サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
studyhacker.net
仕事と記憶は切っても切れない関係にあります。資格勉強のために暗記をするといった意味での記憶だけでなく、目の前の仕事をそつなくこなすにも、「この仕事にはあのときの進め方が合いそうだ」「あの人に相談してみよう」など、過去の経験による記憶が大きな働きを果たします。 そして、記憶能力のなかでも特に重要なものとして「ワーキングメモリ」というものを挙げるのが、脳の機能を活かした人材開発を行なう作業療法士の菅原洋平さんです。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 【プロフィール】 菅原洋平(すがわら・ようへい) 1978年8月30日、青森県生まれ。作業療法士。ユークロニア株式会社代表。国際医療福祉大学卒業後、作業療法士免許を取得。民間病院精神科勤務後、国立病院機構にて脳のリハビリテーション業務に従事。その後、脳の機能を活かした人材開発を行なうビジネスプランをもとにユークロニア株式会社を設立。現在、東京・ベス
「同僚に好かれたいから、振る舞い方にはかなり気を使っているつもり。でも、なんだか空回りしている気がする」 「みんなに頼りにされたいので仕事をたくさん頑張っているのに、最近仕事を頼まれなくなってきた……」 上記のように悩んでしまう原因は、あなたが周囲から好かれるためにやっている “ある行動” にあるかもしれません。 今回の記事では、職場で好かれる人が “やらない” ことをふたつご紹介します。いい人間関係を築くにはいったいなにをやらないほうがいいのか、さっそく見ていきましょう。 【ライタープロフィール】 こばやしまほ 大学では法学部で憲法・法政策論を専攻。2級FP技能検定に合格するなど、資格勉強の経験も豊富。損害保険会社での勤務を通じ、正確かつ迅速な対応を数多く求められた経験から、思考法やタイムマネジメントなどの効率的な仕事術に大変関心が高く、日々情報収集に努めている。 1. 自分を完璧に見せ
「セミナーや研修に参加しても、『なるほどなあ』と感心するだけで実践につながらない」 「その場では『たしかに!』と納得できるのに、しばらくすると忘れてしまう……」 このように、「本当は勉強したことをきちんと覚えて、仕事や生活に活かしたいのに……」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そんな悩みは、ノートを活用すれば解決するかも。今回は、その日の学びを記憶に残して実践につなげるためのノート術をご紹介します。 【ライタープロフィール】 藤真唯 大学では日本古典文学を専攻。現在も古典文学や近代文学を読み勉強中。効率のよい学び方にも関心が高く、日々情報収集に努めている。ライターとしては、仕事術・コミュニケーション術に関する執筆経験が豊富。丁寧なリサーチに基づいて分かりやすく伝えることを得意とする。 「なるほどなあ」で終わる人には何が足りない? 「なるほどなあ」で終わらせないためのインプットメモ
手当たり次第に本やインターネットを調べ始めた結果、やたらと時間がかかり、ほかの業務に支障が出る。過度な情報収集で不必要な情報まで取り込んでいたことにあとから気づき、非効率感に打ちのめされる――。「自分はどうして情報収集が下手なのだろう……」 そうお悩みの方に、今回、有名コンサルティング企業出身者が実践・推奨する情報収集のコツを、筆者の実践も交えてご紹介します。情報収集がうまい人のやり方を、あなたもまねしてみませんか? 【ライタープロフィール】 上川万葉 法学部を卒業後、大学院でヨーロッパ近現代史を研究。ドイツ語・チェコ語の学習経験がある。司書と学芸員の資格をもち、大学図書館で10年以上勤務した。特にリサーチや書籍紹介を得意としており、勉強法や働き方にまつわる記事を多く執筆している 「とりあえず」の情報収集は時間の無駄 最短時間で必要な情報を集めるコツ 1. 目的を明確にする 2. フレーム
「いい人だと思われたい」――。これはビジネスの場に限らず、あらゆる場面で多くの人が抱く思いです。 ところが、一般社団法人感情マネージメント協会代表理事の片田智也さんによれば、「いい人であろう」という姿勢によって自らの心を疲弊させてしまうこともあるのだそう。そのメカニズムと、心を疲れさせないための人との接し方について教えてもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 片田智也(かただ・ともや) 1978年生まれ、和歌山県出身。一般社団法人感情マネージメント協会代表理事。公認心理師。産業カウンセラー。大学卒業後、20代で独立するがストレスから若年性緑内障を発症、視覚障害者となる。同年、うつ病と診断された姉が自死。姉の死の真相を知るため、精神医療の実態や心理療法を追求、カウンセラーに転身する。教育や行政、官公庁を中心にメンタルケア事業に多数参画。カウンセリ
