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三島由紀夫【豊饒の海】まとめ(1)〜「春の雪」「奔馬」レビュー・解説・感想
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三島由紀夫【豊饒の海】まとめ(1)〜「春の雪」「奔馬」レビュー・解説・感想
およそ1965年から1970年死の当日までにかけて製作された大長編小説「豊饒の海」は全4巻から成... およそ1965年から1970年死の当日までにかけて製作された大長編小説「豊饒の海」は全4巻から成っている。三島由紀夫自身がこの作品について色々解説しているが、想定があまりにも壮大である上かなり主観的。 本記事においては客観性を重視しつつ、レビューは2回に分けてなるべく簡潔にまとめたい。 概要 「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」はそれぞれ最初の3つが文庫版で約500ページ、最後の巻が一気に短く340ページほどである。続き物の長編小説にどっぷり浸りたい方、大量の活字に飢えている方には超おすすめする。 それぞれの巻は独立しても読めるが、重要登場人物の輪廻と転生にずっと付き添う「目」の役割をする本多繁邦がいる。彼は青年時代から晩年に到るまで終始一貫して小説に登場すろワキ、そして能楽でいうところの主役・シテは4巻を除いていずれも20歳で死ぬ。 「春の雪」は松ケ枝清顕という超美青年の金持お坊ちゃ