トランスジェンダー当事者らの団体「Tネット」が、約1600人にトランスジェンダーについての意識を尋ねた調査結果を公表した。「望む性別で社会生活を送ることは尊重されるべきだ」との考えを肯定する回答は7割を超えた一方、身近に当事者がいないと認識してきた人が多く占めた。当事者の実像に近づき、理解するにはどうしたらいいのか。(太田理英子) 公表は15日。4月上旬、国内で生活する20〜70代を対象にインターネットで実施し、1603人が回答した。Tネットによると、トランスジェンダーを含むLGBTQ(性的少数者)に関する意識調査は複数の前例があるが、「トランスジェンダーへの意識に焦点を絞った定量調査はあまり例がない」という。 冒頭の設問のほか、当事者に「好意的印象を持っているか」との質問に、「非常にそう思う」や「どちらかと言えばそう思う」など肯定的に答えた人は33.5%。「どちらとも言えない」が49%、