「あらゆる悩みの原因は人間関係にある」とは、アドラー心理学の根底に流れる概念とされます。しかし、苦手な人とも付き合っていかなければならないビジネスパーソンにとって、人間関係の悩みは尽きないもの。そして、人間関係によって心が疲れてしまう人はあとを絶ちません。 そんな人たちに向けて、一般社団法人感情マネージメント協会代表理事の片田智也さんが、心を疲れさせないために「やめたほうがいいこと」を解説してくれました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 片田智也(かただ・ともや) 1978年生まれ、和歌山県出身。一般社団法人感情マネージメント協会代表理事。公認心理師。産業カウンセラー。大学卒業後、20代で独立するがストレスから若年性緑内障を発症、視覚障害者となる。同年、うつ病と診断された姉が自死。姉の死の真相を知るため、精神医療の実態や心理療法を追求、カウンセラーに転
もしも、手元にある本の知識が自分のものになっていないと感じるならば、便利な付箋を使った再読法が役に立つかもしれません。本をすべて読み直すわけではないので、スキマ時間に軽い気持ちでできるはずですよ。 付箋で行なう辞書引き学習法や、識者らが説く効率のいい読書法などを参考にして、付箋を使いながら短時間で本を再読する方法を探ってみました。その概要と、実践した様子を紹介しましょう。 【ライタープロフィール】 STUDY HACKER 編集部 「STUDY HACKER」は、これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディアです。「STUDY SMART」をコンセプトに、2014年のサイトオープン以後、効率的な勉強法 / 記憶に残るノート術 / 脳科学に基づく学習テクニック / 身になる読書術 / 文章術 / 思考法など、勉強・仕事に必要な知識やスキルをより合理的に身につけるためのヒントを、多数紹介し
「ちゃんと勉強したいし、仕事もしっかりやりたい。でも、この両立って本当に可能なのだろうか……?」 ――はい、スキマ時間をうまく利用すれば、十分に可能なはずですよ! まずは、できるわけがないという思い込みを捨て「両立は可能だ」と考えること。そのうえで、小さなスキマ時間を使い、ギッシリと身が詰まったインプットとアウトプットを繰り返せば、うまくいきます。筆者の実践を交えてお伝えしましょう。 【ライタープロフィール】 STUDY HACKER 編集部 「STUDY HACKER」は、これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディアです。「STUDY SMART」をコンセプトに、2014年のサイトオープン以後、効率的な勉強法 / 記憶に残るノート術 / 脳科学に基づく学習テクニック / 身になる読書術 / 文章術 / 思考法など、勉強・仕事に必要な知識やスキルをより合理的に身につけるためのヒントを
「毎日勉強をしよう――こう決意しても、いつも1週間も続かない」 「とりたい資格があるのに、疲れてどうしても机に向かう気になれない……」 仕事で忙しいなか、勉強する時間を毎日確保することは簡単ではありません。目標とした勉強時間をつくれず、自己嫌悪に陥ることもあるのではないでしょうか。 そんなあなたは、“あること” をしてしまっているために、勉強習慣をつけられていないのかも。今回は、毎日勉強できる人になるために、やらないほうがいいことを3つご紹介します。勉強を続けるために、まずは日々の習慣を変えるところから始めてみてくださいね。 【ライタープロフィール】 髙橋瞳 大学では機械工学を専攻。現在は特許関係の難関資格取得のために勉強中。タスク管理術を追求して勉強にあてられる時間を生み出し、毎日3時間以上勉強に取り組む。資格取得に必要な長い学習時間を確保するべく、積極的に仕事・勉強の効率化に努めている
言葉を使ってコミュニケーションを行なうという人間の特性上、人間関係は日常のコミュニケーションによって決まります。では、どのようなコミュニケーションを心がければ周囲と良好な人間関係を築けるのでしょうか。 「伝えるプロ」である電通のコピーライター・勝浦雅彦さんは、「捨てる」意識に鍵があると語ります。コミュニケーションにおいて捨てるべきものについて解説してもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 勝浦雅彦(かつうら・まさひこ) 千葉県出身。コピーライター。法政大学特別講師。宣伝会議講師。読売広告社に入社後、営業局を経てクリエーティブ局に配属。その後、電通九州、電通東日本を経て、現在、株式会社電通のコピーライター・クリエーティブディレクターとして活躍中。また、15年以上にわたり、大学や教育講座の講師を務め、広告の枠からはみ出したコミュニケーション技術の講
