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なぜそこでは自殺が少ないのかー読書感想「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」(森川すいめいさん) - 読書熊録
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なぜそこでは自殺が少ないのかー読書感想「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」(森川すいめいさん) - 読書熊録
自殺件数が相対的に少ない「自殺希少地域」というものがある。そこではなぜ自殺が少ないのだろうか? 精... 自殺件数が相対的に少ない「自殺希少地域」というものがある。そこではなぜ自殺が少ないのだろうか? 精神科医森川すいめいさんが、実際に現地を旅して感じた学びをアカデミックな知識と結びつけながら綴ってくれた本が「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」だ。 意外にも、自殺希少地域の人間関係は緊密ではない。むしろ疎で多。それは、「人生は問題が起こるもんだ」という前提に立ち、様々な問題を抱えた人を「多様性」として包摂するためにある。そして「対話」がある。お互いが「ゆるく」関わりあうことが、生きやすいコミュニティの秘訣のようだ。青土社。初版は2016年7月14日。 人生は何かあるもんだ 森川さんは実際に、身近な人を自殺で失っている。救えなかった、という実感がある。そういうモヤモヤとした気持ちを持ちながら自殺希少地域を旅していて、気持ちは変遷する。その「揺らぎ」が読者としては学びになる。 もちろんある程