サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
www.knmknmm.com
小学生の頃と比べて、テレビは見なくなってしまいました。私自身はネットフリックス契約していませんが、本書では、それに代表される映像の見方の変化が、我々の生活にもたらす影響を考察してあります。 ネットフリックスの時代 配信とスマホがテレビを変える (講談社現代新書) 作者: 西田宗千佳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/10/16メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る 西田宗千佳(1971~) 福井県生まれ。ネットワーク、IT、先端技術分野を中心に活躍するフリージャーナリスト。 1.ネットフリックスの衝撃 「ネットフリックス関係者は、ことあるごとに『我々は放送を置き換えようとしていない』と話す。」(p.39) ニュースやスポーツ、バラエティのようなリアルタイム性の高いものは放送に向いており、ネットフリックスも手に出していない。しかし、映像を楽しむためのコスト構造の違い
人ごみを歩くと、様々な顔が見えます。すれ違う顔もあれば、微笑みかけてくる広告もあります。他人との共同的な時間現象として出現する曖昧微妙な顔を、現象学の視線によってとらえる興味深い本でした。 顔の現象学 (講談社学術文庫) 作者: 鷲田清一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/11/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (15件) を見る 鷲田清一(1949~) 京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻は哲学・倫理学。 1.〈顔〉 「同じひとの〈顔〉といっても、いったい彼のどの顔に定位したらいいのか。」(p.16) 顔というのは不安定である。顔は静止していない。男性であれば、朝に整えた顔も夕方になれば脂ぎって髭もめだってくる。女性であれば、化粧を落とせば他人のような顔が現われる。さらにひとは顔を「作る」場合もある。こうして他人の顔に関
いまドラマ『あなたの番です』で話題になっている推理小説ですね。私が江戸川乱歩を初めて耳にしたのは『名探偵コナン』で、今回初めて読んでみました。ネタバレ込みで書きますので気を付けてください。 パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション (6) (角川ホラー文庫) 作者: 江戸川乱歩出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2009/05/23メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (12件) を見る 江戸川乱歩(1894~1965) 本名は平井 太郎(ひらい たろう)。日本推理作家協会初代理事長。 1.あらすじ 売れない物書きの人見廣介は、定職にも就かない極貧生活の中で、自身の理想郷を夢想し、それを実現することを夢見ていた。そんなある日、彼は自分と瓜二つの容姿の大富豪・菰田源三郎が病死した話を知り合いの新聞記者から聞く。大学時代、人見と菰田は同じ大
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.knmknmm.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く