●本書の特徴 環境法の基本的考え方、個別法のポイント、訴訟解説、重大事件についての現場感覚あふれるコメントを1冊に凝縮。最新の研究成果や判例動向をベースに、一定の水準を確保しつつも平易な叙述により、学部授業、学部ゼミから法科大学院まで対応する新しいテキスト。 ●目次 はしがき………郄橋信輶 略語一覧 第I部 環境法の基本的考え方 第1章 環境法における権利と利益――環境権論を中心に………亘理 格 環境法における公益と私的権利利益 / 環境権論 / 環境権論再構成の諸類型 / 環境権 論の将来像 第2章 持続可能な開発………磯崎博司 環境と開発 / 持続可能性の確保 / 行政規則の連携 第3章 環境対策の費用負担………大塚 直 環境対策の費用負担 / 環境法における各局面での費用負担 / 課題と展望 第4章 環境リスク………岸本太樹 科学的不確実性 / 環境リスク――法的対応の難しさ / リ