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実質貨幣残高について
マンキュー マクロ経済学で出てくる「実質貨幣残高」という概念がどうしても理解できません。 まず彼は... マンキュー マクロ経済学で出てくる「実質貨幣残高」という概念がどうしても理解できません。 まず彼は以下のような式(貨幣需要関数)を提示します。 M/P = kY M はマネーサプライ、P は物価水準、Y は生産量、k は所得 1 ドルあたりどれだけの貨幣を保有したいと人々が望むかの定数、を示していると言います。 そして彼は、上記の式が「貨幣数量説」と関連性があるのだと言って、式を変形しつつ以下のような式を提示します。 M/P = kY ↓ M(1/k) = PY ↓ ここで V = 1/k とおく ↓ MV = PY このプロセスが納得できないのです。なぜ V = 1/k とおけることになるのでしょうか。V は「一定期間内に貨幣が何回所有者をかえたかを示している」のだそうですが、それがなぜ k(貨幣保有量)と裏返しの関係にあるんでしょうか。 この疑問の背後には次のような疑問があります。銀行