「自分の話し方や書き方だと、相手にうまく伝えられていない気がする」という自覚はあるものの、実際どうすればいいのかわからない――。そんな悩みを抱えている人は多いものです。 そこでアドバイスをお願いしたのは、まさに「伝えるプロ」である電通のコピーライター・勝浦雅彦さん。伝えたいのにうまく伝えられない原因と、その解消法を教えてもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 勝浦雅彦(かつうら・まさひこ) 千葉県出身。コピーライター。法政大学特別講師。宣伝会議講師。読売広告社に入社後、営業局を経てクリエーティブ局に配属。その後、電通九州、電通東日本を経て、現在、株式会社電通のコピーライター・クリエーティブディレクターとして活躍中。また、15年以上にわたり、大学や教育講座の講師を務め、広告の枠からはみ出したコミュニケーション技術の講義を数多く行なってきた。クリエ
資格試験の勉強を始めようとしているとき、仕事で知らない知識を学ぶ必要があるとき。まったく知識のないところから勉強をスタートすると、「身につくまで大変そう……」と不安に思ってしまうのも無理もないことです。 でも、大丈夫。そんな “ほぼ白紙状態” から効率よく勉強する方法があるのです。 今回の記事では、そのひとつであるファインマン・テクニックについてご紹介します。筆者がほぼ白紙状態から学びを実践した模様もあわせてお伝えしましょう。 【ライタープロフィール】 橋本麻理香 大学では経営学を専攻。13年間の演劇経験から非言語コミュニケーションの知見があり、仕事での信頼関係の構築に役立てている。思考法や勉強法への関心が高く、最近はシステム思考を取り入れ、多角的な視点で仕事や勉強における課題を根本から解決している。 ファインマン・テクニックとは ほぼ白紙状態からファインマン・テクニックで学んでみた 理解
「試験範囲が広すぎて、最初のほうに勉強したことを覚えていられない」 「頑張って勉強しているのに、努力に見合った成果を挙げられない」 このようにお悩みの人は、勉強の “最後の5分” の使い方を工夫するといいかもしれません。 今回は、勉強の質を上げるためには最後の5分をどのように使えばいいのか、筆者の実践を交えて紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。 【ライタープロフィール】 澤田みのり 大学では数学を専攻。卒業後はSEとしてIT企業に勤務した。仕事のパフォーマンスアップに不可欠な身体の整え方に関心が高く、働きながらピラティスの国際資格を取得。現在は国際中医師合格を目指し毎日勉強している。勉強効率を上げるため、脳科学や記憶術についても積極的に学習中。 最後の5分で「復習」するといい 5分では足りない場合におすすめの復習法 2ページごとに区切って復習してみた (参考) Active Brai
最近どうも勉強が退屈に感じてしまう。気軽に試せて気分転換にもなる勉強法はないだろうか……? ――そんな方におすすめの、ちょっとしたアイデアがありますよ。学習効果も期待できます。実践とともに詳しくお伝えしましょう。 【ライタープロフィール】 STUDY HACKER 編集部 「STUDY HACKER」は、これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディアです。「STUDY SMART」をコンセプトに、2014年のサイトオープン以後、効率的な勉強法 / 記憶に残るノート術 / 脳科学に基づく学習テクニック / 身になる読書術 / 文章術 / 思考法など、勉強・仕事に必要な知識やスキルをより合理的に身につけるためのヒントを、多数紹介しています。運営は、英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」を手がける株式会社スタディーハッカー。 偶然に生まれた「対比効果」
