スターが生まれる気配を感じない／セルジオ越後 - セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」 - サッカーコラム : 日刊スポーツ

日本はボールを回すだけのサッカーだった。それが得点できない原因。「どうしても、もう1点取る」というサッカーじゃない。1－1に追いつき、上田を投入しても、そこに放り込むこともない。1－2となって、残り時間が少ないのに横パスばかり。最前線にボールが入らない。小川も上田も田川もほとんどボールに触っていないじゃないか。 「五輪予選」の重圧はないのだから、リスクを冒しても攻める姿勢が見たかった。1対1から抜くなど個人技でチャレンジしてほしかった。危険なシュートは相手の方が多かった。それはドリブルから生まれた。先制点も、PK奪取もドリブルからだった。日本の方が“予選用”のサッカーをしていたみたいだ。 さらに日本がボールを回して相手が疲れるならわかるけど、回した自分たちが疲れてしまっていた。 こんなサッカーをしていたら、東京五輪でのメダル獲得は難しいだろう。堂安や久保ら海外組とオーバーエージ（OA）が入

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正直、堂安と冨安がいないとかなり厳しいチーム。飯野と杉岡ぐらいしかレベルじゃなかった。