1として計測されます。 ここでセッション数に注目してみましょう。「ごめんください」の数=セッション数だと考えるとわかりやすいでしょう。 Aさんは、昼に来た後、夜にも来た。2度「ごめんください」と言っているよね。 なるほど! だから、2セッションとしてカウントされるんだ。 ちょっと詳しい話 〜セッション数 計測の仕組み〜 Googleアナリティクスは「ユーザーがWebサイト上で30分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションとしてカウントされる」という仕組みになっています。 つまり、1人のユーザーが、パソコンの前をしばらく離れる・他のWebサイトへ行くなどして 20分後に再訪問した場合: 1セッション 40分後に再訪問した場合: 2セッション としてカウントされます。 ページを開いたまま30分以上操作が行われなかったり、別の
前回のコラム「構造化データから見えるSearch Consoleを用いたサイト運営」に引き続き、Search Consoleの「検索での見え方」カテゴリの画面の見方について解説していきます。本記事では、「リッチカード」と「データハイライター」について紹介します。 リッチカードとは、全記事で解説したリッチスニペットをさらに発展させたもので、よりビジュアルな検索結果を提供する機能です。リッチカードはスマートフォン検索に対応したもので、リッチスニペットと同様にschema.orgのマークアップを利用しています。 例えば「サラダ レシピ」で検索したときを考えましょう。上図は、その検索結果の一部を表しています。画面をスワイプすることで、レシピの画像を確認できるような部分があります。これがリッチカードによって追加された機能となります。リッチカードにより、画像や動画の一覧をスワイプで確認できるので、スマ
という形でノーリファラー(Direct)からの流入がカウントされ、DirectとCVが紐づく形になります。 新たに登場した「直接セッション」というディメンション 「直接セッション」とは、入ってきたときの流入元が「本当にその流入元だったのか」あるいは「実はノーリファラーだけど別の流入元で入ってきたから、流入元を置き換えているよ」のどちらかを教えてくれるディメンションです。 以下のカスタムレポートを見てみましょう。 こちらのレポートでは google / organic と yahoo / organicがプライマリディメンションに入っており、直接セッション(NoあるいはYes)がセカンダリディメンションに入っていることが分かります。 「No」とは「ノーリファラーではない」という事を意味しており、本当にGoogleから来たことが分かります。逆に「Yes」とは、「実はノーリファラーである」ことを
【要注意】 gtag.jsはベータ版であり、今後計測タグが変わる可能性や、データが正しく取得できない可能性があります。テスト的に試すのは問題ないかと思いますが、現在のタグを差し替えるなどは行わないことを強く推奨します。SLAの対象外にもなります。 また本内容は、記事公開時点(2017年9月4日時点)での情報となり、今後変わる可能性は大いにあります。 Google アナリティクスには「urchin.js」「ga.js」「analytics.js」という3種類のタグが古い順に存在します。現在多くのサイトは「analytics.js」のファイルを利用しているかと思います(ここ数年で新しい計測用のタグを発行していれば、「analytics.js」になっているはずです)。 2017年8月23日ごろに、新しい計測タグ「gtag.js」が公開されたようです。ヘルプ等に関しては、まだ英語版のページしかあり
第5話 Googleタグマネージャ「YouTubeトリガー」の使い方 #マンガでわかるGoogleアナリティクス マンガでアクセス解析の基本がわかる、KOBIT限定Web連載マンガでわかるGoogleアナリティクスシリーズ。今回はGo…
【サンプルレポートあり】Google Data Studioが更に機能拡張。より簡単にレポートを共有・閲覧可能に Google Data Studioとは? 「Google Data Studio」はGoogleが提供している無料で利用できるダッシュボードツールです。2016年11月に提供開始され、Google アナリティクスやサーチコンソール、Google Data Studioや自社データバースのデータを取り込んで簡単にレポートを作成することができます。 日本語で利用することが出来、多種多様な数値をレポートで簡単に表示することが出来るため、社内の部署での共有や、上司への報告用。またはクライアントとと共有するレポートとして、とても便利です。 またレポートで流入元やデバイスなどを絞り込んだり、期間を変えたりすることが出来るため、見たい人が見たい切り口でデータを見ることが可能です。 バージョ
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