学び続けるビジネスパーソンのためのメディア『STUDY HACKER』では、このたびWebライターを募集いたします。 効率的な勉強法や仕事術に関心をおもちの方、『STUDY HACKER』で記事を書いてみたい方からのご応募をお待ちしております。 STUDY HACKERが大切にしていること あなたは、こんなふうに思ったことはありませんか? 「勉強したいけど、仕事が忙しくて時間がない。効率よく勉強できたらいいのに」 「本で読んだことをしっかりと覚えて、仕事で活用したい!」 「仕事をスピーディにこなすコツってなんだろう?」 「チームの仲間と信頼関係を築いて、もっと仕事がうまくいくようになりたい」 私たち『STUDY HACKER』が届けたいのは、上記のような思いを抱くビジネスパーソンのみなさんに、「この勉強法、取り入れてみたい!」「明日の仕事でやってみよう」と思ってもらえるような情報です。 記
頭のなかが、やるべきことや心配事などでごちゃごちゃしている。周囲とうまく協調して仕事を進めるのが難しい。これらの悩みは一見まったく別のものですが、ある共通の方法で解決できます。それは「書く瞑想」。 「瞑想」と聞くと、どのような印象をもつでしょうか? かつてなら、「スピリチュアルの世界のもの」「なんだか怪しそう……」と思う人も多かったかもしれませんが、Googleをはじめとした世界的大企業が社員研修に取り入れたのが知られたこともあり、好意的にとらえる人も増えています。 多種多様な瞑想のなかでも「書く瞑想」を提唱しているのが、一般社団法人マインドフルネス瞑想協会代表理事の吉田昌生さん。書く瞑想の基本とビジネスパーソンにとってのメリットについて解説してもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 【プロフィール】 吉田昌生(よしだ・まさお) 1981年12月29日生まれ、福岡
将来こんな人になりたい、大きな成果を挙げたい――そんな目標を達成するのに役立つのが「書く瞑想」です。 「瞑想」というと、一般的にはメンタルを安定させるためのものといったイメージが強いもの。しかし、一般社団法人マインドフルネス瞑想協会代表理事の吉田昌生さんは、瞑想の効果は「いまこの瞬間」のメンタル安定にとどまらず、「未来の目標達成」にも及ぶと語ります。その瞑想とは「書く瞑想」。いったい、どのようなものでしょうか。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 【プロフィール】 吉田昌生(よしだ・まさお) 1981年12月29日生まれ、福岡県出身。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会代表理事。株式会社Melonチーフマインドフルネスオフィサー。大学卒業後、理想的な心と身体の在り方を瞑想、ヨガ、心理学などを通して研究。インドをはじめ35カ国以上を巡り、さまざまな文化に触れながら各地の瞑想やヨ
「勉強しなければ、まわりの有能な人に差をつけられてしまいそう……」 「AIが台頭する時代、勉強して思考力を鍛えないと、私の仕事はAIに奪われてしまう」 まじめな読者のみなさんなら、勉強する必要性は十分にわかっているはず。ですが、 「勉強しなければ」というプレッシャーによって疲れてはいないでしょうか。 本記事では、プレッシャーに妨害されることなく勉強に取り組むための、3つの小さなコツを紹介します。勉強し続けるためのヒントとして、みなさんのお役に立てれば幸いです。 【ライタープロフィール】 青野透子 大学では経営学を専攻。科学的に効果のあるメンタル管理方法への理解が深く、マインドセット・対人関係についての執筆が得意。科学(脳科学・心理学)に基づいた勉強法への関心も強く、執筆を通して得たノウハウをもとに、勉強の習慣化に成功している。 いつもの勉強場所から離れてみる 主語を “第三者” にしてみる
マネージャーの重要な仕事のひとつが “メンバーに業務を任せること”。適切なメンバーに適切なタイミングでタスクを振ることで、チーム全体の成果を最大化することができます。 一方で、メンバーに仕事を任せることを難しく感じている方が多いのも現実。仕事のやり方や注意点を伝えるのは時間がかかるもの。「自分でやったほうが早い」と、つい自己完結させてしまうケースもあるでしょう。 そこで今回は、メンバーへの仕事の任せ方について具体的に迫ります。 【この記事はこんな方におすすめ】 管理職(マネージャー)でメンバーに仕事を任せるのが苦手な方 新しく管理職になり、具体的な仕事の進め方を知りたい方 プレイングマネージャーをしていて、なかなか業務量が減らない方 チームメンバーに適切に業務を依頼し、チームとしてより成果を挙げたい方 【ライタープロフィール】 STUDY HACKER 編集部 「STUDY HACKER」
