モノの形を捉える際に、「パース」という概念を抑えておく必要があります。 そうでないと、デッサンをする上でつじつまが合わなくなってしまい、結果的に不自然な絵となりかねません。 とはいえ、すべての場面でパースを用いるという訳ではないので、パースを理解せずともイラストレーターになれたりもします。彫刻家や油絵を描く人であればそこまで理解をしていなくても問題はないかもしれませんね。 ただ、一方でパースを理解しておく事によって漫画の背景や絵のつじつま合わせなどに役立てていく事が出来ますし、そこから表現の幅を増やしていく事も出来ます。 パースを習得しておく事は必須ではありませんが、理解しておく事に越した事はありません。 パースに関しては今回を合わせて2回に分けて解説をしていきますが、今回は一点透視図法におけるパースについて解説していきたいと思います。 また、二点透視図法もデッサンをする上で重要な要素とな