国連科学委員会 UNSCEAR 2012 白書の内容

「0.1Sv/年間はまったく健康に影響なし」との見解を国連が出した（恐らく誤り）とフォーブスの記事が報道。この、きっかけになった昨年の国連UNSCEAR（原子放射線による影響に関する国連科学委員会）の発表があります。 BIOLOGICAL MECHANISMS OF RADIATION ACTIONS AT LOW DOSES http://www.unscear.org/docs/reports/Biological_mechanisms_WP_12-57831.pdf という白書ですが、この中で最新の成果や今後の方向について述べられているので、重要と思われる部分をまとめました。 数年後これに基づいて何らかの決定（か正式な報告書の作成）が行われるようです。 この白書は、（発がんではなく）遺伝的毒性に関してしきい値があることに言及しているので、フォーブス記者の誤解はここに起因するのかもしれ

[nanagami]

国連科学委員会 UNSCEAR 2012 白書の内容 - Togetter

[mobanama]

"放射線の遺伝的影響のしきい値は0.5Gy"とあるのはtransmissible instabilityの話で遺伝的影響/継世代影響全般の話ではないのではないか。非標的効果としてのtransmissible instabilityが低線量低LETの健康影響に関与しないというだけ。

[YOW]

”Forbes記事「放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論」への反応”

[gimonfu_usr]

放射線（量）　閾値（影響がでない最小の値）の有無　https://twitter.com/glasscatfish/status/291494103865253889　／https://twitter.com/glasscatfish/status/291892203981250560　／https://twitter.com/Yuhki_Nakatake/status/291912894025715713