「勉強をしなくちゃいけないのはわかっている。でも、忙しくて……」 「毎日疲れているので、つい勉強を先延ばしにしてしまう」 やろうと思ってはいるものの、何かと理由をつけて勉強を後回しにしてしまう人は多いのではないのでしょうか。 そこで、今回は “先延ばしにしない” ための勉強術をご紹介します。勉強を習慣化させるために、本記事を参考にして勉強への取り組み方を改善しましょう。 【ライタープロフィール】 橋本麻理香 大学では経営学を専攻。13年間の演劇経験から非言語コミュニケーションの知見があり、仕事での信頼関係の構築に役立てている。思考法や勉強法への関心が高く、最近はシステム思考を取り入れ、多角的な視点で仕事や勉強における課題を根本から解決している。 目標設定を「低く」する 「ルーティン化」する 「とりあえず」行動する (参考) STUDY HACKER|専門家が解説「先延ばしせず勉強できる人」
「思うように結果が出ない」「いまひとつ成長実感がない」といったもやもやした思いを抱いている場合、もしかしたら自分のなかにある「常識」がそうさせてしまっているのかもしれません。 こう指摘するのは、アスリートや会社経営者のメンタルサポートを行なう臨床心理士の武野顕吾さん。成果を挙げたり成長したりするために知っておくべき、「多くのビジネスパーソンが正しいと思っているけれど、じつは間違っていること」を教えてくれました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 【プロフィール】 武野顕吾(たけの・けんご) 1967年9月26日生まれ、愛知県出身。臨床心理士。国際基督教大学大学院博士後期課程満期退学(臨床心理学専攻)。国際基督教大学卒業後に入社したソニー株式会社を退社後、 カナダのアマチュア硬式野球チームで7か月間プレーしたのち、臨床心理士の道へ。2004年に 横浜ベイスターズ(現横浜DeN
仕事の悩みのひとつとして、職場での人間関係を挙げる方は多いのではないのでしょうか。 雑誌『プレジデント 2024年3月1日号』にこんな調査結果が掲載されています。1,080名を対象に「あなたの悩みの種は誰か?」を尋ねたところ、「同僚」と答えた人が最も多く、次に多かったのが「上司」。この上位ふたつで全体の約40%を占めたそうです。(参照:「《緊急1000人調査》あなたの悩みの種は誰か?」, プレジデント, 2024年3/1号, pp.42-43.) 人間関係の悩みにはさまざまなものがありますが、今回の記事で注目したいのは「悪意のある人」との関わり方です。あなたの職場には、 「まわりからの評価が下がるのに、なぜこの人は悪意があることを言うのだろうか?」 「結局自分が損するのに、なぜこの人は意地悪な行動をしてくるのだろうか?」 と感じるような人がいないでしょうか? そんな人との接し方で悩んでいる
いくら頑張っても仕事が終わらず、残業続きで「自分は仕事が遅い……」とお悩みではありませんか? 仕事が速くなる秘訣を知りたいですよね。 仕事が速くなる方法について調べてみると、無駄を省いて作業を効率化する仕事術はたくさん出てきます。しかし、心の余裕のなさや疲労が原因で仕事がはかどらないなど、効率化だけでは解決できないケースもあるのではないでしょうか。 そこで参考にしてみたいのが、仕事の速い人がやっている “ちょっと意外” な習慣 。仕事のスピード改善にぜひお役立てください。 【ライタープロフィール】 上川万葉 法学部を卒業後、大学院でヨーロッパ近現代史を研究。ドイツ語・チェコ語の学習経験がある。司書と学芸員の資格をもち、大学図書館で10年以上勤務した。特にリサーチや書籍紹介を得意としており、勉強法や働き方にまつわる記事を多く執筆している 仕事が速い人の習慣1:「遊び心」をもって働く 仕事が速
仕事で毎日忙しく過ごしていると、「時間が全然足りない」と感じてしまうもの。「勉強もしたいし、本も読みたいけど、そんな時間はない」と悩んでいるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。 たくさんの知識を習得したいのに、勉強時間がない――という問題を解決するには、あなたの勉強に対する “ある固定観念” を取り払うといいかもしれません。 この記事では、勉強に取り組むことを阻む固定観念と何か、どうすれば限られた時間で効率よく知識を吸収できるのか、筆者の実践を交えながらお伝えします。たくさんの知識を習得したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 【ライタープロフィール】 澤田みのり 大学では数学を専攻。卒業後はSEとしてIT企業に勤務した。仕事のパフォーマンスアップに不可欠な身体の整え方に関心が高く、働きながらピラティスの国際資格を取得。現在は国際中医師合格を目指し毎日勉強している。勉強効率を上げ
会議でよく見られる問題に、参加者がなかなか発言してくれず議論が盛り上がらないというものがあります。そういった会議になってしまう原因はどこにあり、ファシリテーターの立場としてどのような対策ができるでしょうか。 自身が運営する「ファシリテーション塾」の塾長を務める中島崇学さんにアドバイスをもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 中島崇学(なかじま・たかあき) 東京都出身。株式会社共創アカデミー代表取締役。ファリシテーション塾塾長。NPOはたらく場研究所代表理事。慶應義塾大学卒業後、NECに入社。人事、広報、組織改革など社内外のコミュニケーション畑を歩む。特に組織改革では、社内ビジョン浸透のための「3000人の対話集会」の企画実施をはじめ、全社規模での組織開発プログラムを実施。NEC在籍中より会社、家庭以外の「第3の居場所」の必要性を感じ、社外の仲間
議論をリードするのが苦手で、上司から「次の会議のファシリテーション、よろしく」と言われると途端に気が重くなる……。そんな人は多いと思いますが、「ファシリテーターの本来の役割」を知れば、その気持ちは少し和らぐかもしれません。 ビジネスにおける「ファシリテーター」とは、一般的に「会議や商談などで意見をまとめ、よりよい結論に導くための進行を担う人」のこと。しかし、自身が運営する「ファシリテーション塾」の塾長を務める中島崇学さんは違った見方を示します。ファシリテーターの本来の役割、それを果たすために大切なことをお聞きしました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 中島崇学(なかじま・たかあき) 東京都出身。株式会社共創アカデミー代表取締役。ファリシテーション塾塾長。NPOはたらく場研究所代表理事。慶應義塾大学卒業後、NECに入社。人事、広報、組織改革など社内外のコ
「勉強は正直好きじゃないけれど、必要だからやっている」 「楽しく続けられて、効果もある勉強法はないかな……」 そんなふうに勉強にハードルを感じているなら、ゲーミフィケーションを取り入れてみるのはいかがでしょうか? ゲーム感覚で勉強を楽しめて、学習効果もアップするので一石二鳥ですよ。 今回は、ゲーミフィケーションを取り入れた勉強法をふたつご紹介します。 【ライタープロフィール】 藤真唯 大学では日本古典文学を専攻。現在も古典文学や近代文学を読み勉強中。効率のよい学び方にも関心が高く、日々情報収集に努めている。ライターとしては、仕事術・コミュニケーション術に関する執筆経験が豊富。丁寧なリサーチに基づいて分かりやすく伝えることを得意とする。 「ゲーミフィケーション」とは ゲーム要素の取り入れ方1「タイムカプセル暗記ゲーム」 ゲーム要素の取り入れ方2「陣取りゲーム」 (参考) 田中祐樹・岸本好弘(
「すべて中途半端」 「結局、何もできていない」 こんなふうに “できていないこと” ばかりに目を向け、落ち込んだ経験はありますか? 筆者はたまにそうなることがあります。でも最近、少しでも “できていること” に注意が向くと、物事がスムーズに運びやすくなると知りました。 そこで筆者が思いついたのは、予定ではなく “できていること” で埋め尽くす「できたことカレンダー」。書き続ければ、後悔や不安に悩まされることなく、仕事に打ち込めるようになるのではと考えたのです。実践を交えて詳しく説明しましょう。 【ライタープロフィール】 STUDY HACKER 編集部 「STUDY HACKER」は、これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディアです。「STUDY SMART」をコンセプトに、2014年のサイトオープン以後、効率的な勉強法 / 記憶に残るノート術 / 脳科学に基づく学習テクニック /
「書類やメールなど、文章を書くのが苦手……」 「スライドづくりにいつも時間がかかる。もっと手早くできるようになりたい」 このような悩みをもつ人は、日々の業務に “下書き” を取り入れてみてはいかがでしょうか? できるビジネスパーソンのなかには、下書きを習慣化している人も多いようです。具体的な実践例とあわせてご覧ください。 【ライタープロフィール】 藤真唯 大学では日本古典文学を専攻。現在も古典文学や近代文学を読み勉強中。効率のよい学び方にも関心が高く、日々情報収集に努めている。ライターとしては、仕事術・コミュニケーション術に関する執筆経験が豊富。丁寧なリサーチに基づいて分かりやすく伝えることを得意とする。 1.「PowerPointを立ち上げる前」に下書きする PowerPointを立ち上げる前に「手書き」で下書きしてみた 2.「話す前」に下書きする 話す前に「紙1枚」で下書きしてみた 3
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く